iPhone 7,iPhone 7 Plusの噂は絶えませんが、どうやらAppleの新プロセッサーとみられる「A10」の存在がGeekbench 3のシングルコア情報からリークしました。報道によればすでにiPad Proなどに搭載されている「A9X」並みの高性能チップになるようです。
Appleの新「A10」プロセッサーがリーク
すでに次期iPhoneに新SoCが搭載されるのは多くのリークがありますが、今回はGeekbench 3からシングルコアの性能情報がリークしました。A10と言えば16nmFETでTSMC(台湾)が製造するとみられています。
TSMCやほかの製造社はまだ10nmプロセスでのマス製造の環境が整っていないようでA9と同じ16nmでの製造になるとみられていますが、当然ユーザーとしては新しいiPhoneに搭載されるなら「向上したパフォーマンス、少ないバッテリー消費、少ない発熱」などを期待したいですよね。
…では最初にGeekbenchに現れた結果によれば、すでに記事トップの画像にあるようにシングルコアの性能はなかなか高いものになっています。ただし見てわかるように、iPhone 6s/6s Plusに搭載されたA9チップよりは20%ほど向上していますが、iPad Proに搭載された「A9X」チップとはほぼ同等ということになっています。
これだけみると今までのSoCの性能向上からみれば「ん?」と思ってしまいそうなものですが、A10には「fan-out」というユニークな方法が使われるそうで、すでに報道されたリークによればサイズの縮小によってより大きなバッテリーを積めたりする可能性が高いそうな。
…実際にiPhone 7は「iPhone 6sよりもスリムな本体になりながらも1960mAhとより多くのバッテリーを搭載する」といったリークも入ってきており、総合的にみれば色々な進化があるようです。…いずれにしろモバイル端末に搭載されるチップセットとしては強力なモデルになるのは間違いないようなので、続報を期待したいですね。
Source:PhoneArea