AppleがiOS 9.3.3へのアップデートを発表。今回の更新はセキュリティに関する部分の改善が多いようです。
iOS 9.3.3で改善された点
今回の修正でユーザーが気になるところとしては「カレンダーの招待で端末が再起動する」「Facetime通話の問題」「Siriによって連絡先が見えてしまう」といった部分でしょうか。今回のアップデートは機能追加より不具合とセキュリティ修正がメインになっています。
- カレンダーの招待に関する不具合
- コアグラフィックスに関するセキュリティの改善
- Facetimeの通話に関するセキュリティの改善
- ImageIOに関するセキュリティの改善
- IOAcceleratorFamilyに関するセキュリティ改善
- IOHIDFamilyに関するセキュリティ改善
- Kernelに関するセキュリティ改善
- libxml2に関する脆弱性の改善
- libxsltに関する某弱性の改善
- Safariで訪れたウェブサイトがURLなどのInterfaceを偽装できるセキュリティ面の改善
- Sandbox Profiles:ローカルアプリケーションがプロセスリストにアクセスできるかもしれない脆弱性の改善
- Siri Contact:siri利用でロック解除せずに連絡先が閲覧可能な問題を修正
- Web Media:Safariのプライベートブラウジングにおけるビデオ試聴とURLに関するプライバシー問題の修正
- Webkit:悪意あるウェブサイトによるメモリ問題、タイミング問題、ユーザ―情報が危険にさらされる問題、コードの任意実行に関する脆弱性、ユーザーインターフェースのなりすまし問題、サービスのシステム拒否問題
- Webkit JavaScript Bindings:悪意あるウェブサイトの閲覧がスクリプト実行を引き起こす問題
- Webkit Page loading:クロスサイトのスクリプト問題、メモリ問題
詳しい内容はAppleの公式サイト(英語)で確認できます。
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