「ZTE AXON mini」のレビュー。少し古い機種ではありますが、海外で価格が下がっていること、またAMOLED(有機EL)ディスプレイや、旭化成エレクトロニクス(AKM)のオーディオチップ「AKM4961」搭載やフロントスピーカーのオーディオ環境が魅力で筆者も発売時から目をつけていましたがAXON 7/7 miniと新機種が出たこともあって渋ったモデル。
ただし、GearBestでセールが開始したということで149.99ドルになっており、これはあまりに安いと思って購入してみました。スペック的にはまだまだ3万円台のSIMフリースマホにも対抗できるモデルかと思うので、実機をレビューして確かめてみたいと思います。
この記事の目次
- ZTE AXON miniの実機レビュー、ハンズオン
- ZTE AXON miniのスペック
- デザイン/開封
- 日本の技適マークあり、公式ROMでショップROMなし?
- Android 5.1.1 Lollipop/Mifavor UI
- 5.2インチのフルHD、AMOLEDディスプレイ
- Snapdragon 615 オクタコアCPU
- 3GB RAM/32GB ROM + 最大128GBのmicroSDカード対応
- Antutu Benchmark / Geekbench 4/3DMark
- カメラ性能
- IEEE 802.11 ac = Wi-Fiは5GHz対応
- AKM4961 オーディオチップ搭載
- フロントスピーカーは意外と・・
- 指紋認証/声紋認証/眼セキュリティ認証
- バッテリー/電池持ち
- ZTE AXON miniのレビューと総評
ZTE AXON miniの実機レビュー、ハンズオン
ZTE AXON miniは「AXON」シリーズのAndroidスマートフォン。記憶が正しければ日本では2015年12月にされたので少し前のモデルですが、まだまだ現役で使えるスペックを備えたスマートフォンです。

日本発売モデルはもともと少し高めになっていることもあり、当記事執筆時点でも価格コム最安が3万1980円(Amazonは少し安いモデルがありましたが、おそらく輸入品)です。「もう買う機会はないだろうな」と思っていたら、なんと中国ECサイトのGearBest.comで149.99ドルのセール。結果手に入れて届いたので、実機レビューをしていきます。
購入:ZTE AXON mini -gearbest.com-
ZTE AXON miniのスペック
ZTE AXON miniのスペックをまずは紹介。今回は海外から購入したので、日本発売モデルの対応バンドとは異なる可能性があることには注意。
モデル | AXON mini |
---|---|
ディスプレイ | 5.2インチ フルHD |
OS | Android 5.1 |
プロセッサ | Snapdragon 615 MSM8939 オクタコアCPU 1.5GHz Adreno 405 GPU |
内蔵メモリ | 3GB RAM |
ストレージ | 32GB ROM |
外部ストレージ | ○ |
カメラ | 13MP 8MP |
バッテリー | 2800mAh |
ネットワーク | 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz 3G: WCDMA 850/900/1900/2100MHz 4G: FDD-LTE 800/900/1800/2100/2600MHz |
SIM | デュアルSIM (nano SIM*2) |
本体サイズ | 4.35 x 7.0 x 0.79 cm 132g |
Wi-Fi | 802.11b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 |
同梱品 | Cell Phone: 1 Power Adapter: 1 USB Cable: 1 English Manual : 1 |
(購入サイト掲載のスペックを参照しています)
デザイン/開封
開封レビューをしていきます。まずは箱。思ったより大きいので驚きました。

内容物。ZTE AXON mini本体/microUSB-USBケーブル/ACチャージャー/SIMピン/説明書/ケース/付属イヤホンなどが入っています。ケースが入っていたから厚みがようです。ちなみにAC充電器は日本用ではなく丸型なので、アダプタを噛ませるか市販のものが必要。


本体。まずは前面ですが、5.2インチのディスプレイは左右が狭額縁設計になっており、思っていたよりベゼルレスといった感じ。有機EL(AMOLED)となっていますが、こちらはあとで詳しくレビューしていきます。

フロントスピーカーを配置。ZTEのAXONシリーズといえばこのフロントスピーカーが各所で高評価を得ている部分でもあります。

ちなみに新たに日本でも発売されたAXON 7とAXON 7 miniはフロントのデュアルスピーカーとなっていますが、AXON miniに関しては下の方に1つスピーカーがあります。その証拠に、日本版の公式スペック表にも「デュアルフロントスピーカー」とは書いていません。

(上のスピーカーに見える部分実はスピーカーではないので、音が出ないです。)
底面はmicroUSB端子。筆者が現在所持しているスマホはType-Cなどいろんなタイプの機種を多く持っていますが、変換アダプタ付きのケーブルを持っているのでこちらは問題なしです。
よく見ると背面はラウンドフォルムを描いており「2.5D CNC局面加工」らしいですが、呼び名はさておき持ち易さは抜群です。アルミ素材なので若干滑りますが、ケースもついており、本体も7.9mmと薄型なのでこちらも問題なし。

