大手キャリアのNTTドコモが、スマートフォン購入時の支払い方法の見直しを検討していることが報じられました。
産経新聞によると、今年度中にも「購入者が頭金の金額を自由に決めることができる」ようになるそうで、残りを分割で支払ったり、販売店の裁量で販売価格を値引きした上で残りを分割払いにするなどが可能になるようです。
NTTドコモ、スマートフォン購入時の頭金を自由化へ?
産経新聞が伝えたところによると、NTTドコモはスマートフォン購入時の支払い方法を見直すことが報じられました。
今年度中にも頭金を自由に設定したり、残りを分割で支払ったり、販売店の裁量で販売価格を値引きし残りを分割払いにするなどが可能になるようです。
販売価格の実質拘束が自由化の背景に
現状ドコモでは分割払いの総額を機種ごとに固定しており、頭金の設定や値引きができないようになっています。これらは公正取引委員会により、独占禁止法に違反する恐れがあると指摘されていました。
8月に公表されたスマートフォンの販売手法に関する指針でも「携帯電話会社が実質的に販売価格を拘束し販売店の自由な価格設定を妨げている」としており、見直しを迫られていた状況です。
こういった状況の中、今後は頭金設定の自由化や販売店の裁量で分割総額を変更できるように見直しをするとし、購入者はより自由な購入方法を選ぶことができるようになります。頭金は上限などは現在調整中とのこと。
頭金の自由設定で今後はどうなる
これら頭金が自由設定になると、例えば10万円のスマートフォンを購入するとき、「頭金2万円を店頭で支払い、残り8万円を分割」ということが選べるようになるかもしれません。
より予算に合わせて支払い方法を選べるようになるはずなので、ユーザーにとってはメリットの大きい話でしょう。「今年度中には」ということなので、期待したいですね。
Source: 産経ニュース
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