Cube iWork8 Air、デュアルブートOS搭載タブレットのスペック

CUBEブランドから「iWork8 Air」Tablet PCが発売。ウィンドウズ10とAndroid 5.1が切り替え可能なデュアルOS仕様となっており、プロセッサーにはIntel Atom Z8300のクアッドコアCPU、2GBのメモリにストレージは32GBを備えます。日本円にして1万円を切る価格で販売されているようで、デュアルブートの端末を使ってみたい方にはお買い得かもしれません。


CUBE iWork8 Airのスペック

8インチの1920×1200解像度ディスプレイ、OSはWindows 10とAndroid 5.1が切り替え可能なデュアルブートOSを搭載したタブレット「CUBE iWork8 Air」。CPUにはIntel製のAtom Z8300を搭載。クアッドコアで最大クロック数は1.84GHzとなっています。GPUはGen8のIntel HD Graphics。

モデルCUBE iWork8 Air Tablet PC
OSWindows 10 + Android 5.1 Lollipop
ディスプレイ8インチ(1920×1200)IPS
CPUIntel Atom Z8300
(クアッドコア1.44GHz、最大1.84GHz)
GPUIntel HD Graphics(8Gen)
RAM2GB
ROM32GB
microSDスロット最大128GB対応
ネットワークWi-Fi IEEE802.11b/g/n
Bluetooth ◎
カメラ背面・2MP/フロント・2MP
バッテリー3500mAh
本体サイズ21.30 x 12.70 x 0.98 cm
重量0.314 kg

RAMが2GB、ROMが32GBということでデュアルOSと考えると少し容量が物足りない感じもしますが、ストレージに関してはmicroSDカードで最大128GBまで増量が可能としています。インターフェースはmicro SDカードスロットのほかにmicro USBスロット、micro HDMI、3.5mmヘッドフォンジャックを備えており、HDMIでのアウトプットにも対応しているのでTVなどにつなげて楽しむことも。

CUBE iWork8 Air Backpanel

フロントとリアには2MPのカメラを搭載。Skypeなどで利用できますが、正直こちらを利用するならスマートフォンを利用したほうがきれいでしょう。カメラには期待しないほうが良いです。Wi-FiサポートはIEEE802.11b/g/n。Bluetoothにも対応しているので、無線接続はしっかりできます。が、この手の機種は接続の干渉が多かったりと個体差があるので、こちらもそこまで期待しないほうが良い気がします。

CUBE iWork8 Air interface

バッテリーは3500mAh。Windows 10を搭載しているのでOffice 365をサポートしていますし、Android 5.1にも対応しているのでGoogle Play Storeでのアプリダウンロードも対応しています。(中華タブはGoogle Play Storeがたまに落ちたりするときもありますが、気にしなければ問題なく使えます)

本体サイズは21.30×12.70×0.98cmとなっています。重量は0.314Kgとなっており、この手のタブレットとしては普通です。本体にはOTGケーブル、USBケーブル、英語マニュアルは付属しますが、日本語の説明書は付属しません。

デュアルブートOS

スペックや実際に使える範囲はともかく、Windows 10 + Android 5.1 LollipopのデュアルブートOSで両方使えるのはメリットです。逆にデメリットはOSが2つ入っているのでストレージを圧迫している部分。1万円以下で購入できるということを考えると面白い端末ではあります。

購入すべきユーザー

このIntel Z8300、RAM2GB、ROM32GB、3600mAhバッテリーという程度で「どの程度使えるか」というのが一番気になるところですが、今まで出た機種で同じようなスペックだと、動作自体はサクサク動きます。

バッテリーに関しては今までの傾向からいえばそんなに持たないです。なのでどちらかというと外出先で使うよりは、自宅での動画鑑賞用やサブ機、デュアルOSなのでその辺をいじったりしたいユーザーには向いているかもしれません。

海外端末ということで日本語サポート(本体設定は日本語可能ですが)も少し甘かったりします。デュアルOSということで、初心者におすすめはできないかもしれません。なので真にお勧めしたいユーザーは「デュアルOSを使ってみたくて、本体スペック通りに大手メーカーのようには動作しないけど、安いし使い倒してみたい」というところが刺さる方。これは今回のiWork8 Airに限らず、激安の中国系タブレット全般に言えることではあります。

価格

記事執筆時点で海外ECサイトにて9320円、つまり1万円以下で購入できます。このことからも、「1万円以下で表面スペックがそこそこのデュアルOSタブレットが手に入る」という部分は魅力です。個人的には国内発売の2万円くらいのAndroidタブを購入することを入門ユーザーにはおすすめしたいところですが、もっと踏み込んでOSを使ったり激安の中国系タブレットを使ってみたい方はチェックしておきましょう。

購入サイト:GearBest