ペブルリーズから円形の薄型スマートウォッチ「Pebble Time Round」発表!KickStarterで人気を集めている同社のウェアラブル端末だけに、電池ペーパーディスプレイを搭載した新モデルに注目!
Pebble Time Roundとは
まずはPebbleとは何か?というところから確認して行きたいと思います。独自OSを搭載した腕時計となっていて、Android、iPhoneの両方から通知を受け取ることが出来る面白いモデルです。
Kickstarter人気の新モデル
もともとPebbleシリーズは、プロジェクトごとに資金集めが出来るクラウドファンディングの「KickStarter」から人気を博したスマートウォッチ。
活動計やゲーム・マップなど様々な機能を搭載するだけでなく、2013年の発表当初はiPhone/Androidの両方から通知を受け取ることの出来る実用性の高い腕時計として注目をあつめました。
- Pebble(2013)
- Pebble Time(2015)
- Pebble Time Steel(2015)
- Pebble Time Round(2016発売予定?)←今ココ
そしてカラーディスプレイのTimeシリーズが発売され、現在の円形ディスプレイ「Round」へとつながっています。
ペブルシリーズでは初の円形
以前までは四角形の画面でしたが、ペブルとしては初のラウンドフォルムディスプレイを搭載。所謂「スマートウォッチっぽさ」がなくなり、普段身につけていても気にならないような洗練されたデザインへと生まれ変わりました。
Android Wearの「Moto 360(Motorola)」が発売されてから一気に円形スマートウォッチの人気が高まったようですが、それからLG Watch Urbane, SAMSUNG GEAR S2,HUAWEI WATCHなど各社新機種に円形を採用。
ペブルもこの流れに乗っかったようです。
超軽量の28g
超軽量を謳う、脅威の28gという重量。とことん薄いデザインにこだわったようです。ここは個人的にあまりおすすめ出来ない点。
なぜかというと、薄くなったことでバッテリーの駆動時間が約2日に縮まったこと。前作では1回充電で約1周間の電池持ちだったことを考えると、超絶退化しています。
Eペーパーディスプレイによる電池持ちがPebbleシリーズのメリットの1つだっただけに、個人的にこの変更は残念でなりません。
Pebble Time Roundの特徴
新モデルのPebble Time Roundの詳細と特徴を比較していきたいと思います。
スペック
軽量と円形ということが一番の特徴です。また交換バンドサイズは14mmと20mmがあり、本体カラーはブラック・シルバー・ローズゴールドの3色。
機種名 | Pebble Time Round |
OS | Pebble OS |
CPU | Cortex M4 (シングルコア) |
バッテリー | 約2日 |
充電速度 | 15分で約1日分 |
対応 | Android , iOS |
仕様は前作のPebble Time Steelとほぼ変わりませんが、大きな変更があった箇所はバッテリー。Steelは最長10日持ちましたがRoundは約2日間のみ。その代わり15分で1日分を充電出来るようになっています。ちなみに前作同様カラーディスプレイは継承しています。
通知機能
Bluetooth連携での通知機能に対応。グランスで着信・時間・メール・スケジュール・カレンダーなどを確認できます。
また「Timeline interface(タイムライン・インターフェイス)」機能を搭載し、未来の予定の確認も可能。これはApple Watchの新機能「タイムトラベル」と非常に良く似ています。
もちろんフィットネス用にアクティビティトラッキングや睡眠トラッキング機能をアプリでダウンロード可能です。有名なところでいくと「Misfit」などを利用できるので、エクササイズ・運動用でも実用性を発揮することでしょう。
Androidに対応
アンドロイドの通知機能に対応。OSの対応が多いのがペブルの特徴です。もちろんAndroid Wearのスマートウォッチも増えてきたので選択肢の1つとしてはアリでしょう。
ただし最近のウェアラブルOSではネイティブアプリを開発できる環境が整っていますしバッテリー性能も向上しているので、必ずしもペブルシリーズを購入する必要がなくなってきているのも確かです。
iOS(iPhone)にも対応
こちらもPebbleの目玉だった機能。RoundでもiPhoneと連携して利用可能です。ただし「Android Wear for iOS」が発表され、こちらも存在感としては薄れてきている状況。
Apple Watchの登場で、ウェアラブル業界全体が一気に加速した感はあります。とくにOSの両対応でメリットがあったPebbleにとっては大迷惑の気が…新しい特徴を模索しているようですね。
バッテリー
駆動時間は約2日間と一気にダウングレードしましたが、その代わり15分の充電で約1日分動くという新機能が。
充電時間を短くすることで、バッテリー駆動時間が短くしたカラクリにはなんとなく納得です。朝シャワーを浴びている時間に充電すれば、1日中安心ということですからね。
ただしASUSの最新ウェアラブル「Zenwatch 2」はMAX2日〜2.5日間駆動・36分で50%充電できることを考えると、逆にPebbleであるメリットがなくなってきているのかなぁというのが、正直な感想です。
Pebble Time Roundの購入方法
最後にPebble Time Roundの購入方法をまとめておきます。どうやら日本にも送れるみたいですよ!
購入手順
Pebbleのホームページに進み、「BUY NOW(購入する)」をクリック。すると商品の詳細画面にいきます。
価格の横の「ADD TO CART(買い物かごにいれる)」をタップ。他にほしいものがなければポップアップした画面の「CHECKOUT」をクリック。
次に情報の入力画面がでてくるので、正しく入力。項目は以下のとおりです。
- Country →Japan
- NAME→フルネームを入力
- Address 1→住所
- Address2→住所の続き(任意)
- City→市町村区名
- Region→地域(ここは【東京都】など都道府県名で問題ないでしょう)
- Postal Code→郵便番号
- Email→メールアドレス
- Phone→電話番号(配送に使うので間違わないようにしましょう)
それから配送種別を選びます。
- STANDARD(何週間かかかる:無料)
- DHL(3〜5日営業日:25ドル)
金額を確認したら「NEXT PAYMENT METHODS(支払い方法)」をクリック。次の画面でクレジットカード情報を入力します。(もしくはPayPal)
入力しおわったら「Place Order(注文)」をタップ。基本的にはこれで終わりです。
あとは 「30 day Return Policy(返品内容)」や「1 Year Warranty(一年の製品保証)」の項目もあるので、必要であれば予約前に確認しておきましょう。
ちなみに保証内容は国によって異なるようなので、注意が必要です。
価格
価格は約3万円からです。前作のPebble time Steelと同じ価格となっているので、コストパフォーマンスはまずまずではないでしょうか。
- Pebble Classic /US$99.99
- Pebble Steel /US$149.99
- Pebble Time /US$199.99
- Pebble Time Steel /US$249.99
- Pebble Time Round /US$249.99
Pebble Time Round発表のまとめ
円形になったことでファッションアイテムとしても身につけやすくなった新モデル。競合も多くなってきているので、なんとしてもスマートウォッチ元祖のペブルには頑張って欲しいものですね。
コメント