MWC 2016にて、Huaweiが「Matebook」2in1ノートPCを発表しました。Windows 10をOSに採用し、プロセッサーにはインテル第6世代のCore Mを搭載。12インチの2160×1440高解像度ディスプレイとなっており、別売りでスタイラスペンとキーボードカバーを用意。
価格は699ドルからで、発売日は5月ごろを予定しているとのこと。今回はスペックや価格を詳しく見ていきます。
Huawei Matebookのスペック
Windows 10をOSに採用。リーク情報では「Android OSとのデュアルブートになるかもしれない」と噂されていましたが、今回はウィンドウズのみにとどまったようです。
機種名 | MateBook |
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メーカー | ファーウェイ |
OS | Windows 10 |
プロセッサー | Intel Core M3~Core M7 |
RAM | 4GB or 8GB |
ストレージ | 128GB~512GB |
ディスプレイ | 12インチ(2160×1440) |
バッテリー | 4430mAh 約10時間駆動 |
別売り | Keyboard, MatePen, MateDock |
プロセッサーにはIntel 第6世代のCore M3/M5/M7を採用。RAMは4GBか8GBとなります。内部ストレージは128GB/256GB/512GBの3種類。
ディスプレイは12インチで、2160 x 1440の高解像度を採用。このディスプレイスペックはマイクロソフトの人気2in1ノートPC「Surface Pro 3」とほぼ同じなので、このあたりも意識しているのかもしれませんね。
ただし画面占有率はiPad ProやSurface Pro 4よりも高いようで、このあたりはHuaweiのこだわりを感じさせます。本体にはDolby Audioデュアルスピーカーを採用。
本体サイズは6.9mmと超薄型になっており、ライバルはApple社のMacbookやマイクロソフトのSurface。価格と使用感次第ではシェアを奪う可能性もある注目機種です。
キーボードを含まないタブレット本体の従量は640g。これはiPad Proの713g、Surface Pro 4の766gよりも軽量で、まさに2in1の大本命となりそうな予感。
キーボード
キーボードはSurface同様別売りで用意。ストロークが1.5mmと深めになっており、タイピングは感触をしっかり得られる仕様なのかもしれません。防滴加工となっており、タブレットを立てる、またカバーとしても機能します。
Mate Pen
ティーザー画像でも注目を浴びていたスタイラスペンも別売り。2048段階の筆圧を感知する高性能スペックとなっており、ビジネス向けにレーザーポインター機能も搭載。また1時間の充電で1か月持つとのことで、電池もちも十分と言えそうです。
MateDock
89ドルで購入可能なMateDock。USB-A/USB-C/Micro-USB/イーサネット用ハブとして機能するほか、バッテリーパックとしても利用可能です。
Huawei MateBookの価格
MateBookの組み合わせと価格は以下の通りです。価格はUSドル。
- (価格:プロセッサー/RAM/ストレージ)
- 699ドル:Core M3/ 4GB /128GB
- 849ドル:Core M3/ 4GB / 256GB
- 999ドル:Core M5/ 8GB / 256GB
- 1199ドル:Core M5/ 8GB / 512GB
- 1399ドル:Core M7/8GB /256GB
- 1599ドル:Core M7 / 8GB / 512GB
- キーボードカバー:129ドル
- MatePen:59ドル
- MateDock:89ドル
Intel Core M3(6th Gen)の最安モデルが699ドルとなっており、ライトユーザーから仕事用のヘビーユーザーまで幅広く使えそうな価格帯になっています。Surface Pro 4より若干安い価格設定になっているようなので、どこまで人気がでるかに注目ですね。
Huawei MateBookの発売日
5月より本国中国にて販売開始予定。その後アメリカやヨーロッパ地域でも販売予定とのこと。
日本での発売は?
担当者が「日本でも発売予定」というような記事が大手サイトであったので、国内発売も十分あるはずです。期待して待ちましょう。
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