サイド部分。正面から見て右側に電源ボタン、左側に音量(ボリューム)ボタンが設置されています。個人的にはこのボタン配置がベストで、最近までフロントスピーカーが好きで利用していた「Alcatel Idol 3」が逆ボタンだったのでAXON miniで好きな位置に戻ったところも◎。もちろん、この辺りには個人で好き嫌いがありそうですが。
背面カメラ部分。LED フラッシュ/カメラ/指紋認証センサーが並んでいます。今回購入した価格は149.99ドルとかなり安かったので、この値段で指紋認証がついているのも好感触。

日本の技適マークあり、公式ROMでショップROMなし?
まずは気になる部分を1つ。今回はgearbest.comで購入したのですが、本体の情報を設定から確認して見ると「日本の技適マーク」が表示されていました。
また事前収集情報ではStock ROMではなくショップROMが入っているとの情報でしたが、聞いてみたところ(Chinese Stable ROMの)ショップROMだそうです。最近Gearbestのチャットをよく使うのですが、意外と深いところまで教えてくれるので英語OKな方なら使うべきかもしれません。
とりあえずドコモ系のSIMもLTE(4G)通信、W-CDMA(3G)通話が問題なくできているのでOK。
Android 5.1.1 Lollipop/Mifavor UI
実際の操作感、 UIの部分から見ていきます。ZTE AXON miniには「Mifavor UI」でメーカーの独自カスタマイズが施されており、ホーム画面はドロアーがないHUAWEIのEMUIやAppleのiPhoneやiPadのiOSに少し似ています。
これらが気に入らなければ別のアプリをインストールしてUIを変更することはもちろん可能です。OSバージョンはAndroid 5.1.1 Lollipopが標準搭載されていますが、Android 6.0へのアップデートは公式にはまだきていません(日本発売モデルもまだ公式には配信されていないです)。
通知センターや設定項目、アプリもZTE独自の仕様になっています。できることはAndroidベースでほぼ変わらないので、気になる部分は特になし。通知センターから直接ON/OFFできる設定項目の表示が多いのは使い易さのポイント。
初期キーボードは少し使いにくいものになっているので、筆者の場合はGoogle keyboardに変更しました。ちなみにOSは日本語設定もOKで、設定画面も日本語になります。

(初期キーボード)
少し気になったのが、左右のランドスケープだけでなく、ほとんどのアプリが上下リバーシブルのUIになっていること。上下どちらの向きでも使えるこの仕様はAlcatel IDOLシリーズのUIと似ており、現状ホーム画面と本体設定以外は上下関係なく使えるような仕様になっているようです。またランチャーアプリもGoogle Nowランチャーに変えて使ってみましたが、問題なく上下リバーシブルUIになっているようです。
その他「ジェスチャー&モーション」などの設定もありますが、基本的にはAndroidで使えるような機能が+αがポツポツと搭載されている印象を受けます。「Mi Pop」を利用すると、ディスプレイ上に戻るボタンなどをフローティングしておくことも可能です。
5.2インチのフルHD、AMOLEDディスプレイ
「mini」ですが、ディスプレイサイズは5.2インチです。というのも通常モデルがAXONやAXON Proとなっているので、小さいモデルにはminiとつけているものと思われます。


ディスプレイ解像度は1920*1080のフルHD、そしてAMOLED(アモレッド/有機EL)を採用しています。ここもLCD系かAMOLED系かで好みが分かれる部分ではありますが、個人的にはサムスンのGalaxyシリーズからAMOLED系列のファンなので、ビビットな表現に高評価。

そもそも「AMOLED/フルHD」というスペックが国内では(同価格帯で)まずないですし、中華スマホで見てもほぼ見当たらないです。そういった意味ではセール価格も踏まえると意外と唯一無二の存在のような気もします。設定でディスプレイ色の調整も可能なので、好きなもの設定しておくと良いでしょう。
Snapdragon 615 オクタコアCPU
プロセッサーはQualcommのSnapdragon 615を搭載。2014年発表のSoCなのでミドルハイとは言えるかは少し微妙になってきたプロセッサかもしれませんが、100ドル台で購入できるSIMフリースマホと考えると十分すぎるスペックを備えていると思います。
画像(CPU=Z)
- Qualcomm Snapdragon 615
- ARM Cortex-A53 ×8 CPU
- Adreno 405 GPU
クロック数表記は最大1.5GHzになっており、普段の利用には十分でしょう。
3GB RAM/32GB ROM + 最大128GBのmicroSDカード対応
内蔵メモリは3GB RAM、内部ストレージは32GB ROMとこの価格帯では大容量で、microSDカードスロットも最大128GB(~microSDXC)と容量は十分。
少し気になったのは内部ストレージの実質利用量で、設定を見てみるとシステムなどに取られて「32GB ROM」というほど実際の利用可能量は22GB弱。

