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ソフトバンクの1.5GHz / 1.7GHz帯3Gサービス終了について調べてみた

ソフトバンクが一部3Gサービス(1.5GHz/1.7GHz帯)の終了についてをすでに発表していますが、家族の使っている携帯電話に対象機種が含まれていたので、通知のハガキが来ていました。・・・一部3Gサービスの終了はLTEサービスの提供/拡大につながるので良いことではあるのですが、使えなくなる機種もいくつかあるので、今回記事にまとめています。

影響のある機種の多くがそこそこ古い機種で、新しい機種は逆にメリットが多いのですが、速度低下などもあるのでチェックしておきましょう。

1.5GHz帯の3G「ULTRA SPEED」は、2017年3月31日午後2時に終了

  1. ULTRA SPEED対応機種で、契約可能な一部プランを終了
  2. 対象機種を利用していると、3月31日午後2時以降にサービスエリアが縮小、通信速度の低下などがある(通信速度の低下は、関東の1部ですでに開始している)

1.5GHz帯の3Gサービスが終了することによって、大きく上記2点の変化があります。特にサービスエリアに関しては使えない機種もでてくるので、おそらく対象機種を持っているかたは、ハガキが届いている方もいることでしょう。

1.の契約可能なプランを終了で困るのは「サービス終了となる料金プランで契約しているお客様は、同日午後2時に自動的に契約解除(自動解約)となる」となることです。これはメインで使っている回線なら、結構困りますね。

ただこれで自動解約になった場合には、契約解除料が発生するサービスに加入中の場合でも、解約金は発生しません。これは通信会社主導で変更して使えなくなるので、当然といえば当然ですね。

1.5GHz 3G終了で、サービス提供が終了するプラン

これらのプランを利用している方は、サービス終了前に機種変更や乗り換えをしないと、解約になってしまうので注意。

・・・ちなみに機種変更の場合は、31日中はソフトバンク機種変更取扱店閉店時間まで機種変更が可能です。ソフトバンクオンラインショップではできないので、早めに確認しておいた方が良いでしょう。

使えなくなる機種

サービス提供エリアが縮小となる機種

下り最大通信速度が低速化する機種

下り最大通信速度が低速化した後、2018年1月末でサービス終了となる機種

※「データし放題」、「データし放題フラット for ULTRA SPEED」「データし放題 for ULTRA SPEED」などデータフラットプランまたはデータフラットプラン for ULTRA SPEEDと、データフラットプランSとセットでご契約いただいている場合に限る。

2018年1月末で1.7GHz帯もLTEへすべて移行するため、このようになっています。

下り通信速度の低下など、利用時に影響が出る機種

一部エリア利用時に速度低下などがある機種

現在ULTRA SPEED対応エリアかつ、SoftBank 4Gエリア以外となっている地域でのご利用時に影響がでる場合がある。

1.5GHz帯、1.7GHz帯の3Gサービス終了をまとめると・・・

対応バンドでいうと1.5GHz (band 11)と1.7GHz (band 3)の3G回線を順次縮小し、LTEに移行するということになっています。影響を大きく受けるのは比較的古い機種なのでチェックしておくべき。

一応band 1(2GHz)とband 8(900HMz)は3G WCDMAとして残るので、(推奨しませんが)海外端末でY!mobile回線でband 1 / band 8運用している方などは、そんなに影響を受けないのかなという感じもします。

またソフトバンクのLTE通話(VoLTE / ボルテ)は最近の機種ならほとんど対応しているので、比較的新しい機種を利用している方は恩恵の方が大きいかもしれません。

例えばiPhone 7やiPhone 7 Plusの対応バンドを見ると1.5GHz帯のLTEが利用できるはずなので恩恵がありそうですし、1.7GHz帯のLTE band 3は現状新しいソフトバンクスマホのほとんどが対応しているようなので、こちらも有利になりそうです。

単純に見ると新しい機種はメリットの方が大きいので、そのまま使うも良し、旧機種で速度低下やサービス終了対象になっている方は、解約金に注意した上で格安スマホに乗り換えるも良し、ですね。

Source : softbank

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