Huawei mate 8が正式発表。スペックと価格を比較します。日本では格安スマホ「P8lite/P8max」などのSIMフリースマホが人気ですが、海外ではすでに高性能モデルのMateシリーズが人気。今回はCPU・カメラ機能などを総合的にまとめてみました。
Huawei Mate 8のスペック比較
ファーフェイのフラグシップ機「huawei Mate 8」。CPUには最新SoCの「kirin950」を搭載したハイスペックモデル。日本ではMate Sがすでに発売決定していますが、今回のMate 8はその遥か上を行く新機種です。
機種名 | Huawei Mate 8 |
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メーカー | ファーウェイ |
OS | Android 6.0 Marshmallow/Emotion UI 4.0 |
ディスプレイ | 6.0 inches(Corning Gorilla Glass 4) 1080 x 1920 pixels |
CPU | HiSilicon Kirin 950 Quad-core 2.3 GHz Cortex-A72 + quad-core 1.8 GHz Cortex A53 |
GPU | Mali-T880 MP4 |
RAM/ROM | 3GB/32GB |
camera | 16 MP, 4608 x 3456 pixels, optical image stabilization, phase detection autofocus, dual-LED (dual tone) flash 8MP front camera |
battery | 4000mAh |
WiFi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac` |
画面サイズは6インチ。表面はコーニング社のゴリラガラス4に覆われています。解像度はフルHD。
OSはAndroid 6.0 marshmallowをベースにしていますが、独自の「EMUI 4.0」を搭載。通知センターが若干使いにくそうです。
カラーは中国では4色展開。
国ごとに仕様は変えてくる可能性があるので、注意が必要です。
Kirin 950・オクタコアCPU
チップセットにはオクタコアの最新SoC「Kirin 950」を搭載。16nm FinFET+プロセスを採用しトランジスタも30億を装備した超高性能モデル。
CPUはオクタコア仕様となっており、世界初のCortex-A72アーキテクチャを採用。最近のハイエンドモバイル端末に搭載されているA57よりも性能は11%上ということで、こちらも驚異の内容に。
全体的に見ると20nmプロセスと比べても40%の性能向上と発表があり、かなり胸熱な内容となっています。
G for Gamesが公表した「AuTuTuベンチマークテスト」によれば、発表会で展示されていたデモ機のスコアが「82,945」という驚異の数値を残したそうです。クアルコムでリークされているSnapdragon 820の8万弱と良い勝負。
GPUにはMail-T880
今回のKirin 950にはARM設計の「Mail-T880」を搭載しておりグラフィックス性能が前モデル比で約2倍にアップしているのですが、別の部分で省電力化を図っている点も見逃せないポイントです。
バッテリーライフも大幅向上か
「kirin 950」はバッテリーライフにも貢献しており、消費電力も60%削減されているようです。
具体的にいうとiPhoneでいうところの「M9コプロセッサ」のような機能を積んでおり、サーがデータを集めて待機時の電流を削減。結果的には従来比で+約10時間持ち、2日は電池持ちが維持するとのことでした。
本体自体も4,000mAhの大容量バッテリーを積んでいるので、相当期待して良い内容に仕上がっています。
Huawei Mate 8のスペック・おすすめポイント
Huawei Mate 8には、CPU以外にもおすすめポイントが多くあります。カメラ機能他、指紋認証機能などまさに全部のせのフラグシップ期に仕上がっていますよ!
カメラ性能
背面には1600万画素のハイスペックカメラを搭載。独自モーターを搭載しており、高速かつビビットな写真撮影が可能です。また日本で発売されるMate S同様「プロカメラモード」を採用し、フィルター周りも高性能です。
インカメラも800万画素と高性能。セルフィー用にも活用できそうですね。
進化した指紋認証機能
スマートフォンのアンロックだけでなく、アプリなどにも使える指紋認証機能。今回はさらにアップグレードしています。
level 1,2,3と段階をふんだ認証システムで、セキュリティ関連も強化されています。さらにハードウェアレベルでの情報セキュリティが施されているので、安心して使える仕様となっているのも見逃せないポイント。
Huawei Mate 8の価格比較
正式な発表はまだありませんが、つたえられたところによれば約519米ドルだそうな。日本円に直すと6万円~7万円程度なので、スペックを考えるとコスパは高いです。
日本で発売されるMate SはMate 8よりも性能が低いですが79,800円なので、日本で発売されるとすれば価格はこれよりも高くなるかもしれないですね。
国内で人気のSIMフリースマホ
- Huawei Mate S 79,800円
- ZTE Axon mini 4万円前後
- Nexus 6P 74,800円
ファーウェイ新機種発表のまとめ
Mateシリーズはファーウェイがかなり力を入れているブランド。国内では格安スマホというイメージが強いですが、今後日本でも高性能SIMフリースマホを投入してくるでしょうね。
国内発売にも期待しましょう。
(Source:huawei china)