KDDI/沖縄セルラー(au)では、2016年3月より「au国際通話定額」を提供開始します。カケホ・スーパーカケホに契約中のユーザーがオプションで利用可能で、データプランによって980円/月 or 1480円/月の追加料金のみでやすく電話をかけれる新プランとなっています。
若干わかりにくい内容となっているので、詳細を確認していきましょう!
au国際通話定額で、海外宛の通話が安くなる
KDDIが提供するauでは、国際通話が定額となります。月額料金に少し金額をプラスするだけで通常の海外通話よりも格安に電話をかけれるので、海外によく電話をかける方や、来日中の方もおすすめです。
最初に知っておくこと
今回は「国際通話定額」といっていますが、サービス対象国に対して「日本→海外にかける場合」です。なので日本から海外かけた時だけ定額の対象になるということです。海外からの発着信は適用外となるので注意しておきましょう。
定額対象外のパターン例
- 海外での発着信
- SMS送信
- 衛星電話/衛星船舶電話への通話
- 001国際モバイルトークをご契約で「001」から始まるダイヤルで発信した通話
- KDDIが別途指定する電話番号への通話…など
対象プラン
- カケホ(電話カケ放題プラン) or スーパーカケホ(電話カケ放題S)の契約
- 4G LTEスマートフォン or 4G LTEケータイ
上記の1,2を満たすau契約であれば、今回の「au国際通話定額」が利用できます。( (V)(VK)付きプランも含まれます。)
!)3Gケータイのカケホは対象外なので注意
月額料金
- データ定額2, 3 :+1480円/月(免税)
- データ定額5以上: +980円/月(免税)
auユーザーが現在契約しているデータ定額プランによって料金が異なります。自分の利用しているものを確認しておきましょう。
!)プラン適用は「申し込みの翌月から」となっており、また月途中で解約しても日割りとならないので注意。
通話の回数と時間
- 回数:月50回
- 1回の通話時間:15分
- 1回15分を超過:+20円/30秒(免税)
今回の海外通話定額プランは「完全かけ放題」ではなく、回数や1回あたりの通話時間が決まっているので注意。また他にも注意点があり、
- 51回目以降(15分以内):1回あたり300円(免税)
- 51回目以降(15分超過):上記の300円に加え、超過分は+20円/30秒(免税)
51回目以降の通話は1回300円の追加料金となり、その通話が15分を超えると30秒あたり20円の追加料金がさらに発生します。…50回という回数はかなり多いので超過する人は少ないかもしれないですが、回数や時間に制限があるということは覚えておきたいポイントです。
サービス対象国
- アジア圏:中華人民共和国 (マカオ除く)、フィリピン、大韓民国、タイ、台湾、ベトナム、香港、マレーシア、インド、ネパール
- 欧米その他:ブラジル、ペルー、アメリカ合衆国 (アラスカ除く)、カナダ、メキシコ、ハワイ、グアム、イギリス、オーストリア、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スウェーデン
2016年3月のサービス開始時点では、上記23か国が対象予定となっています。訪日外国籍の方が多い地域や、人気の留学・旅行先などはしっかりおさえてきているという印象。
申し込み方法
- au取扱店舗
- auお客様センター(au携帯から157,他社/一般電話からは0077-7-111)
- auお客様サポート
公式に発表されている内容では、上記の3か所から申込が可能です。ちなみに提供開始時期はすでに述べた通り3月ですが、申し込み自体は2016年2月10日から可能です。
au国際通話定額、新プランまとめ
今回のプランは「日本から海外にかける場合のみ」「完全かけ放題ではない」ということで、海外に長期滞在している家族などがいない限りは、LINEやFACEBOOK、Skypeなどのインターネット経由で無料通話をしたほうが安くおさまるでしょう。…KDDI調査によれば、
「在日外国人のお客さまは、無料通話アプリ等で海外に発信する利用シーンがある一方、音質を重視する際や相手がアプリを利用できない状況の際、急ぎの用件の際は携帯電話による音声通話を利用するなど用途に応じて使い分けしている状況です。」
といっている通り、どちらかというと日本で暮らしている外国人の方向けプランなのかもしれませんね。
(Source:KDDI)