約1万円で購入できる「Cube iWork Ultimate」Window 10 Proを搭載した激安タブレットをゲットしましたので、実機レビューをしていきます。使ってみておすすめポイント・注意点がはっきりわかったので、参考にどうぞ!
Cube iWork8、1万円で買えるタブレットレビュー
結論から言ってしまうと、動作速度は約3万円のタブレットと変わりませんでした。Intel Cherry Trailを搭載しているので思っていた以上にサクサク動きますし、動画の視聴なども快適です。
注意点は発熱と電池もちですが、これが気にならない方であれば、ガンガン使い倒せるレベルです。
GOOD | BAD |
Win10が使える! | 電池もち |
激安!約1万円 | 発熱 |
Intel Z8300を搭載してこの値段 |
開封
「酷比魔方(CUBE)」というブランドで、日本ではあまり知られていないはずです。それもそのはず。ホームページを見てみると、製品を売っているサイトへのリンクが出てくるのみで、製品情報はのっていません。
箱はこんな感じです。内容物は簡易な包装となっており、格安を実現するために余計なものは一切入っていません。この潔さが逆にうれしいポイント。
中身。本体はしっかりとフィルムが貼られており、必要な部分はしっかり守られているようです。
その下に入っている同梱物。「USB充電ケーブル・説明書」などが入っています。まさかのACアダプターは入っていないのですが、この手のガジェットを購入するユーザーはACアダプターを持っていると思うので、大丈夫でしょう。
説明書は英語・中国語のみ。一応どちらも読めるので読んでみましたが、ためになるようなことは書いてません(電源ボタンはどこ?など)。無視してOK。
スペック
Cube iWork8 Ultimateのスペックは以下の通り。実機レビューを見る前に、参考までにご覧ください。IntelのCherry Trail Z8300(クアッドコア:最大1.84GHz)を搭載した1万円タブレットとして人気を集めそうなモデルとなっており、動作もスペック通りに動いてくれました。
機種名 | iWork8 Ultimate Tablet PC |
---|---|
OS | Windows 10 Pro |
ディスプレイ | 8インチ 1280×800 |
CPU | Intel Atom x5-Z8300 64bit (Intel Cherry Trail Z8300) クアッドコア1.44GHz |
GPU | Intel HD Graphics gen 8 |
RAM・ROM | 2GB・32GB |
カメラ | 200万画素 |
バッテリー | 3300mAh |
Bluetooth | v4.0 |
WiFi | 802.11b/g/n |
これで1万円だと怪しいもんですが、使ってみた結果、バッテリーライフ以外は〇です。
電源ON
とりあえず電源をつけようとしたら、電池がありませんでした…。気を取りなおして充電後、電源投下!ブランド名がまずは出てきます。
画面がついたところ。完全にWindowsですね。GOOD。
性能表もタブレット内部で確認してみます。OSには「Windows 10 Pro」CPUにはIntel Atom X5-Z8300の文字が。まずは安心。…ちなみにストレージも確認してみたところ、実際に使える容量は18.7GBでした。もっと使えないかと思っていたので、これはうれしかったポイント!
言語設定
キーボードは日本語OK。ここは通常のWindowsタブレットと同じく、問題なく使えます。
ついでにGoogle Spreadsheetを開き、作業でも使えるかどうか試してみました。タッチパネルの感度は良好で、エクセル系の作業でも使えるレベルです。画面も8インチなので、完全な編集用とはいかないまでも、閲覧程度ならOK。
インターネット
初期設定のままGoogle検索でYoutubeを見ようとしたら、まさかのエラー。でも直るのでご安心下さい。
どうやら確認してみると「日付・時間の設定などがおかしいと、エラーが出る可能性がある」との情報をマイクロソフト公式HPから得たので、日時・エリアの情報を今の時間・場所になおしたところ、直りました。(これでネットもMicroSoftストアもすべて見れるように!)
写真撮影がスマホなので画像が微妙ですが、実際のディスプレイは問題なくYoutubeを見れるレベルです。(ちなみにこの画像のようにPCモードで使うこともできますし、前画像のようなタブレットモードで使うこともできます。切り替えOK)
高画質の動画も見てみましたが、低スペックタブレットのように画面が遅れるタイムラグが発生することもほとんどありませんでした。…ここは「さすがIntel Atom CherryTrail」といったところでしょう。
このとおり、動作自体は1万円とは思えない働きぶりでした。私はGalaxy Tab E(Android)、Lenovo Yoga tablet 2 10インチ(Win)も使っていますが、
- Galaxy Tab E
- Cube iWork8 ultimate
- Yoga tablet 2(Win)
の順に使いやすかったです。iWork8は安いのも関わらず、Yoga tab2に見られたような「動作の大幅なラグ」「タッチパネルの感度が悪い」といった部分はまったく感じなかったので、コスパはかなり良いと思います。
Cube iWork8 Ultimateの注意点
動作に関しては価格もあり満点をつけたいところですが、実際に使用してみて気になった部分もいくつかあります。
充電はあまり持たない
持ち運びというよりは、家で使うのがベストです。…開封時からバッテリー0の時点で何となく予想はしていましたが、動画を見たりするとそんなに長時間バッテリーは持ちません。
何も操作していない状態でもわりと電池の減りが確認できたので、外に行く前はしっかり充電していくことをおすすめします。
発熱も多少あり
- 充電中 少し暖かい
- 動画視聴中 少し熱い
- 充電+動画市視聴 熱い
上記のような感じで、発熱が結構あります。動画視聴していると普通にわかるレベルなので、気になる人は気になるかもしれません。
…なのでおそらくバッテリー回りには満点つけられないのですが、動作とと価格を見るとありなのかなと感じました。Z8300 Cherry Trail搭載で1万円は、普通に考えてこの機種くらいですからね。
Cube iWork8、1万円で買える格安タブレットまとめ
ひと昔前までは使い物にならないというイメージがあった中国テック製品ですが、今回のCube iWork8は「家電量販店オリジナルモデル!」と書いてヤマダあたりに置いていれば買う気になれるくらいの性能です。
もし興味があれば執筆当時の価格で1万1215円で購入可能です。なるべく安いタブレットをお探しなら、覗いてみてはいかがでしょうか。
公式サイト:GearBest
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