UMi MAXの実機レビュー!高級感のあるメタルボディの格安スマホ

umi max product design

中華スマホのUMIブランド「UMi MAX」の実機レビュー。3GB RAMにMediaTek製のHelio P10オクタコアCPUを搭載したAndroid 6.0 Marshmallow搭載のスマートフォンで、2万円以下で購入出来る価格が特徴の格安スマホです。今回はGearBestからサンプルを受けてレビューをしていきます。

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UMi MAXの実機レビュー

UMi MAXの開封・デザインのハンズオン

まずはUMi MAXの開封レビューから。独特なデザインの黒ボックスに入っています。

umi max box

箱を開けるとUMi MAX本体、USB Type-Cケーブル、ACアダプタ(海外用)、SIMピン、説明書などが同梱しています。ACが海外用の丸い接続になっているので、PCで充電するか別途日本で充電するにはACアダプターかPCで直接充電などが必要です。

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本体の前面。ディスプレイは5.5インチのフルHDなので、大画面モデルの部類に入ります。

umi-max

耐久性を高めるためにコーニングのGorilla Glass3を採用しており、丸みのある持ちやすいディスプレイに。

umi max display 2

背面はメタルボディになっています。サイドパーツと共に一体感のあるデザインとなっており、高級感はiPhoneやAndroid高級モデルのスマートフォンと同様に感じます。(大げさに聞こえるかもしれませんが、パーツの高級感は2万円以下とは思えないレベルです。)

umi max backpanel

背面上部にはカメラとフラッシュ、そしてその下には指紋認証センサーが搭載されています。このあたりも、2万円以下とは思えない質感。

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下半分。Design by UMI made in Chinaです。

umi max backpanel 3

上部からパシャリ。3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。こうして上から見るとディスプレイ面に若干丸みがあり、背面もカーブ状になっており持ちやすい構造になっているのが見て取れます。

UMi Max 3.5mm headphone jack

底面には中央にUSB Type-Cポート。両サイドにスピーカーが設置されています。と思っていたのですが、説明書を見ると写真で見て左がスピーカー、右がマイクになっていました。ただし右のほうからも音が聞こえるので、このあたりは後日分解してみないとわかりません。ちなみにクウォリティ面で意外だったのがこのスピーカーの良さなのですが、こちらは後でレビューしていきます。

UMi MAX bottom

正面から見て右サイドには電源ボタンと音量ボタンを配置。「電源ボタン+音量ボタン下を長押し」でスクリーンショットが撮れるのも、だいたいの機種と同じ。

UMi MAX power and volume key

左サイド部分にはSIMトレイ(microSIMのデュアル,片方はmicroSDカード兼用)が配置されていますが、面白いのがその下についているボタン。

実はShooting Button、つまりカメラ起動のボタンになっており、画面がONになっている状態から押すと、すぐにカメラモードに移行できるようになっています。ボタン部分にはスピン加工も施されており細かい部分もこだわりが見えるデザインになっています。こちらも後でレビュー。

UMi MAX sim slot and shot button

サイズ面で気になる部分は、やはり4000mAhという大容量のバッテリーを積んでいるのでそれなりに厚み(約8.5mm、物差しで測りました)があるのと、重量も204gとそこそこずっしりしています。

もちろんスマートフォンなのでこれで手首が痛くなったりということは今の所ないですし、持った感覚は少し重いですがデザインがすっきりしているのであまり気にならない部分です。むしろ高級感を演出しているとも言えるかもしれません。

GearBestでの価格が169.99ドルということを考えると、とてもこの価格帯とは思えないすっきりしたデザインとメタル素材で好印象でした。内部はこれからレビューしていきますが、とにかく外観は5点中4.9点をつけたいくらいです。

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UMi MAXのスペックと使用感をレビュー

内部をレビューする前に、簡単にUMi MAXのスペックも確認しておきましょう。Android 6.0、5.5インチのフルHDディスプレイ、3GBメモリ、Helio P10オクタコアあたりがキースペックです。

modelUMi MAX
OSAndroid 6.0 Marshmallow
ディスプレイ5.5インチ, フルHD, Gorilla Glass 3
CPUMediaTek Helio P10 オクタコア 1.8GHz
メモリ3GB
ストレージ16GB
microSDカード最大128GB対応
カメラ背面13MP, フロント5MP
バッテリー4000mAh
対応バンド2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 850/900/1900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz
SIMサイズmicro SIM(デュアル)
片方がmicroSDカードスロットと排他利用
センサーGPS, G-sensor, Proximity sensor, Ambient light senor
Wi-Fi802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth4.1
本体サイズ15.08 x 7.50 x 0.85cm
重量204g
カラーゴールド, シルバー

