MVNOのSo-netが【格安SIM+ZTE Blade V6】のセット販売を開始へ! 12月1日より、ZTE製の最新SIMフリースマホBlade V6を取り扱い。音声通話機能付きSIMカード+高速データ通信2GBが利用可能で、端末の分割代金(36か月)を含め、月額料金は1980円と激安になっています。 ではニュースを詳しく確認していきましょう。
So-net、格安SIMとBlade V6をセット販売へ
MVNOを運営するSo-netは、格安SIMとBlade V6のセット販売開始しました。音声通話SIMとのセットとなっており、基本料金+端末分割代金込みで激安1980円/月から利用可能です。
月額1,980円の内訳
- SIM:2GB+音声=1,480円
- 本体:28,000円÷36回割賦=778円
- 割引:▲278円
- 1480+778-278=1980円(税別)
「PLAY SIM」プラン2G/month(V)
LTE高速データ通信を毎月2GBまで利用できるSo-netの格安SIMプラン。音声通話機能付きなので、他社から乗り換えのMNPでもOK。 データ容量が足りなくなった場合はチャージも可能なので、何かと便利なSIMカードです。
- Play SIMプラン2G/month(V)
- SIMタイプ:音声通話機能付き
- 月間高速通信:2GB
- 日次速度制限:240MB/3日間
- 最低利用期間:1年
- 対応SIM:micro SIM
「1480円で音声+2GB」といえばDMMモバイルの「2GB1470円」匹敵する安さなので、通信速度の日次制限を除けば、そこそこおすすめのSIMカードです。
ZTE Blade V6
コスパの高いSIMフリースマホを連発しているZTEが開発した「Blade V6」。Android 5.0・CPUにはMediaTek製1.3GHzクアッドコアを搭載したエントリースペック機種。 カメラ機能が1300万画素と価格に対して高性能で、2015年に発売された同価格帯モデルの中でも上位に入る仕様です。
機種 | ZTE Blade V6 |
---|---|
メーカー | ZTE |
OS | Android 5.0 |
CPU | MT6735 1.3GHzクアッドコア(MediaTek製) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
microSDカードスロット | ○(最大32GB) |
ディスプレイ | 5インチ HD |
カメラ | メイン:1300万画素 フロント:500万画素 |
バッテリー | 2,200mAh |
WiFi | IEEE 802.11 b/g/n |
モバイルデータ通信 | FDD-LTE(2100MHz/1800MHz/900MHz/800MHz) HSPA/WCDMA(2100MHz/900MHz/800MHz) GSM(1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz) |
SIMスロット | デュアルSIM スロット1: micro SIM スロット2: nano SIM(GSM専用) |
本体サイズ | 約69.5×142×6.8mm/約122g |
カラー | シルバー、グレー |
[ZTE Blade V6の詳細を記事で確認する] 記事執筆時点では、価格コムでは最安25,046円(税込)、ビックカメラでも28,944円(税込)で予約できるようですが、So-netでのセット販売時は税込30,240円と単体価格が若干高いです。 この辺も含めると「実は他社で使ったほうが安いんじゃないか」とも思ったので、計算してみました。
他社の格安SIM vs So-net1980スマホセット
2GBの音声プランを提供しているDMMモバイルで見てみましょう。可通話SIMの月額料金は1470円です。PLAY SIMより10円安いです。 DMMでBlade V6を購入すると26,800円。ソネットのプランは36分割なので、同じように36で割ってみると745円/月。 さて、これで計算をしてみると
DMMモバイルでBlade V6を使った場合
- SIM:1470円
- 端末:745円/月(36回)
- 合計:1470+745=2215円
DMMモバイル vs So-net
- 2215-1980=235円
235円だけですが、ソネットのほうが安いです。これだけみると1980スマホセットはお得な気がしてきますが、ここから説明する注意点をみればDMMのほうがお得なことが分かります。(DMMは24分割ですが、比較しやすいように35分割で料金を出しています。)
1980スマホセットの注意点
- PLAY SIMは3日間の速度制限がある
PLAY SIMでは「240MB/3日間の速度制限」があります。つまり短い期間にネットを使いすぎると通信速度ががっつり制限されるわけですが、DMMには日次の速度制限がありません。
- 割賦中に解約する場合は、割引が消える
さらに1980スマホセットを3年以内の割賦途中で解約した場合、▲278円の割引はなくなります。So-netの格安SIMに満足できずに乗り換えたい場合は、結果的に最初からDMMモバイルを利用していたほうがお得になることも。
- データ容量の繰り越しができない
次いでにデータ容量の繰り越しができません。もちろん利用者にはモバイルデータ通信容量のばらつきがでてくるので「今月余ったのに繰り越せない!」のは悲しい現実。DMMは翌月繰り越しOKです。
- 通信容量の追加購入が高い
PLAY SIMは通信容量オーバーした場合が大変です。なぜなら100MBの追加購入が500円と割高なためです。その点DMMは200円/100MBと半額以下、また例えオーバーしても「バースト機能」があるので、低速です。 …と、ここまでみてきましたが、正直総合力で見ると価格的にもサービス的にもDMM mobileのほうが個人的にはおすすめです。2年もすればもっと良いスマートフォンが発売されているはずですし、この機種を3年使うかと言われば…ですからね。
公式サイト:DMM mobile
So-net格安SIM+Blade V6セット販売・まとめ
金額的にはお得なことがわかりましたがソネットのPLAY SIMには説明したようなデメリットもあるので、注意点を考慮したうえで納得して申込したいところ。 まあ、235円の違いなら快適に使えるDMM mobileのほうがお得です。
公式サイト:DMM mobile
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