ALCATEL(TCL)は、ラスベガスで開催されたCES2016にて「Pixi 4(3.5)(6)(7)」を発表しました。各モデルでサイズが異なり、前作の低価格シリーズというコンセプトを継承しています。
今回はスペックを一気読みできるようにまとめてみました。
ALCATEL Pixi 4シリーズを発表(CES2016)
Pixi 4(7)
7インチの大型ディスプレイレイを搭載したファブレット「pixi 4(7)」。MediaTek製のクアッドコアCPUを搭載し、RAMが1GB、ROMが8GBという構成。スペックとしてはエントリーモデルとなっていますね。発売は2016年1Qごろになる予定。
機種名 | Pixi 4(7) |
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OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 7.0インチ(600×1024) |
CPU | Mediatek MT8321(クアッドコア1.3GHZ) |
RAM/ROM | 1GB/8GB |
カメラ | 2MP |
バッテリー | 2580 mAh |
WIFi | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
SIM | Micro SIM |
Pixi 4(6)
6インチのディスプレイを搭載した「Pixi 4(6)」。今回発表された機種の中ではスペックの高いAndroidスマ―トフォンとなっています。OSは6.0 Marshmallow最新もでるを搭載予定で、CPUはクアルコム製のMSM8909 Snapdragon 210(クアッドコア1.1GHz)を採用。シリーズで別会社のプロセッサーを採用しているのも興味深いですね。
機種名 | Pixi 4(6) |
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OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 6.0インチ(720 x 1280) |
CPU | Qualcomm MSM8909 Snapdragon 210 (クアッドコア1.1GHz) |
RAM/ROM | 1GB/8GB |
カメラ | 8MP |
バッテリー | 2580 mAh |
WIFi | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
SIM | Micro SIM |
ここまで見ていくと基本性能は2016年発売予定の機種にあって相当抑えられているのがわかります。つまり途上国系に展開する低価格スマホという可能性が非常に高いです。
Pixi 4(4)
4インチのコンパクトスマホ。下で紹介する3.5インチモデルとは差別化があり、OSは最新のAndroid 6.0 Marshmallowを搭載、カメラは500万画素モデルもある模様。
機種名 | Pixi 4(4) |
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OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 4.0インチ(480 x 800) |
CPU | Mediatek MT6580M(1.3GHzクアッドコア) |
RAM/ROM | 1GB/8GB (512MB/4GB) |
カメラ | 2MP or 5MP |
バッテリー | 1500 mAh |
WIFi | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
SIM | Micro SIM |
Pixi 4(3.5)
超小型3.5インチのディスプレイを搭載した激安スマホ「Pixi 4(3.5)」。デュアルコア+512MBのRAMを搭載ということで、価格は5000以下を予定しているそうです。OSはAndroid 5.1 Lollipop。
機種名 | Pixi 4(3.5) |
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OS | Android 5.1 Lollipop |
ディスプレイ | 3.5インチ(320 x 480) |
CPU | Mediatek MT6572M(1Ghzデュアルコア) |
RAM/ROM | 512MB/4GB |
カメラ | 2MP |
バッテリー | 1300 mAh |
WIFi | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
SIM | Micro SIM |
あまり低スペックなので日本で発売する可能性は低いといえそうですが、「コンパクトなスマホを低価格で」という部分は評価◎。性能が表す通り、新興国などで発売を予定。
Pixi 3(8)LTE
こちらはPixi 3なのですが、Windows 10(mobile)を採用したファブレット。8インチの大画面モデルですが通話もOKということなので、価格帯によってはWindows OSの普及を後押しするおすすめ機種となるかもしれません。
機種名 | Pixi 3(8)LTE |
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OS | Windows 10 (mobile) |
ディスプレイ | 8.0インチ(800 x 1280 ) |
CPU | Qualcomm MSM8909 Snapdragon 210(クアッドコア1.3GHz) |
RAM/ROM | 1GB/8GB |
カメラ | 5MP |
バッテリー | 4060 mAh |
WIFi | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
SIM | Micro SIM |
スペックは今回ALCATEL(TCL)が発表した機種同様にエントリー仕様となっていますが、LTEに対応している点はGood。
ALCATEL Fierce XL(Windows)
こちらもWindowsですが、ブランド名がFierceということで上記で紹介したものとはRAMが2GBだったりと若干異なります。
機種名 | ALCATEL Fierce XL(Windows) |
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OS | Windows 10 (mobile) |
ディスプレイ | 5.5インチ(720 x 1280 ) |
CPU | Qualcomm MSM8909 Snapdragon 210(クアッドコア1.1GHz) |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
カメラ | 8MP |
バッテリー | 2500 mAh |
WIFi | Wi-Fi 802.11 b/g/n |
SIM | Micro SIM |
しかし低価格路線というのは同じで、今回のCES2016で発表した機種はAndroidスマホが3機種、Windowsが2機種という面白いラインナップとなりました。発売は北米向けだそうです。
CareTime(番外編)
キッズ向けのスマートウォッチ「CareTime」も発表。GSM通信・GPSに対応しており、電話をかけることもできるのだとか。ドコモのドコッチのラインナップに加えてほしい一品。
ALCALTELのCES2016発表機種まとめ
今回のラインナップでは、大型ファブレットながらエントリースペック+低価格という面白い新機種が出そろった印象です。さらにCES2016でもあるように、今年はWindows 10搭載スマホ・タブレットの発売予定が満載。今後はOS戦争にも注目しておきたいですね。
(Source:GSMArea)
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