日本国内でもスマートフォンを発売しているZTEですが、米国MetroPCS向けのキャリアモデルとして「ZTE ZMax Pro」を発売しました。本体価格が99米ドルと格安スマホと言える安さながら、6インチの大画面はフルHD(1920×1080)解像度、Android 6.0 Marshmallowの最新OSバージョン、プロセッサーにはクアルコム社のSnapdragon 617(オクタコア)を搭載、指紋認証センサーも搭載するなどコストパフォーマンスの優れたモデルとなっています。…MetroPCSではすでにプレオーダーを開始。
日本国内で発売されているSIMフリースマホなら3万円台の機種と同等のスペックを備えたモデルになっているので、スぺックを詳しく確認してみましょう。
ZTE ZMax Proのスペック
ZTE ZMAX PROは、中国のスマホメーカーZTE(中興通訊)が米国キャリアであるMetroPCS向けに発売するAndroid 6.0Marshmallow搭載スマートフォン。すでに予約は開始しており、発売は2016年8月としています。価格はわずか99ドル。
機種 | Zmax Pro |
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メーカー | ZTE |
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 6.0インチ フルHD |
CPU | Qualcomm MSM8952 Snapdragon 617 オクタコア |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
カメラ | 背面13MP、フロント5MP |
バッテリー | 3400mAh |
その他 | USB Type-C,指紋認証センサーあり |
ディスプレイは6.0インチの大画面にフルHD(1920×1080)を採用しており、CPUにはQualcommのMSM8952(Snapdragon 617 オクタコア)を搭載。RAMが2GB、ROMが32GBとなっており、microSDカードスロットもあります。SIMカードはデュアルSIM仕様ですが、片方のSIMスロットはmicro SDスロットと兼用になっているとのこと。
カメラ機能は背面は1300万画素。フロントカメラは500万画素と、国内で発売されている格安スマホでは2万~3万円台のスペック構成に。
USBポートはUSB Type-Cとなっています。バッテリー容量は3400mAhと大容量で、QuickChargeにも対応するとの報道アリ。指紋認証センサーを背面中央に配置しており、本体カラーは現在判明しているのがブラックのみ。(背面パネルは若干青がかったカラーになっているようです。)
ZTE ZMAX PRO、米国で発売決定まとめ
米国ではHUAWEI Honor 5Xが約199ドル、Moto G4が約200ドルと低価格ながらも性能をミドルハイスペックに底上げした格安スマートフォンは続々と発売されていますが、今回のZTE ZMAX PROは「6.0インチ、フルHD、Snapdragon 617、指紋認証センサー」を搭載した目新しさのあるファブレットです。…しかも価格は99ドル(!)。
“Affordability is part of our DNA”(お手頃感が私たちのDNAだ)とCEOのLixin Cheng氏が言っていたように、すでにハイエンドスマホの市場は縮小しているので、より購入しやすい価格帯のデバイスを提供するのが今後のミッションとなってくるようです。
ZTE ZMax Proはとりあえず米国での発売が決定していますが、このコスパなら少し価格をプラスしてでも日本で発売してほしいですね。
Source:engadget(英語)
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