Xiaomi Redmi 3の実機レビュー!中国では人気のXiaomi(シャオミ)ですが、その中でも若者向けのコストパフォーマンス重視モデルである「Redmi(紅米)」シリーズから発売したRedmi 3のスペックやカメラ性能、ベンチマークスコアなどをレビューしていきたいと思います。
Xiaomi Redmi 3のレビュー
シャオミ(小米科技)が発売したRedmi 3は、数あるラインナップの中でもコスパ重視の低価格スマートフォンです。ただし性能は同じ価格帯のスマートフォンを比較すると群を抜いているといったモデルになっています。
スペック
まずはスペックを簡単にチェック。5インチのHDディスプレイにSnapdragon 616のオクタコアCPUを搭載。RAMは2GB、ROMは16GBという構成で、バッテリーは4000mAhの超大容量。通信はLTE、VoLTEに対応。
機種名 | Redmi 3 |
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CPU | Snapdragon 616 オクタコア 4×1.5GHz + 4×1.2GHz |
GPU | Adreno 405 |
ROM | 2GB LPDDR3 |
RAM(ストレージ) | 16GB microSD対応 |
バッテリ容量 | 4,100mAh |
カメラ | 背面: 1300万画素 前面: 500万画素 |
ディスプレイ | 5インチ HD(1280 x 720 ピクセル) |
ネットワーク | FDD-LTE対応 デュアルSIM対応 |
サイズ | 139.3mm x 69.6mm x 8.5mm |
重量 | 144g |
これだと国内で購入する格安スマホ、SIMフリースマホでは3万円程度の価格設定になるかと思いますが、海外から直購入すると1万5000円程度です。
…ちなみにディスプレイが大きくなり指紋認証機能搭載、スペックを底上げしたRedmi Note 3 Pro(2万円弱)もありますが、今回レビューするのは通常のRedmi 3なのでお間違いなく。
開封
まずは開封。本体、ケーブル、充電アダプターが付属しています。BOXは完全にiPhone 5シリーズ。
本体のトップとボトム。底面にはmicroUSBポートを搭載しており、上部にはイヤホンジャックが搭載されています。
本体サイド部分。右側に音量ボタンと電源ボタン。左側にはSIMスロットが搭載。
SIMスロットを開けるとこんな感じ。今回購入したモデルはデュアルSIM仕様となっており、micro SIMとnano SIMを挿入できるようになっています。nano SIMスロットのほうはmicroSDカードスロットと併用。
背面パネルはひし形のダイアモンドエフェクトが施された独特のデザインになっており、上部にはカメラ、下にはスピーカーを備えています。
MIUI 7
OSはAndroid 5.1.1 LollipopにオリジナルのMIUI 7を採用。中国版ということでGoogle Playが入っていないのですが、MIUIのアプリマーケット「App Store」からダウンロードすれば使えるようになります。
(場合によってはROM焼きが必要になりますが、今回購入した端末はAppStoreからGoogle Playストアをダウンロード/MIUIのアップデートのみでOKでした。)
Google Playストアを除けば初期に入っているアプリはこんな感じ。「MoreLocale 2」を利用すれば日本語化も一応できます。アップデーターなどの純正アプリがあることやAndroidのメニューのようなものがないので、UIとしてはHUAWEIのEmotion UI(EMUI)に近いのかなという感じです。
Antutuベンチマークスコア
Antutuベンチマークスコア(v6.1.9)は3万3425点でした。すでにこのような結果になることは他のウェブサイトから確認していましたが、1万円台のスマートフォンということを考えると、随分と良い結果になったのではないでしょうか。
Snapdragon 616に2GBのRAMを搭載しているので、まあまあの動作は期待できます。
Geekbench 3スコア
Geekbench 3のテスト結果。シングルコアが543、マルチコアが2520でした。こちらも悪くないですね。
カメラ機能
外に出て背面カメラにて写真をいくつか撮影してきました。1300万画素でF値は2.0。今回ウェブサイトに載せている画像はサイト用に若干圧縮されてしまっているので申し訳ないのですが、明るい場所であればそこそこ綺麗な写真が撮影可能です。
1万円台ということでこのあたりの性能は詰めが甘いと思っていましたが、かなり綺麗に写真は撮れましたし、発色もよかったです。正直国内で発売している3万円台のスマホとも変わらないです。
そこそこきれいに撮れるのが魅力。過度な期待は禁物ですが、工夫すれば面白い写真は多く撮れそうです。
カメラアプリのUIは少し気になる部分が。横にしてもマニュアルモードの操作が縦のままで使いにくかったりなど、使い勝手はHUAWEI P9 liteやASUSブランドのカメラのほうが使いやすいような気がします。格安スマホでもこだわりの写真を撮ろうと考えている方にとってはマニュアルモードは少し使いにくいかも。
ちなみにモードはビューティー・パノラマなど他機種同様色々な撮影方法に対応しているので、そこまでカメラ機能にこだわっていないなら、楽しく遊べてそこそこ綺麗に撮れるカメラだと思います。1万円台ということを考えればかなりの好印象。
バッテリー機能
まだ使ったばかりなので今後レビュー予定ですが、海外サイトの多くが満点をつけるバッテリー性能です。4100mAhの大容量バッテリーを積んでいるので当然といえば当然ですが、今後使い込んでレビューをしていきたいと思います。
ディスプレイ
Xiaomi Redmi 3のディスプレイは5インチのHD解像度。他社フラグシップ機のように超美麗ということはないですが、普段使いのYoutube視聴などにははっきり言って十分です。そこそこに明るい画面なので、外出先でも明るさMaxならある程度視認性を維持できるレベルです。
設定の項目には「Reading mode(ブルーライトカットのようなもの)」や「Colors & Contrast(ディスプレイの色あいの調整)」ができるので、用途によってディスプレイもカスタマイズできるようになっています。これらの機能は他社スマートフォンにも搭載されていることが多いですが、しっかり使えるのはポイント。
スピーカー
背面スピーカーなのであまり期待していなかったのですが、意外にもしっかり音はなりますし音量も十分スピーカーのみで聴けるところまで上げれます。もちろんスピーカーにこだわっている機種と比較すると音がこもる感じもありますが、それでもスマートフォンのスピーカーとしては十分と言えそうです。
Xiaomi redmi 3の実機レビューまとめ
とりあえず今回の実機レビューはここまで。まだ手に入れたばかりということでもう少し詳しく使い勝手を知るには時間がかかりそうですが、少なくとも基本スペックのベンチマークスコアやカメラ機能は1万円台ながら十分使える機種に仕上がっていました。
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