中華スマホのVerneeブランドから、2Kディスプレイを搭載した「Vernee Apollo」が登場。高解像度のディスプレイは付属のVRゴーグルに活かされるようになっており、プロセッサーもMediaTekのHelio X25の10コアCPUと性能は十分。カメラは21MP、Wi-Fiも5GHz対応と全部入りの格安スマホながら、価格はセールで「$249.99」と激安になっています。Gearbestでセールが開始されているので、詳細をチェックしておきましょう。
Vernee Apolloのスペック
Vernee Apolloのスペックは以下の通り。性能は少し大げさですが「ポストOnePlus 3」と言えるくらい基本スペックは高いのが特徴です。
モデル | Vernee Apollo |
---|---|
ブランド | Vernee |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.5インチ 2560*1440 (WQHD/2K) 538ppi |
SoC | MediaTek Helio X25 Deca-core CPU (10コア) 2.5GHz Mali T880 GPU |
RAM | 4GB LDDR3 RAM |
ROM | 64GB eMMC5.1 ROM |
外部メモリ | microSDカードスロット(最大128GB対応) |
背面カメラ | 21MP, SONY IMX230 PDAF, F/2.2, 4Kビデオ撮影 |
フロントカメラ | 8MP |
バッテリー | 3,180mAh Built-in 急速充電対応 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 |
SIMサイズ | デュアル (nano + micro) |
対応バンド 周波数帯 |
2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 900/2100MHz 4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz |
センサー | Ambient Light Sensor, Gravity Sensor, Gyroscope, Hall Sensor, Proximity Sensor |
GPS | GPS, A-GPS |
その他 | USB Type-C |
本体サイズ | 15.20 x 7.56 x 0.93 cm |
重量 | 188g |
付属品 | Cell Phone: 1 Power Adapter: 1 USB Cable: 1 English Manual : 1 SIM Needle: 1 Other: 1 x VR Box |
参照 | Vernee Apollo |
高解像度2Kディスプレイ、10コアCPU、SONY IMX230の21MPカメラにVRゴーグルが付属するという、情報だけ見てもフルセット内容に。早速詳細をチェックしてみましょう。
2K、WQHD(2K)ディスプレイ搭載
まず注目したいのが、解像度が「2560×1440ドットの2Kディスプレイ」となっている部分。最近のスマートフォンでもフラグシップモデルをFHDに戻したりとWQHDはまだまだ珍しい状況で、中華スマホのブランドからこの解像度のモデルが出ること自体がかなり驚きです。
Verneeというスマートフォンブランド自体はかなり新しく、本社は多くのブランドと同じく深センに本拠がある模様。今後注目のブランドではあります。
VRゴーグルが付属
パッケージが「VRゴーグル」になっているのも大きな注目ポイント。最近ではTCLコミュニケーションのAlcatel IDOL 4がVR付きのパッケージを発売しましたが、これと似たような感じでパッケージがVRゴーグルになっています。
2K解像度のディスプレイを搭載したのもこれが理由のようで、「Ideal for VR」の言葉通りこの辺りにも期待したいところ。もちろんバッテリーが3180mAhと超大容量というわけではないのですが、急速充電への対応やHelio X25によってどれだけVRコンテンツが快適に使えるかには注目です。
MediaTek helio X25 10コアCPU
プロセッサーにはMediaTekのフラッグシップSoC「MediaTek helio X25」を採用。現在提供されているMediaTekのモデルでは最上位の性能を誇っており、10コア搭載で高速のクロックスピード、GPUはMali T880を採用していることでゲーミングにも期待できる内容です。
販売ページではAntutu benchmarkスコアものっていますが、10万点とSnapdragon 820 / 821クラスとは言わないまでもハイエンドモデルのスマートフォンに搭載されても良いベンチマークスコア。RAMも4GB LDDR3 RAM、ストレージも64GB eMMC5.1 ROMと十分すぎる容量に。動作面でもかなり期待ができますね。本当に200ドル台で大丈夫なのだろうか。
21MP、SONY IMX230 CMOSの背面カメラ & 4K動画撮影
背面カメラはSONY IMX230採用の21MPで、シャープで明るい写真撮影を可能としています。PDAFにも対応しており、高速フォーカスからの撮影もOK。4K動画撮影にも対応しているということで、この手の中華スマホの中では1つ飛び抜けたスペックとなっている部分には注目しておくべきでしょう。
フロントカメラも8MPの84°広角撮影に対応しているので、期待できそうなカメラ性能ですね。
USB Type-Cポート + Quick Charge対応
インターフェースにはUSB Type-Cポートを採用しており、急速充電にも対応しています。スペック的に(2Kディスプレイ解像度なので)電池持ちが少し心配なところですが、すぐに充電できるのであれば安心です。
ちなみに3.5mmイヤホンジャックは搭載していますが、USB Type-Cポートからイヤホンの出力も可能になっているようです。3.5mmジャックはそのままにOTGをサポートすることで、活用幅も広そうなスマートフォン。
オールメタルボディ
6000シリーズのアルミニウム・アロイをボディ素材に採用しており、CNC+ナノモールディング+アノダイジングでボディは防指紋処理が施されており、一体感のメタルボディがOnePlus 3のデザインを連想させるのは気のせいでしょうか。
Vernee Apollo、2Kディスプレイのモンスター中華スマホまとめ
高解像度ディスプレイにVRボックス、MediaTek Helio X25の10コアCPU、21MPカメラと、新興の中華スマホブランドとしては大手スマホメーカーのフラグシップモデルにも負けず劣らずのスペックを備えている点は、次世代の中華スマホ感を感じさせる部分です。
その価格、なんとセールスタート時は249.99ドル。購入は以下のサイトをチェックしておきましょう。
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