ZTE AXON miniはせっかくAKM4961オーディオチップを搭載しているので、オーディオ好きな人は(スマホ1台で聴く人は少ないかもしれないですが)、Hi-FiなのだからWAVやFLACなどで音楽を聴きたい場合にも「ある程度」保存容量があるのはGood。
microSDカードで最大+128GBも可能なので、普段の利用でストレージ容量で困ることはあまりなさそうです。
Antutu Benchmark / Geekbench 4/3DMark
ベンチマークスコアも測って見ました。今回はAntutu Benchmark、Geekbench 4、3DMarkで計測。
Antutu Benchmark (v6.2.6)では「40,047点」。2016年後半に日本で購入できるミドルクラスのSIMフリースマホからすれば少し低めですが、「価格も考慮するなら」十分高性能といって良いのではないでしょうか。

Geekbench 4の結果はこちら。シングルコアが「647」、マルチコアが「2109」。こちらも100ドル台の格安スマホなら悪くない数値です。
3Dmarkの計測結果。Sling Shot(ES 3.0)は「129」、Ice Storm Extremeが「5603」、Ice Stormが「9529」でした。
重めのゲームとなるとやはり辛そうな結果ですが、発売された時期やフラグシップモデルではないことを考えれば十分な全体スコアのように思います。
カメラ性能
カメラ性能は13MP、LEDフラッシュライトを搭載。やはり2016年後半に売れ筋のZenFone 3やHUAWEI P9 liteなどに比べると全体のクウォリティはやや劣るように思いますが、カメラアプリのUIは使いやすく、モードの切り替えは簡単です。
撮影モードは「マニュアル・HDR・パノラマ・美肌・間隔・傾き調整・M-EXPO・効果」といくつか搭載されています。撮影モードは他の機種と変わらず多いので、撮影モードを切り替えて撮影をし始めると意外と遊べます。
撮影モードは「マニュアル・HDR・パノラマ・美肌・間隔・傾き調整・M-EXPO・効果」といくつか搭載されています。撮影モードは他の機種と変わらず多いので、撮影モードを切り替えて撮影をし始めると意外と遊べます。
(通常)

(HDRモード)

通常モードでの撮影だと少し白がかった画になりますが、HDRモードを使うと補正でちょうど現実に近い色になります。
(HDRモード)

同色があると赤や白は少し繊細さにかけると感じる部分はあるものの、全体的には撮り方次第でそこそこの写真は取れると思います。




暗所の撮影は弱め。全体的なカメラ性能で言えばやはり少し前のミドルレンジモデルといったところで、流石に最近のGalaxyやiPhoneのフラグシップモデルにあるような「手軽に綺麗な写真が撮れる」といったレベルではありませんが、価格を考えと十分な気も。
思ったより良かった点といえば、AF(オートフォーカス)と、ディスプレイタッチでのフォーカスがそこそこ素早く正確なこと。動画のクウォリティもそんなに悪くないので、価格帯を考えるとアリな気がします。
何回か焦点距離を変えてフォーカスしてみました。しっかり動くので、そこまでこだわりがなければ2万円以下の格安スマホと考えると許容範囲のクウォリティかと思います。
IEEE 802.11 ac = Wi-Fiは5GHz対応
Wi-FiはIEEE 802.11 acに対応しているので、5GHz帯の無線LANでも接続可能です。日本の技適表示もあったということで、通信速度もアプリ(Ookla Speedtest/RBB SPEED TEST)で計測してみました。自宅のWi-Fi環境はac対応ルーターでフレッツ光のファミリー1Gbps。テスト時間は平日の夜9時ごろ。

何回か計測したところ計測値にばらつきはありましたが、平均して10~20Mbps程度は速度が出ている模様。Youtubeやその他アプリを利用するには十分な速度が出ていますし、今の所接続で不満な点もありません。同じ時間帯では他のiPadなどで接続してもこの程度だったので特段繋がりにくかったりということはなし。
AKM4961 オーディオチップ搭載
オーディオ面では、旭化成エレクトロニクスの「AK4961」というHi-Fiオーディオチップを搭載しています。
設定では「設定 >音声&バイブ >ドルビーデジタルプラス」から、イコライザーの設定やイヤホン/ヘッドフォン接続時の「サラウンドバーチャライザ」のON/OFF切り替えができます。(スピーカー時は利用不可のようです)
実際にYoutube動画、NetflixのTVドラマや映画、FLAC/WAV/MP3など音楽ファイル(プリセットの音楽再生アプリ)で視聴してみました。
(今回視聴した機器)
- Co-Dongri 雫(イヤホン)
- SHURE SE215(イヤホン)
- HUAWEIのスマホ付属のイヤホン
- DENON AH-MM400(ヘッドフォン)
- BOSE SoundTure AE(ヘッドフォン)
イヤホンは~1万円前後、ヘッドフォンは~3万円前後のモデルで視聴してみましたが、音楽を聞く用のDAP⇆スマホ単体の違いほど、明確な差はないような気はします。イコライザーやサラウンド効果を手軽に設定できるので、この辺りは魅力的。
特にドルビーデジタルプラスは設定次第でボーカルが前に出て聴きやすいと感じる人もいるでしょうし「スマホ1台で音楽を楽しみたい」人には使い勝手は良さそうな機種と言えそうです。
フロントスピーカーは意外と・・
ZTEは最近オーディオ面でのスペック強化が目立っているので、フロントスピーカーのクウォリティも期待していました。・・が、意外と微妙。