Android 6.0 MarshmallowとカスタマイズUI

OSバージョンは初期でAndroid 6.0 Marshmallowを搭載。比較的新しいOSバージョンを搭載しているのは好印象です。最近の中華スマホではOSのUIの部分にも若干カスタマイズが施されており、このあたりも面白い部分。

通知LEDとホームボタン

まずは通知LEDに注目。UMi MAXでは画面下の丸がZTEのスマートフォンに似ているなと思っていたのですが、実はこちらが通知LEDになっています。

umi max led notification

このLED通知は設定からカスタマイズが可能で「Harlequin LED Notification」という設定項目から各種変更が可能です。例えば見逃した電話やメールの通知によってLEDカラーを変更したり、充電中の点灯色を変えたり、といった部分です。使っているうちに細かい部分で面白さが感じられるのがUMi MAX(画面は英語設定ですが、Androidなので日本語設定ももちろんできます)。

またこのLED通知の部分はホームボタンに変更することも可能。もちろんバーチャルボタンを画面上に表示することもできます。戻るキーとメニュキーを入れ替えることもできるので、使い易い設定で利用できるのは便利です。

Wi-Fiとモバイルデータ通信の同時ダウンロード機能

面白いのが「Turbo Download」といって、20MB以上の大容量ファイルをダウンロードする場合にWi-Fiとモバイルデータ通信を同時利用できる機能があること(最近のdocomoで発売されたarrows端末でもこんな機能が入っていたような気が)。このあたりは格安SIMなどでなるべく安く使おうとするユーザー、とりわけ筆者のような使い方をするなら必要ない機能ですが、もしかすると必要な時がでてくるかもしれません。

その他面白いカスタマイズ

起動アプリを確認するにはメニューボタンを通常押しますが、UMi MAXの場合はホームボタンを長押しします(物理ボタン設定時)。起動アプリの終了ボタンが大きくなっており、使い易いUIになっているのが特徴です。

screenshot_20160926-025110

UMiシリーズのスマートフォンを利用したのは筆者自身初めてでしたが、ここまで細かいUIカスタマイズが施されているのは少し驚きました。

UMi MAXのディスプレイ(5.5インチFHD)

ディスプレイサイズは5.5インチのフルHD(1920*1080)。SHARPのIPSを利用しているそうで、画質はYoutubeやNetflixなどの動画視聴にはもってこいの機種です。

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ディスプレイ自体もかなり明るくできますし、2.5D Arcスクリーンでガラスはコーニング社のGorilla Glass 3。似たようなスペックの機種が3万円~4万円台のSIMフリースマホでありますが、2万円以下で同じスペックならこれだけで十分すぎるコスパです。

もちろん価格が価格なのでビルドが甘いんだろなんても思っていましたが、かなりしっかりしています。GorillaGlass3など強化ガラスに関しては3万円台のスマホだと搭載していない機種もポツポツあるので、その点の堅牢性もプラスポイントです。

UMi MAXのベンチマークスコア

プロセッサーはMediaTek製のHelio P10(オクタコア 1.8GHz)、GPUはMali T860で、メモリは3GB RAM、内部ストレージが16GB ROMという構成です。169.99ドルのスマートフォンとしては十分なスペックを備えていますが、各種ベンチマークスコアも計測してみました。

AnTuTu benchmark

Antutu Benchmarkで計測したところ、v6.2.1で総合スコアが4万7584点でした。計測中の3D画面はラグが目立ちましたが、価格帯を考えると十分なスペックではないでしょうか。

Geekbench 4

Geekbench 4ではシングルスコアが689、マルチスコアが2477です。

Helio P10、RAM3GBでの実際の使用感

実際の使用感ということで、他機種ともアプリのレスポンス速度などを比較してみました。今回比較した対象は(比較するのはかわいそうですが)OnePlus 3と、HUAWEI P9 liteです。

アプリのレスポンスに関しては、当然Snapdragon 820を搭載したOnePlus 3が爆速でした。ただし、HUAWEI P9 liteと比較すると、体感での起動速度はほとんど変わらず。Wi-Fiの通信速度も自宅では50Mbpsを記録しているので、今のところまず問題ないといったところです。

ベンチマークスコアは他の機種の方が早いですが、実際に使う際には、重いゲームや処理をしない限りは十分耐えうるスペックになっていると思います。これが169.99ドルなら、思っていた以上に好評価です。

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UMi MAXのカメラ機能

唯一気になったのがカメラ機能。背面が13MPですが、通常撮影だと画質の良い写真は撮れなかったように思います。少なくともオートでは。例えば以下の写真。明るい環境ではそこそこのディーテールを映し出しているような気はしますが、フォーカスや光加減の全体的な描写は甘々です。

