Apple SIMが発表も、国内は格安SIMの方が安い?
ついに発表されたアップルのSIMカードは、au回線が利用可能なプリペイド契約。海外の多くの国で利用できるのが特徴で、価格もそこそこ安いと評判です。
しかし、よくよく調べてみると「国内では格安SIMの方が安い可能性」が!詳しく確認してみましょう!
Apple SIM発表も、格安SIMの方が安い?
ついに発表されたApple SIMは、国内・海外で利用できる「プリペイドSIMカード」。格安SIMと比較する前に、まずはプランの内容を見てみましょう。
Apple SIMとは
アップル社が提供するモバイルデータ通信用のSIMカード。初期費用が600円、インターネットの利用容量が1GB/1500円で使えます。(国内利用の場合)
利用期間は31日間のプリペイド方式。
- 初期費用 600円
- 通信容量 1GB/1500円(チャージ可)
- 利用期間 31日間
- 最大通信速度 100Mbps
一部iPadのみで利用可
利用できる端末は一部のiPadのみ。割と新しいiPadでの対応となっているので注意が必要です。
対応機種
- iPad Pro
- iPad Air 2
- iPad mini 4
- iPad mini 3
国内は3日間の速度制限あり
国内ではau回線を利用できますが、その場合は「直近3日間の通信容量が3GB超過の場合、終日通信が速度制限」という制約があるので注意したいところ。
プリペイドのSIMカードなのでチャージをする以外は3GB超えることはなさそうなので、あまり心配する必要はないでしょう。
海外90か国で利用可能
アップルシム最大の特徴は「同じSIMを海外でも使える」ことです。
通常海外に行くと、安く通信容量を抑えたい場合は現地SIMを契約する必要がありますが、Apple SIMでは自由に契約通信事業者を選べるので、その必要がなくなるというわけです。
これは格安SIMではできないので、おすすめポイントと言えますね。
ちなみに実際に通信が使える国は、英語圏なら「アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア」などをカバーしていますし、その他ヨーロッパやアジア、南アメリカの多くの国で使えます。
Apple SIMと格安SIMを比較
では実際に格安SIMと比べてみましょう。
月額料金
月額料金では格安SIMが圧勝!国内で利用した場合、Apple側のプランは1GB/1500円。格安SIMは1GB/590円(DMMモバイル)で使うことができます。
Apple | 格安SIM |
1GB:1500円ごと |
1GB:590円(DMM mobile) |
初期費用 600円 |
初期費用 MVNOにより異なる |
そうなると、普通に運用する分にはMVNOが提供する格安SIMの方が断然安いです。月額1500円あれば、DMMモバイルであれば5GBは使えます。これは大きな違い。
公式サイト: DMM mobile
なお格安SIMは初期費用(SIM購入費用)が3,000円の所が多いようですが、これも端末セット購入などで無料になるケースがあります。
次は速度も比較してみましょう。
通信速度
日本でのレビューがあまり見当たりませんでしたが、海外レビューでは以下のようになっていました。
Apple SIM通信速度レビューの一例(海外)
- キャリア:T-Mobile US
- 43.66Mbps(受信)
- 14.29Mbos(送信)
随分と実行速度が速いようです。これが日本でも実現できているのであれば、かなりの高速通信を使えるはず。対して格安SIMの通信速度はどうでしょうか。
格安SIMの通信速度一例(11月)
- UQモバイル (au回線)
- 約20Mbps(受信)
MVNOの中では実行速度に安定感のある「UQ mobile」ですら、多くの通信速度調査では「行っても20Mbps前後」のようです。もちろん速度としては十分なレベルですが。
公式サイト:UQモバイル
Apple SIMと格安SIMの比較・まとめ
最後にメリットを表にしてみました。
アップルシム | 格安シム |
海外で使うなら超お得 |
国内で使うなら激安 |
海外渡航時プランの柔軟さから、旅行やビジネスで利用するにはAPple SIMがおすすめ!逆に国内で使うなら断然安いです。
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