(スピーカーはフロント右下のみ)
というのも、すでに紹介した通りフロントスピーカーでも、実際にスピーカーが搭載されているのは右下の部分のみです。上は受話孔になっています。この部分は4gamer.netのレビューを見た時点で知っていたことではあったのですが、Youtube、期待以上の音質は得られせんでした。これらが気になる方はフロントデュアルスピーカーを搭載したAXON 7や7 miniに期待。

(すでに説明した通り、上からは音が出ていない)
ちなみに「特にオーディオ面を押していないスマートフォン」と比較すると、もちろんスピーカーの音は良い。ただし現在2万円前後で購入できる「alcatel IDOL 3」などと比較すると、少し劣るような気はします。
指紋認証/声紋認証/眼セキュリティ認証
ZTE AXON miniは生体認証が3種類搭載されています。
まずは「指紋認証」。これは他のフィンガープリントセンサー搭載機種と同じで、ロック解除やアクセスプライバシー、電話に出たり写真を撮影する際に活用可能です。登録可能な指紋は5つまで。

「声紋認証」は、自分の声を登録してロック解除することができます。例えば「Wake up」と録音しておくと、ホーム画面からマイクのボタンを押して「Wake up」としゃべることでアンロックが可能です。
(ロック画面でマイクボタンをスライドして話すと、ロック解除ができる。が、慣れないと使い難い)
「眼セキュリティ認証」は、文字通り自分の眼を登録してロック解除ができます。設定からインカメラでスキャンすることで、アプリや個人領域にアクセスすることが可能です。

例えばホーム画面のロックを2重、3重にかけるものではないのでどれか一つを設定しておけば問題なさそうですが、ホーム画面のロックは指紋認証が一番手っ取り早くはあります。
バッテリー/電池持ち
2800mAhのバッテリー容量ですが、HUAWEI P9 liteやZenFone 3よりは短い印象です。Android 5.1でまだAndroid 6.0 Marshmallowへのアップデートは来ていないですし、そこまでバッテリー持ちは良くない印象です。通常設定だと1日持たない可能性もあるので、本体設定をしておくと良いでしょう。
設定の「電源管理」の項目では「CPU自動調整」「バックグラウンドアプリ管理」「長時間待受モード」「節電管理」などを調整できるので、これらを駆使すれば電池持ちの部分は延命できます。通知センターでも切り替えできるので、手軽で便利。
ZTE AXON miniのレビューと総評
スペックとベンチマーク、そして実際の操作を試してみて、「3万円前後なら高い、2万円前後なら購入しても良い、1万5000円程度ならお買い得」といったところでしょうか。
注目していたのはAMOLEDディスプレイとオーディオ関連の機能ですが、ディスプレイに関していえば個人的にAMOLEDが好きということもあって好感触でした。左右のベゼルも狭いので、5.2インチのサイズ以上に手におさまる感覚もよかったです。
フロントスピーカーがAlcatel IDOL 3より劣るのは気になった部分ですが、それでも多くのスマートフォンに搭載されているスピーカーの音割れやこもる感じはなく、他の格安スマホと比較してもイヤホン/ヘッドフォンなしで動画や音楽を楽しめる機種ではあります。
付属イヤホンもありますが、すでに自前のイヤホンやヘッドフォンで良いものを持っていればより音楽鑑賞を楽しめるでしょう。筆者はイヤホン/ヘッドフォンなど実際に音のなる機器の違いで音質変化がもっとも大きいと考えているのですが、AK4961搭載などプレイヤーとしても「スマホ1台で音楽を聴きたいなら」十分使える機種かと思います。
・・・これらの評価で日本価格の3万円ならさすがに購入する気にはならないのですが、セール価格で149.99ドルを考えるとかなりお買い得です。OSバージョンなどを気にしなければ十分活躍できる機種かと思うので、気になる方は購入サイトをチェックしておきましょう。
購入:ZTE AXON mini -gearbest.com-