スマートフォンでは落下による画面割れがつきもの。そんな不安を解消してくれるのが、Corning(コーニング)社が開発している強化ガラス「Gorilla Glass」シリーズです。
強度を知るためにも、製品別に詳しく解説していきましょう。
コーニングの「ゴリラガラス」とは?
CORNING(コーニング)は、アメリカに本社を置く世界最大級のガラスメーカーです。スマートフォンのディスプレイやスペック表を見ると「Gorilla Glass」というものを見かけると思いますが、これらはコーニング社が開発した強化ガラスになっています。
2010年の時点ですでに携帯電話市場の20%に採用されているとのことで、スマートフォンの強化ガラス市場では最大手。高い透明度と強度を誇り、格安スマホでも最近は多くの機種がこの強化ガラスを採用しています。
Gorilla Glass 5
2016年7月に発表された最新製品「Gorilla Glass 5」。ディスプレイ保護性能が大幅にアップした強化ガラスで、最大1.6mの高さから落としても大丈夫なように設計されています。ROUGH SURFACE(粗い表面)へのドロップテストでは80%で破損しなかったとのことで、他の競合製品と比較すると約4倍の耐久性を記録しています。
こちらの製品は発表されたばかりなのでまだ搭載機種がありませんが、海外ニュースによれば最新スマートフォンとなるであろう「Galaxy Note 7」「iPhone 7シリーズ」に搭載されるのではと予想されています。
Gorilla Glass 4
5の発表前までは最新製品だった「Gorilla Glass 4」。発表当時で競合製品と比べ約2倍の強さを誇り、この前にGorilla Glass 3と比較しても圧倒的に耐衝撃性・耐摩耗性がアップしている強化ガラスです。
Gorilla Glass 3
「Gorilla Glass 3」は発表当時ハイエンドスマホに搭載されるような強化ガラスでしたが、4が発表されてからはフラグシップ機はそちらを採用する機種が多く、3は最近格安スマホなどでも採用されるようになってきました。発表は2013年なので少し前なのでアレですが、もちろんふつうのガラスを搭載したディスプレイに比べれば耐久性は高くなっています。
コーニングのゴリラガラスとは?まとめ
もちろん搭載している機種によって落とした時の強度も異なりますが、どうせ使うならシェアの高い安心して使える強化ガラスを利用するのが良いですよね。ディスプレイ割れを多く経験しているスマホユーザーの方は、このGorilla Glassが採用されているかどうかを基準にスマートフォンを選んでみるのも良いかもしれませんよ。
コメント