人気の格安SIM「mineo」を提供するケイ・オプティコムですが、2016年1月21日より「10GB」大容量プランを提供することを明らかにしました。データ専用SIMカードであれば、au回線のAプラン・docomoのDプランともに月額2520円で利用可能。音声SIMは若干価格が異なり、auが3130円・docomoが3230円となっています。
mineoの格安SIM、大容量プランを提供へ
au回線とdocomo回線の両方が利用できる「マルチキャリア」として人気の格安SIMマイネオですが、1月21日より大容量の10GBプランの提供を開始します。
マイネオの月額料金
今回新しいプランが加わることで、使える高速通信のバリエーションは500MB~10GBの計5つに。ドコモのDプランとAUのAプランで若干月額料金が違うので見ておきましょう。
au回線
Aプラン(au) | 500MB | 1GB | 3GB | 5GB | 10GB(New!) |
---|---|---|---|---|---|
シングルタイプ (データSIM) |
700円 | 800円 | 900円 | 1580円 | 2520円 |
デュアルタイプ (音声SIM) |
1310円 | 1410円 | 1510円 | 2190円 | 3130円 |
(データSIMにSMS機能が付属)
docomo回線
Aプラン(au) | 500MB | 1GB | 3GB | 5GB | 10GB(New!) |
---|---|---|---|---|---|
シングルタイプ (データSIM) |
700円 | 800円 | 900円 | 1580円 | 2520円 |
デュアルタイプ (音声SIM) |
1310円 | 1410円 | 1510円 | 2190円 | 3130円 |
(データSIMにSMS機能を付ける場合:120円)
公式サイト:mineo
パケットシェア・パケットギフト
mineoには強力な容量シェアサービス「パケットギフト」があります。グループ内であれば繰り越した高速通信容量を分け合うことができるので、今回の10GB大容量プランはさらに重宝されそうな予感。
他人ともデータ容量を分け合うことのできる「パケットシェア」もあるので、通信まわりに関する柔軟性は◎。回線提供元のauは学割でデータ容量増加に大きく舵を切りましたが、電話番号を使わずLINEなどで通話をするのであれば、まだまだ格安SIMのmineoの方がお得です。
家族割・複数回線割
複数回線・家族でマイネオ格安SIMを利用すると、毎月50円/回線の割引を受けることができます。
特に家族割はMVNOには見られないシステムなので、これと合わせると大容量+パケットシェアの良さが活きてきますね。
mineoの格安SIMに乗り換えで安くなる?
auからMNP
通常au料金から見てみると、データが5GBと安い方のかけ放題料金を合わせると、合計7000円です。
- スーパーカケホ/ 1700円
- LTE NET/ 300円
- データ定額5/ 5000円
- 合計→7000円
たいしてmineoを見てみると、5GBなら音声通話付きで月額2190円となります。つまり5千円近くも安くなっているわけですし、実はauひかりと合わせて月額料金が安くなる「スマートバリュー」の割引を足しても格安SIMの方が全然安いのです。
特にこだわりがなければ乗り換えてしまいましょう。いままでauで利用していたスマートフォンも、ほとんどがそのまま使えます。
docomoからMNP
ドコモの基本料金も5GBの場合は7000円。mineoのD音声SIMが月額2280円なので、こちらも5000円近く安くなる計算に。若干Dプランの方が料金が高いですがdocomoで利用していたスマホはほぼ使えるので、新機種を購入しないのであれば、
- ドコモユーザー→Dプラン
- auユーザー→Aプラン
に乗り換えて端末購入代金を節約するのがべスト。・・・もしSIMフリースマートフォンを購入したいという方もmineo側でセット購入できるので確認しておきましょう。
公式サイト:mineo
人気MVNOマイネオの新プラン・まとめ
大容量プランを追加することで、いままでauやドコモでデータが足りなかったヘビーユーザーにも良い選択肢が生まれました。格安SIM業界ではau回線を提供しているMVNO自体が少ないこともあり、これからも同社の動きに注目しておきたいですね!
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