auの2016年夏モデルで発表された「Qua Phone PX」のスペック比較。キュアフォンとはKDDIで展開している独自ブランドのスマートフォンで、今回はミドルスペック機に仕上がっています。発売日や価格を確認してみましょう。
au Qua Phone PXのスペック
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約73 × 148 × 7.5 mm |
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重量 | 約127g |
電池容量 | 3,000mAh |
連続通話時間 (音声通話時/日本国内使用時) ※1 |
約1,300分 |
連続待受時間 (日本国内使用時) ※1 |
4G LTEエリア:約500時間 WiMAX 2+:約500時間 |
電池持ち時間 ※2 | 約105時間(注1) |
充電時間 | 約90分(注2) |
電池パック取り外し | ― |
外部メモリ 推奨最大容量 ※3 | 200GB microSDXC™ |
内蔵メモリ容量 (ROM) ※4 | 16GB |
内蔵メモリ容量 (RAM) ※4 | 2GB |
アドレス帳登録件数 | 本体メモリの空容量に依存 |
ディスプレイ(画面)タイプ | IPS |
ディスプレイ(画面)サイズ | 約5.2インチ |
ディスプレイ(画面)最大表示色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ(画面)解像度 | 1,920×1,080(FHD) |
防水 ※5 | IPX5/IPX7(注3) |
防塵 ※5 | IP6X(注4) |
au ICカード | au Nano IC Card 04(VoLTE) |
OS ※6 | Android™ 6.0 |
CPU | MSM8937 1.4GHz クアッドコア+1.1GHz クアッドコア |
4G LTE(2GHz)& WiMAX 2+ キャリアアグリゲーション対応 受信最大(Mbps) ※7 |
― |
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4G LTE(800MHz)<プラチナバンド> 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
75/25 |
4G LTE(2GHz) 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
150/12(注5) |
4G LTE キャリアアグリゲーション対応 受信最大(Mbps) ※7 |
150(注6) |
VoLTE | ○(注7) |
WiMAX 2+ 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
110/10 |
WiMAX 2+ キャリアアグリゲーション対応 受信最大(Mbps) ※7 |
― |
3G<WIN HIGH SPEED> 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
― |
3G 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
― |
Wi-Fiテザリング | ○(最大8台) |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Miracast対応 | ○ |
Bluetooth® | Ver.4.2 |
赤外線通信 | ― |
有効画素数 | メイン:約1,610万画素 サブ:約800万画素 |
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撮影素子 | メイン:CMOS サブ:CMOS |
撮影ライト | 静止画:- 動画:○ |
オートフォーカス機能 | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ補正機能・手ブレ軽減機能 | 静止画:○ 動画:- |
接写機能 | ― |
動画最大撮影サイズ | 1,920×1,080 |
静止画最大撮影サイズ | 4,608×3,456 |
静止画ズーム | 4倍 |
動画ズーム | 4倍 |
メーカー
前回の初代Qua Phoneは京セラが開発メーカーとなっており、おなじみのスマートソニックレシーバーなどが搭載されていましたが、今回のQua Phone PXはLG電子が開発メーカーとなっています。夏モデルではタブレットも発売されているのですが、統一感を持たせるためか今回はどちらもLG端末です。
KDDIとしては独自ブランドによる2台持ちを提案しているようですね。
OS
OSバージョンは最新のAndroid 6.0 Marshmallowを搭載。2016年夏モデルで発表されたスマホはすべてが6.0標準搭載となっているので、当然といえば当然かもしれません。
ディスプレイ
ディスプレイサイズは約5.2インチ。解像度は1920×1080のフルHDとなっています。タブレットも同ブランドで発売する予定なので、スマホのほうは大きすぎず小さすぎず、といったところでしょうか。YoutubeやNetflixなどを視聴する分には十分な解像度といえるでしょう。
CPU(プロセッサー)
プロセッサーにはSnapdragon 430(MSM8937 オクタコア)を搭載。クロック数はエントリー使用ながら8つのコアを採用したSoCで、効率的なマルチタスキング処理を可能としています。…このプロセッサー自体発表されたのが2015年後半なので割と新しいモデルなのですが、Snapdragon 4xxシリーズで8コアが採用された初めてのSoCらしく、性能面では期待がかかります。
RAM・ROM
メモリは2GB,内部ストレージは16GBということで、若干少なめの格安スマホ並スペックです。microSDカードスロットは200GBに対応しているので、必要であればこちらを利用するといった感じでしょうか。
もしくはQua Tab PXとの連携でデータをタブレットに移しておくなど、活用方法としては色々ありそうですね。
カメラ機能
背面カメラは1610万画素となっているほか、カメラにおまかせで撮影しても自動で明るさなどを調整してくれる優れた機能が入っているようです。この自動補正機能はぜひ試してほしい部分。
もちろんマニュアルモードにも対応しているので、本格的な撮影も可能となっている点もポイントです。
また画面OFF時でもボリュームキー下を2回押すだけでカメラが起動したり、撮影後にシェアボタンが出現したりと、スペック重視というよりは「いかに使いやすいか」をメインに設計されているのがQuaシリーズの特徴のような気がします。
バッテリー
5.2インチのフルHDにしては大きめの3000mAhバッテリーを搭載。公式サイトでもスペック表でもその長持ちぶりをアピールしています。
急速充電にも対応しているので、必要であれば対応のACアダプターで使いたいところです。
Wi-Fi
無線LAN機能はIEEE802.11a/b/g/n/acと5GHz帯の電波にも対応。勝手な予想ですが、コストを削減できる部分は削減しつつ、WiFiの通信やCPUの動作など直感にかかわる性能部分についてはしっかりおさえてきている印象を受けます。
Snapdragon 430のオクタコアにRAM2GBというのも普段使いでサクサク動作するスペックだと思いますし、カメラ機能などもそうですね。どのスペックを見ても普段使いで満足できるギリギリのラインで仕上げているといった構成になっているのかもしれません。
発売日
2016年7月上旬発売予定・なお価格は記事執筆時点で未定です。
デザイン
発売時のカラーは全3色で、先ほどチラ見せしたようにQua Tab PXと統一されたデザインになっているのが分かります。背面のカメラ部分などを見ると、若干LGぽさが見えているかもしれません。
厚みも7.5㎜と薄い本体になっており、重さも約127gとかなりスリム。シンプルなデザインも合わせて、使いやすさを追及した設計になっています。
その他auシェアリンクなどKDDI独自の機能にもしっかり対応しており、まさしくオリジナルブランドといった仕上がりになっています。ぜひ店頭で試してみて下さい。
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