周波数帯・対応バンドまとめ〜docomo/au/softbank〜

周波数帯・対応バンドのまとめ。docomo/au/softbankの回線情報を、LTE・3G別に分類してあります。格安SIM/MVNO/格安スマホ/SIMフリースマホ運用にご活用ください。

対応バンドや周波数帯を見ていくと、現状ドコモ系回線の方が使い易いと感じる部分はありますが、Band 8などに対応してくれているところを見ると、実は海外系スマホはSoftbank / Y!mobile系が運用には便利だったりします。


周波数帯・対応バンドのキャリア別まとめ

au回線だけ3G回線がCDMA 2000系な点には注意。現状SIMフリー機を利用するなら、ドコモ系MVNOの格安SIMが無難かと思います。

キャリア名docomoausoftbank
LTE2.1GHz帯/band 1
1.7GHz帯/band 3
1.5GHz帯/band 21
800MHz帯/band 19
700MHz帯/band 28
2.5GHz帯/band 41
2.1GHz帯/band 1
1.5GHz帯/band 11
800MHz帯/band 18
700MHz帯/band 28
2.5GHz帯/band 41
2.1GHz帯/band 1
1.7GHz帯/band 3
900MHz帯/band 8
3G(W-CDMA/UMTS)
2.1GHz帯/band 1
1.7GHz帯/band 9
800MHz帯/band 6,19
(CDMA2000系)
2.1GHz帯/band 1
800MHz帯
(W-CDMA/UMTS)
2.1GHz帯/band 1
1.7GHz帯/band 3
1.5GHz帯/band 11
900MHz帯/band 8

(※softbank回線は3Gの1.5GHz帯が2017年3月31日で終了→LTE, 3Gの1.7GHzは2018年1月末に終了→LTEへ移行する予定です。)

以下キャリアごとのまとめです。

docomoの周波数帯・対応バンド

ドコモ   ロゴ

LTE

  • band 1 / 2.0-2.1GHz帯 (LTE広域)
  • band 3 / 1.7-1.8GHz帯 (東名阪中心)
  • band 19 / 800MHz帯 (プラチナバンド)
  • band 21 / 1.5GHz帯 (都市圏・地方都市)
  • band 28 /700MHz帯 (2015年開始したばかり)

docomoではband 1は広域に広がっており、LTEの周波数帯としてメインで利用されています。band 3は最大下り速度が150Mpbsの高速通信ですが、エリアは東名阪メインとそこまで広くありません。

band 19は800MHz帯のプラチナバンドとなっており、安定して電波が繋がりやすいのが特徴。band 21は日本以外に採用しているところがほとんどないバンドで、海外機種だと対応していないことが多いです。

band 28に関してはまだ始まったばかりで普及していないので、実質的にband 1/3/19が掴めれば、docomoのLTEはそこそこ使えると言えるかもしれません。(もちろん地域によっては差があるので注意)。例えばXperia XA Ultraの海外シングルSIMモデルだと、ほとんどLTEを掴めなかったりします。なのでLTEが使えるかどうかは結構重要です。

3G

  • band 1 / 2.0-2.1GHz帯 (FOMA広域)
  • band 6,19 / 800MHz帯(FOMAプラスエリア)
  • band 9 / 1.7-1.8GHz帯(FOMA東名阪中心)

VoLTE対応機種であればLTEを介して通話も出来ますが、現状対応しているSIMフリー機は少ないです。よって通話のメイン回線となる3G(FOMA)も重要な確認要素なので見ておきましょう。

band 1はFOMAの広域電波、band 9は東名阪メインとなっています。band 6,19は重要な要素で、こちらはFOMAプラスエリアにあたります。band 19対応だとband 6を内包する場合もありますが、例外もあるので注意。

(docomo回線の格安SIM)

auの周波数帯・対応バンド

au

LTE

  • band 1 / 2.1GHz (準メイン)
  • band 11 / 1.5GHz 
  • band 18 /800MHz (メイン・プラチナバンド)
  • band 28 / 700MHz (2015年以降開始)
  • band 41 / 2.5GHz (WiMax 2+)

auのLTEメインはband 1とband 18。特にKDDIは800MHz帯のプラチナバンドであるband 18をメインに添えてきたことで、高速回線の安定度という点ではNo1でしょう。

