中華スマホのブランド「Elephone」から、フラグシップモデルとなる「Elephone S7」がプレセールを開始しました。「S7」のモデル名の通り、サムスンのGalaxy S7シリーズを意識した(?)光沢のある背面パネルとカーブした本体が特徴のAndroidスマートフォンです。
注目すべきは価格とスペック。プロセッサーにMediaTekのhelio X20、10コアCPUを搭載している点で、かつ本体価格は150ドルを切るモデルがあるなどコストパフォーマンスも抜群に。
GearBestでセールが開催されており日本でも購入できるようになっているので、チェックしておきましょう。
Elephone S7のスペック
Elephone S7は、Android 6.0 Marshmallowを搭載したSIMフリースマートフォン。スペックは以下の通りです。
モデル | Elephone S7 (Limited Edition) |
Elephone S7 |
---|---|---|
OS | Android 6.0 Marshmallow | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD Gorilla Glass 3 |
5.5インチ フルHD Gorilla Glass 3 |
プロセッサー | Helio X25 64-bit Deca-core CPU ARM Mali T880 GPU |
Helio X20 64-bit Deca-core CPU ARM Mali T880 GPU |
メインメモリ | 4GB RAM | 2GB/3GB/4GB RAM |
内部ストレージ | 64GB ROM | 16GB/32GB/64GB ROM |
外部ストレージ | microSDカード対応 (最大128GB) |
microSDカード対応 (最大128GB) |
カメラ | 背面13MP, フロント5MP | 背面13MP, フロント5MP |
バッテリー | 3000mAh | 3000mAh |
対応バンド/周波数帯 | SIMサイズ:Nano SIM×2 GSM:B2/B3/B5/B8 (1900/1800/850/900) WCDMA:B1/B8 (2100/900) FDD-LTE:B1/B3/B7/B20 (2100/1800/2600/800) TDD-LTE:B38/B40(2600/2300) 4G+ VOLTE(ローカルキャリア対応が必要) |
SIMサイズ:Nano SIM×2 GSM:B2/B3/B5/B8 (1900/1800/850/900) WCDMA:B1/B8 (2100/900) FDD-LTE:B1/B3/B7/B20 (2100/1800/2600/800) TDD-LTE:B38/B40(2600/2300) 4G+ VOLTE(ローカルキャリア対応が必要) |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n 2.4G/5G | 802.11 a/b/g/n 2.4G/5G |
Bluetooth | 4/0 | 4.0 |
その他 | センサー:Gyroscope,G-sensor,P-sensor,L-sensor,Hall,E-compass OTG:○ I/O Interface:USB USB:Micro USB 5 pin 指紋認証:○ |
センサー:Gyroscope,G-sensor,P-sensor,L-sensor,Hall,E-compass OTG:○ I/O Interface:USB USB:Micro USB 5 pin 指紋認証:○ |
本体サイズ | 15.04 x 7.32 x 0.76 cm 約175g |
150.4*73.2*7.6mm 175g |
本体カラー | Blue, Black | Gold,Blue,Black,Green |
ベゼルレスデザインのフルHDディスプレイ
ディスプレイサイズは5.5インチ。JDIインセルスクリーンを採用しており、解像度も1920*1080のフルHDと高めです。ベゼルレスデザインを採用しており、両面は若干のカーブを描いています。
背面は光沢のあるデュアルカーブドデザインを採用。見た目的にはサムスンの「Galaxy S7 edge」や、最近発売されたHUAWEIの「Honor 8」などに似ているかもしれません。遠くから見る分には、完全にGalaxy S7/S7 edgeのデザインです。
前面のボタンには指紋認証センサーを搭載。本体薄さもelephone公式サイトの公称値で7.6mmとかなり薄型設計です。
中華スマホは内部スペック重視で安いという部分も以前はありましたが、スペック・価格だけでなくデザインにもグっとアプローチしている点が他のブランドとは決定的に異なる点ではないでしょうか。
もちろんGalaxy S7 edgeと比較して「a shameless clone of its Samsung namesake」とPhoneAreaに評されたElephone S7ですが、ユーザーにしてみれば「デザインが良くて性能が良くて安い」とあればそれに越したことはないですよね。
MediaTek MT6797「helio X20」搭載
注目はMediaTekのSoC「MT6797」通称「helio x20」を搭載している部分。10コア(Deca Core)CPU・トリクラスタ構成が処理負荷に合わせて効率よく駆動するプロセッサーです。
Helio X20といえば、Xiaomiの「Redmi Pro」や「Redmi Note 4」などにも搭載されているSoCで、最近では「価格を抑えつつ高性能」というミドルレンジ+αのスマートフォンに搭載されているのをよく見かけます。最近では日本発売の「FREETEL SAMURAI KIWAMI 2」でも採用が発表されましたね。
13MPの背面カメラ リアルタイムHDR
背面カメラは13MPで、F/2.2、リアルタイムHDRなどに対応します。
「Electric Anti shake」とあるので電子式の手ぶれ補正機能もついているようです。フロントカメラは5MP。
3000mAhのバッテリーと急速充電
バッテリー容量は3000mAhで、急速充電にも対応するとしています。
異なる内蔵メモリとストレージ容量
Elephone S7では3種類の異なる容量モデルを用意しており、それぞれ価格も異なります。記事執筆時点でのGearbest価格を参考にするとゴールドカラーで149.99~209.99ドルと、どの容量モデルもコストパフォーマンスは非常に高い設定となっています。
カラーによっても若干値段が異なるのですが、もはや最上位モデルを見るとhelio X20/4GB RAM/64GB ROMとフラグシップ機とも言えるハイスペック仕様になっています。一応販売開始しているECサイトを調べてみましたが、AliExpressでも価格が同じだったので、購入はGearbestで良いのかなという気がします。
(購入サイト↓)
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