ドコモなど実質0円見直し+カケホ値下げ!今後どうなる⁉︎

au docomo softbank

大手携帯3社は総務省の有識者会議にて「実質0円」など過度な端末の安売りについて、見直しに前向きな考えを示しました。これとは別に安倍首相が提示する「携帯料金の引き下げ」や「家計の負担軽減」につながるかどうかはまだ不透明のままです。新プランで「カケホーダイライト」「スーパーカケホ」「スマ放題ライト」が発表されているので、こちらと合わせて関係を見ていきたいと思います。

ドコモなど大手キャリア3社、実質0円見直しへ?

26日に行われた総務省の有識者会議で、ドコモ/au/ソフトバンクの3社が料金引き下げについて議論しました。その中で「携帯電話の買い替え優遇」つまり実質0円などの安売りについて力説したそうです。

実質0円 廃止

現在大手携帯キャリアは月額料金の割引による「実質0円」の負担額軽減や、他社から電話番号をそのまま乗り換える「MNP」では商品券や現金キャッシュバックなど、特に2014年秋-冬にはCBによる過度の顧客争奪戦が行われました。

最近では「SIMロック解除義務化」などもあり、近くキャリアで購入したスマートフォンでも、他社で利用が容易になります。しかし今回の割引見直しによって、実質端末価格の値上げにつながるとの懸念も。

概要だけ見ると安倍首相の指示した「家庭の負担軽減」に逆行しているように見えますが、実際にはどうなのでしょうか。キャリアごとの現状も少し確認してみましょう。

docomo/カケホーダイライト

最近は増収増益と「ドコモ光」が好調なドコモですが、実質0円廃止への値上げが懸念される中、通話の月額料金割引では「カケホーダイライトプラン」が始まります。

もともと月額料金2700円で国内通話がかけ放題になる「カケホーダイ」プランがありましたが、通話時間が比較的短いユーザーを対象とした「カケホーダイライト」に関しては、1回の通話が5分以下の場合には定額1700円/月で利用できるプランとなっています。

そこまで長電話をしない方や一旦電話を切ってかけなおすなど工夫をすれば、実質1000円分の値下げとなるので、利用者にとっては嬉しいプラン。この辺りでユーザーへのドコモ引き止めを狙っているようです。

au / スーパーカケホ(電話カケ放題S)

auでも5分以内の通話は定額1700円/月の「スーパーカケホ(電話カケ放題S)」を提供。内容はほとんどdocomoと同じです。データ定額 は3GBプランより選択可能な他、家族割適用時であれば家族館の通話は5分超でも無料と太っ腹。3社の中では一番早くこのタイプのプランを提供した先駆者でもあります。

auは固定回線インターネットとのセット割引「auスマートバリュー」が功を奏し、一気に人気キャリアにのし上がった感もあります。ガラホなどを先行したりFirefox Phoneを発売したりと、新たな試みにも積極的で、昔話(桃太郎など)風のCMも人気で急上昇中。

MVNO事業では新OSのiPhoneが使えなかったりと出遅れている部分もありますが、au系MVNOは通信の実効速度も速いと評判。この辺りの草分けをどうしていくのかにも今後注目したいところです。

SoftBank / スマ放題ライト

Softbankも月額料金が1700円の「スマ放題ライト」を提供。3社共プラン内容に関してはほぼ同じとなっています。ソフトバンクグループは最近海外企業の買収に意欲的で、何か他の2社とは別の視点で世界を見ているよう。国内携帯・通信事業を持ちながらも、孫氏の思いはもっと遠い所にあるようです。

新かけ放題プラン、3社の違いは?

auは3GBデータプランからも「スーパーカケホ」が選択できるようになっており、少ない容量から選べると言う点ではKDDIが1歩リード。

ソフトバンク/ドコモに関しては5GBスタートとなっており、それ以下のプランでは2015年11月1日現在1700円のカケ放題プランが利用不可となっています。特に気になるのはドコモのプランで、なぜかカケホーダイライトだと「家族シェアパックは15GBプランから」となっています。

このあたりにドコモの思惑、会見の言葉を借りれば「アップセル(データ容量の上位プランを選んでもらう)」部分が見え隠れしているような気がします。ドコモ光・MVNO回線貸し出しによって好調のDocomoですが、この辺りはもう少し頑張って欲しい所。

格安SIMとの草分けはどうなる?

現在docomo/auではMVNOによる「格安SIM/格安スマホ」なども人気を集めていますが、回線を提供する側として、この辺りの線引きはどうなっているのでしょうか。

カケホーダイ/ハイスペック端末で攻めるMNO

ドコモ/au/ソフトバンクの大手キャリアでは、現在電話のかけ放題プランを提供しており、これを軸に、ハイスペック端末による販売で差別化を図っているようです。さらに固定回線とのセット割などで、規模の大きさによるメリットを生かした総合サービスという点は、おすすめポイントといえるでしょう。

さらに最近ではドコモが生命保険会社と提携したり、auが店舗でネットネットショッピングを勧めるといったこともあります。MVNOとの決定的な違いは「実店舗の数」であり、実際に顧客にリーチできるのは大きなメリット。この辺りを活かしていく考えなのでしょう。

料金の安さで攻める格安SIM/最近は電話かけ放題も

対してMNOから回線を借りて通信を提供するMVNO。IIJmioやDMM mobileなどが人気ですが、その低価格の月額料金には目をみはるものがあります。例えばIIJmioのデータ専用SIMは3GB使えて月額900円と激安。この価格が最大の特徴といえるでしょう。

また最近ではNifMoが提供する「NifMoでんわ」などIP電話アプリを介しての電話かけ放題プランも登場。ここまでくるとあとは通信速度の違いだけのように思いますが、もし今回の実質0円取りやめニュースが現実となり実質値上げとなれば、最終的に格安SIMに乗り換える利用者は今後増えてきそうですね。

実質0円廃止?カケホの値下げ・まとめ

今後実質本体価格の値上げにつながるとすれば、ますます格安SIMへの移行が進むかもしれませんね。最近は格安スマホでも品質の良い製品がどんどん発売されているの特に大手キャリアの最新スマホでなくても良い気はします。

しかしキャリアメールが使えなかったり幾つかのサービスが利用不可になったりするので、メールサービスは今後のためにも乗り換えておきたいですね。

(Source:朝日新聞)

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