準メインの2.1GHz(band 1)に関しても着々と進めていた結果もあり、人口カバー率は2014年の時点で90%を突破しています。TD-LTEのband 41(WiMax)も開始されており、LTE電波の状況は順調のようです。

プラチナバンドのband 18(800MHz)をband 1(2.1GHz)が補完しているような状態なので、この二つが対応していれば御の字かもしれません。

3G(CDMA2000系)

  • 800MHz
  • 2.1GHz

KDDI系の3G回線は注意が必要。DocomoとSoftBankが「W-CDMA/UMTS」といった世界で幅広く運用されている通信方式を採用しているのに対し、auは「CDMA2000」系の通信方式を採用しています。

このCDMA2000は結構珍しい方式なので、たとえ日本国内で販売されているSIMフリースマホであっても、使えないことがしばしばあります。VoLTEに対応していれば通話ができないこともないですが、現状そう言った端末の少ないので、格安SIMではau用に作られた端末や、auで使っていた旧機や中古品で運用するのがメインになるでしょう。(最近はSIMフリースマホでも使える機種がちらほら、メーカー、MVNO両方の対応が望まれる部分です。かなり大変そうですが)

その他iOS/iPhone関係でもMVNOの格安SIMが利用できなかったり通信云々で使える使えないと色々ありすぎるので、2017年前半はドコモ系SIMで使うのがオススメかもしれません。auもSIMロック解除が可能な機種があるので、auの公式サイトでロック解除後の対応バンドを調べてから、ロック解除してdocomo回線で使うのが今の所無難な気も。

(au回線の格安SIM)

SoftBankの周波数帯・対応バンド

softbank LOGO

LTE

  • band 1 / 2.1GHz (メインバンド)
  • band 3 / 1.7-1.8GHz (Y!mobile)
  • band 8 / 900MHz (プラチナバンド)
  • band 28 /700MHz (2015年以降)
  • band 41 / 2.5GHz (4G AXGP)

3G

  • band 1 / 2.1GHz
  • band 3 / 1.7GHz (2018年1月末にLTE移行予定)
  • band 8 / 900MHz 
  • band 11 / 1.5GHz (2017年3月31日にLTE移行予定)

ソフトバンク回線はY!mobile(新)、イーアクセスなど取り込み一気に電波を増やしてきた背景があるわけですが、個人向けMVNOはまだまだ少ないので割愛します。

(※3G回線→LTE移行予定:2017年3月31日に1.5GHz帯のULTRA SPEEDがLTEへ、2018年1月末に1.7GHz帯もLTEへ移行予定ですが、大きく影響を受けるのは比較古い機種で、新しい機種は恩恵の方が多いです。)

しかしながらauと違い3GはW-CDMAを採用していること・国際LTEバンドのband 8などを保有していることから、2017年はSIMフリー界隈で注目されるかもしれませんね。特に海外発売のスマートフォンだと、格安スマホとしてはY!mobile回線が使いやすいバンド構成であることがたまにあります(使って良いかは置いておくとして)。

最近はU-mobileがY!mobile回線を利用したSIMプランを発表しました。

まとめ

SIMフリースマートフォン・タブレットを運用する上では知っておきたい各キャリアの周波数帯。筆者としては「対応バンドが問題なければドコモ系の格安SIM」「海外製のスマホは機種によってはY!mobile SIM」が安くてネット環境も運用しやすいと感じています。au回線の格安SIMは調べることが場合によってはこれらよりも多いので、2017年初期としてはドコモ系やY!mobileが乗り換えの敷居としても低いのかなと思う次第です。

対応バンドに関しては個人で使えるかどうか調べなければいけない部分が未だに結構多かったりするので、面倒な方はSIMフリースマホとのセット購入が可能なMVNOを選択するというのも一つの手かもしれませんね。

(※この記事は海外製のスマートフォンの利用を推奨するものではありません。技適の有無などは機種ごとに調べる必要があります)

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