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フォーカス位置を変えると、近くにある木の描写はほぼ黒になり、とても高性能のカメラとは言えないクウォリティでした。この辺りはXperiaやiPhone、Galaxyの高級モデルならオート設定でもしっかり描写できるレベルだと思います。

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猫じゃらしをパシャり。何回も試しましたが、オートフォーカスがやはり甘く感じました。

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暗所での撮影は価格相応といったところでしょうか。この価格帯で暗所撮影もそこそこできる機種があれば教えて欲しいくらいです。ただし暗所撮影に関してはハイエンドモデルでも苦戦する部分があるので、こんなもんなのかな、という感じはします。

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ただし、約170ドルでこの画質ということを考えると、国内で正規販売されている同じ価格帯の格安スマホがここまでのカメラ性能かというと、同じかそれ以下の気がします。という部分も踏まえると、スマホで写真はあまり撮らず、コンデジやミラーレス一眼、デジタル一眼レフカメラを別で使うといった人なら問題ないかも知れません。カメラ機能にこだわりがある方が購入する機種ではありません。

UMi MAXのバッテリー性能・電池持ち・充電時間

4000mAhの大容量バッテリーということですが、電池持ちのなかなかのものでした。Youtubeなど動画を流しっぱなしで1時間に15%ずつ程度消費といったところで、バッテリーはかなり持つ印象。

USB Type-Cポート採用ですが、ACが日本で使えるものではないので、今回はAmazonで購入した市販のケーブルとACアダプタで充電時間を計測しました。市販の充電器とACで3時間程度でフル充電できています。

 対応バンドの周波数帯、Wi-FiとBluetooth

2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 850/900/1900/2100MHz
4G: FDD-LTE 800/1800/2100/2600MHz

上記が対応バンド。ドコモ系の格安SIMならLTE接続OKです。microSIMのデュアル仕様になっており、片方がmicroSDスロットとして排他利用になっています。

Wi-Fiは802.11a/b/g/nと2.4GHzだけでなく5GHz対応。接続も今の所問題なく動画をガンガン視聴できています。BluetoothもQuiet Comfort 35に無線接続して利用していますが、今の所スマートフォン側が原因と思われる音の途切れなどは発生していません。

このあたりのビルドクォリティは中華タブで残念なことが多いので気になっていましたが、UMi MAXは全体的に問題ないのが嬉しいところです。

爆速の指紋認証センサー

指紋認証センサーは思ったより高速でした。指も複数登録できるので、ある時は右手、ある時は左手で解除できるので便利です。

意外にも好印象だったスピーカー

UMi MAXで意外だった点、それがスピーカーです。専用のサウンドカードをを搭載しており、Hi-Fiクウォリティの音楽再生が可能としています。

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スピーカー利用時は音量を上げても音割れを起こすことはありませんでしたし、2万円以下のスマートフォンとしては期待以上の音質でした。もちろんフロントスピーカーを搭載した音響にもこだわったモデルなどに比べると劣る部分もありますが、ライトユーザーが音楽や動画試聴を行うには十分な環境が整っていると感じました。

中華スマホのセキュリティチェック

中華タブには脆弱性のあるシステムなどがよくウイルスチェックアプリで検出されるので、UMi MAXも、無料版のアプリではありますが、一通りウイルススキャンをテストしてみました。

  • Avast Mobile Security 検出なし
  • Norton Mobile Security マルウェア検出なし
  • AVG Antivirus FREE 検出なし
  • 360 Security メッセージのみ警告
  • Lockout 検出なし
  • CM Security 検出なし
  • Dr Web Light 検出なし

360 Securityでのみメッセージ関連の警告が出ましたが、調べてみると多くのAndroidスマートフォンに警告を出しているもののようで、あまり気にしなくても良さそうな気がします。無料アプリなので気休めでしかありませんが、少なくとも今回のテストではマルウェア脅威などは検出できませんでした。安心。

UMi MAXの価格

中国ECサイトの価格で、記事執筆現在は169.99ドル。大画面フルHDディスプレイ、オクタコアCPU、3GBメモリ、指紋認証付きで2万円を切る価格はかなり魅力的ではないでしょうか。

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UMi MAXの実機レビュー・まとめ

UIも過度なカスタマイズがなく使いやすい仕様になっており、格安スマホとしてのスペックも価格プラスαというのが実機レビューしてみての感想です。またデザインもとても2万円を切るスマートフォンとは思えない質感になっているので、気になる方は是非手にとって試してみてください。

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