
富士通が【arrows M02】を発表!SIMフリーの格安スマホとなっている他、価格は3万円台・長時間駆動バッテリー・おサイフケータイ対応など国内向けに幅広く対応。MVNOではNifMoが格安SIMはとのセット販売を予定。今回はスペック比較しました。
この記事の目次
arrows M02はSIMフリー

富士通が発表したarrows M02。個人向け市場に投入される予定の新機種であり、前モデルのARROWS M01の後継機となっています。
性能自体はエントリーレベル〜ミドルレンジのスペックとなっており、性能が抑えられた変わりに価格も格安スマホ並。独自機能もおおく搭載しており、NFC対応や電池持ちに特徴があります。
arrows M02とARROWS M01のスペック比較
前作ARROW M01とスペック比較をしてみます。CPUにかわりはありませんが、電池持ちなど幾つかの面で改善・アップグレードがなされたようです。
機種名 | arrows M02 | ARROWS M01 |
---|---|---|
メーカー | 富士通 | 富士通 |
OS | Android 5.1 Lollipop | Android 4.4 |
CPU | Qualcomm Snapdragon410 (1.2GHzクアッドコア) | Qualcomm Snapdragon410 (1.2GHzクアッドコア) |
RAM | 2GB | 1GB |
ROM | 16GB | 16GB |
SDカードスロット | microSDHC 最大32GBまで | microSDHC 最大32GBまで |
ディスプレイ | 約5インチ 有機ELディスプレイ ゴリラガラス3 (1280×720)HD | 約4.5インチ 有機ELディスプレイ (1280×720)HD |
カメラ機能 | 背面カメラ810万画素 インカメラ240万画素 | 800万画素 130万画素 |
バッテリー | 2,330mAh | 2500mAh |
連続通話時間 | 約780分(VoLTE) | 約670分 |
連続待受時間 | 約580時間(4G LTE) | 約950時間(3G) 約700時間(LTE) |
SIMサイズ | nano SIM | micro SIM |
対応周波数(LTE) | [docomo] 2GHz,1.8GHz,800MHz [au] 2GHz,800MHz | docomoのみ |
防水・防塵 | 防水 IP5/8 防塵 IP6X | 防水 IPX5/8 防塵 IP5X |
おサイフケータイ | ◯ | - |
WiFi | IEEE802.11 b/g/n | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.1 | 4.0 |
CPUはSnapdragon410で据え置きとなりましたが、内部メモリ(RAM)が2GBへ増量。ディスプレイも5インチへとサイズアップしているので、動画視聴などにも順分ではないでしょうか。
またゴリラガラス3を採用した他、背面コーティング・防水防塵・MIL規格14項目準拠など、耐久性も抜群。夏も冬もガッツリ利用できるモデルに仕上がっていますね。
バッテリー容量は2,330mAhとそこまで多くないようにみえますが、実際には独自エンジンを搭載しており「電池の3日持ち」をアピール。
arrows M02はNifMoで販売予定
10月下旬より販売開始予定のarrows M02は、既にMVNOの「NifMo」で発売が決定しています。価格は33,334円(税別)となっており、価格帯としてはASUS Zenfone 2 LaserやHUAEI P8liteと競合するようですね。
価格比較
- arrows M02 約3万6千円
- Zenfone 2 laser 約3万円
- HUAWEI P8lite 約3万円
- HTC Desire 626 約3万円
本体価格を比較するとこんな感じになるので、スペックだけみれば、p8liteかZenfone 2 laserでしょうね。HTC Desire 626に関しては海外のレビュー点数がすこぶる悪いので除外。
arrows M02は国内向け機能を多く搭載しているので、そこがマッチすればお買い得の機種と言えそうです。
arrows M02のおすすめポイント
- おサイフケータイ対応
- 抜群の電池持ち
- 防水防塵
- MIL規格14項目準拠
- 国内メーカーの安心感
おサイフケータイに対応する貴重な格安スマホ
SIMフリーの格安スマホの中では、なかなかおサイフケータイ機能に対応する機種がありません。が、富士通M02は対応しており、モバイルSuicaなどもテスト中とのこと。
バッテリーは3日の電池持ち
独自システムにより電池は脅威の3日持ちを実現。もちろん大量ダウンロードなどヘビーに使うと3日持たないそうです。
バッテリーは格安スマホにとって死活問題なので、この辺りはナイスなポイント。
防水・防塵
防水・防塵に対応しているので、台所などでの水しぶきくらいならOK。ママさん助かりますね。海外メーカーのSIMフリー機種は防水非対応が多いので、ここは国産機種ならではのメリットです。
MIL規格14項目に準拠
アメリカ国防総省のMIL規格の14項目に準拠しており、耐久性は抜群。どんなものに耐性があるかというと、以下のとおり。
- 防水(浸漬・風雨)
- 防塵
- 耐衝撃
- 耐振動
- 耐日射
- 防湿
- 塩水耐久
- 高温動作・保管
- 低温動作・保管
- 気圧動作・保管
真夏のビーチも冬のスキー場もOKとか。約800万画素のカメラも搭載しているので、アクティブシーン・アウトドアでの活躍にも期待できますね。
arrows M02・SIMフリー格安スマホ発表まとめ
arrows M02に関しては「ドコモ・auの両回線に対応する」こともウリになっているので、格安SIMとの運用も視野に入れたいところですね。スペックとしてはエントリーレベル+αなので、おさいふケータイや防水などが欲しい方であればお得かも。