以前からオーディオブランドのオンキヨー(ONKYO)ブランドからAndroid搭載のSIMフリースマホが発売されるといった旨の報道がありましたが、Wi-Fi Allianceからモデルナンバー「DP-CMX1」という機種が認証を通過したことが明らかになっています。
ONKYOのAndroidスマートフォン「DP-CMX1」がWi-Fi Allianceを通過
すでに日経新聞の電子版が報じていたONKYOブランドのスマートフォン市場参入ですが、該当端末と見られる、モデルナンバー「DP-CMX1」がWi-Fi Allianceの認証を通過しました。
確証のある情報ではもちろんありませんが、Operating SystemがAndroid 6.0.1となていること、カテゴリーや製品群がAndroidスマートフォンとなっていることから以前報道されたONKYOブランドのスマホではないかと予想されます。
ちなみに以前報道された情報では、
- 2017年に発売
- スピーカーなどにこだわる?
- ハイレゾ対応
- 本体価格は8万円前後
- SIMロックフリー仕様
- 発売初年度は10万台を目指す
- Android OSを搭載
- 富士通コネクテッドテクノロジーズと技術協力
・・・等です。さて実際にこの価格帯のスマートフォンして発売するならもちろんハイエンドなスペックの機種を期待したいところですが、果たしてどうでしょうか。
最近ではauのLG isai Beat LGV34がB&Oととコラボし、SIMフリー端末として日本で発売されたZTE AXON 7はハイエンドオーディオ向けのD/AコンバーターAK4490を搭載するなど、オーディオ面にこだわったスマートフォンはさらに増えつつあります。
そういった部分も見ていくとオーディオメーカーのブランドを冠したスマートフォンが発売されるのはなにも不思議なことではないような気はしてきます。
今回報道されている富士通(コネクテッドテクノロジーズ)に関しても、NTTドコモ向けで以前発売されたarrows NX F-01Jで「TUNED BY ONKYO」をオーディオ面で売りにしていた部分もあるので、自然な流れと言えるのかもしれません。
また最近ではSAMSUNGがHARMAN買収(コネクッテッドカー関連の目的がメインとも言われていますが)を発表し、次期モデルのGalaxy S8(仮)にはオーディオ面でのコラボがあるのでは?とも囁かれており、2017年はさらにオーディオ面で差別化を図ったスマートフォンが発売されることに期待したいですね。
Source : 日本経済新聞電子版 / Wi-Fi Alliance (PDF)
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