Lenovoが提供するMotorolaブランドでは「Moto Mods」というモジュール機器を接続しての拡張機能をスマートフォンに搭載しましたが、Moto Mods用のカメラとして、Hasselblad(ハッセルブラッド)の「True Zoom」を発表しました。
人間工学に基づいたデザインの「True Zoom」は、Moto Z/Moto Z Force/Moto Z Playと連携可能で、光学10倍ズーム、Xenonフラッシュ、RAWイメージのサポートなどがあります。価格は249.99ドルから。
Moto Mods用カメラモジュール「True Zoom」発表
IFA 2016でMoto Z Playと共に発表されたのが、Moto Mods用のカメラモジュール「True Zoom」。端末背面に装着が可能なMoto Modsの最新製品で、カメラ機能を拡張することが可能です。
Hasselblad Ture Zoomのスペック
- Xenonフラッシュ
- Hasselbladデザイン
- RAWフォーマットでの撮影
- 簡単なシェアとバックアップ機能
- 対応機器:Moto Z Droid、Moto Z Force Droid、Moto Z Play Droid
- サイズ:152.3 x 72.9 x 9.0 – 15.1 mm
- 重量:145g
- センサー解像度:12MP
- ビデオ解像度:1080p フルHD 30fps
- マイク:2
- センサータイプ:BSI CMOS
- センサーサイズ:1/2.3インチ
- ピクセルサイズ:1.55 um
- F値:F/3.5-6.5
- ズーム:10倍光学/4倍デジタル
- 焦点距離:4.5-45mm(25-250mm 35mm equivalent)
- マクロ:5cm @1x – 1.5m @10x
- 手振れ補正:Still: OIS(光学手ぶれ補正) Video: EIS(電子手振れ補正)
- ISO:Auto, 100, 200, 400, 800, 1600, 3200
- 撮影モード:フォト、パノラマ、ビデオ、プロフィッショナル、ナイト・ランドスケープ、ナイト・ポートレイト、スポーツ、デイ・ランドスケープ、バックライトポートレイト
- フォーカスモード:マニュアルフォーカス(ROI Focus lock)
- プロモード:フォーカス、ホワイトバランス、f-stop、ISO、露出
- ホワイトバランス:オート、白光、蛍光、太陽光、影
- カラーイフェクト:カラー、モノクロ
- レッドアイ軽減:オート
- ファイルフォーマット:Still: JPG, DNG (RAW) Video: MPEG4
- ストレージ:スマホ:32~64GB/microSDスマホ:最大2TB/クラウド、Google Photosの無制限クラウドストレージ
- バッテリー:Moto Modsに接続しているスマートフォンに依存
- 無線接続:Moto Modsに接続しているスマートフォンに依存
- GPS:Moto Modsに接続しているスマートフォン(Enhanced geolocation)
- キャリーケース:付属
10倍光学ズーム
True Zoomは文字通り光学10倍ズームが特徴のモジュールカメラで、よくあるスマホでの撮影とは違い距離のある撮影も綺麗に撮れるとしています。
RAWフォーマットでの写真撮影
ハイクウォリティのRAWフォーマットで撮影が可能です。また特典として、Hasselbladの「Phocus」編集ソフトが無料で使えるようになっている点もポイント。
強力なフラッシュ撮影
見ての通りスマートフォンと比較して強力なフラッシュを搭載しているので、ローライト環境でも綺麗な撮影が可能としています。写真を撮りたい時だけスマホに接続して気軽に持ち運べるので、パーティーに持ち込んだりとなかなか便利そうですね。
Moto Modsのカメラモジュール「True Zoom」まとめ
今まで別々に持ち運んでいた、もしくはサイズが大きくて持ち運べなかったものを「スマホにつけるだけで手軽に持ち運べる」のが面白いMoto Mods。
今回のTure Zoomカメラモジュールもスマホの限界点を突破する付加機能として価値は高そうな予感。今回発表された新スマートフォンのMoto Z Playも408ドルからと低価格になっており、こういったミッドレンジ端末と合わせて特定機能だけフラグシップ以上に強化するといった発想も楽しそうですね。
Source:Motorola.com
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