QualcommといえばSnapdragon 820の高性能プロセッサーが各社のフラグシップスマートフォンに搭載されていますが、マイナーチェンジ版にあたる「Snapdragon 821」を2016年7月11日に発表されました。
クアルコムの発表によれば820よりも10%のパフォーマンス向上をしているのだとか。消費者向けデバイスに搭載されるのは2016年の下半期になるとのこと。
最近のニュースではASUSのフラグシップスマートフォン「ZenFone 3 Deluxe」にSnapdragon 821が搭載されることが公式サイト内のスペック表にて確認されており、今年中には確実にQualcommの新プロセッサーを試すことできるようになりそうです。
Snapdragon 821、820のマイナーアップグレード版SoC発表
Qualcommのモバイル向けプロセッサーといえば「Snapdragon 820」をフラグシップ機でよく見かけますが、今回発表されたSnapdragon 821はクロック数が「クアッドコア2.15GHz→クアッドコア2.4GHz」に引き上げられるようで、前モデル比で10%パフォーマンスが向上しているとのこと。
Snapdragon 830が10nm FinFETプロセスのオクタコアCPUで登場するという噂がすでに出始めていることもあり、性能の向上度合を見ても今回はマイナーアップグレードと言えそうですが、2016年に発売されるスマートフォン向けプロセッサーとしては最上位クラスのモデルになることは間違いなさそうです。
マイナーチェンジということであればスナドラ830搭載のスマートフォンが発売されるまで待っても良いのかなという気はしますが、いずれにしろZenFone 3 Deluxeの上位モデルには期待したいですね。
Source:Qualcomm
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