Freetelブランドを手掛けるプラスワン・マーケティングから【Priori 3 LTE】発表!スペック・性能・価格を比較します。クアッドコアCPU(1.0GHz)を搭載したエントリーモデルとなっており、4.5インチの小型ディスプレイを搭載。LTE対応モデルで、デュアルSIMの仕様ですが国内では1スロットのみの対応となっています。
MVNO格安SIMのとの運用にも注目!
Priori 3 LTEのスペック比較
Android 5.1を搭載したSIMフリースマートフォン。クアッドコアCPUを採用しており、画面サイズは4.5インチ。デュアルSIM仕様となっていますが、国内での仕様は1スロットのみとなるそうです(Freetel公式HP情報)。
機種名 | Priori 3 LTE |
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メーカー | フリーテル (プラスワン・マーケティング) |
OS | Android 5.1 Lollipop |
CPU | クアッドコア1.0GHz |
RAM | 1GB |
ROM | 8GB |
ディスプレイ | 4.5インチ 解像度(854×480) FWVGA |
カメラ | メインカメラ:800万画素 インカメラ:200万画素 |
バッテリー | 2,100mAh (着脱可) |
SIMスロット | [デュアルSIM] 標準µ SIM (日本では1スロットのみ利用可能) |
周波数・対応バンド | [2G:GSM] 850/900/1800/1900MHz [3G:WCDMA] 1/6/8/19 [4G:FDD LTE] 1/3/8/19 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | バージョン4.0 LE |
搭載センサー | GPS搭載 (A-GPS対応) / 加速度センサー / 近接センサー / 光センサー / e-compass |
OS
OSはGoogle社のAndroid 5.1 Lollipopを標準搭載。Freetelでは「Priori2 3G」などが5.0ロリポップにアップデートしているので、今後Android 6.0 Marshmallowの最新OSにも対応してくるかもしれません。
CPU
チップセットにはクアッドコア(1.0GHz)を採用。CPUメーカーに関しては公式HPに記載がありませんでしたが、スペックとしてはエントリーレベルと思って良いでしょう。
後から紹介する価格は、その分安く設定されています。prioriシリーズに関しては安さを前面に出している感じがありますね。
RAM・ROM
内部メモリ(RAM)は1GB・内部ストレージ(ROM)は8GBです。容量的には若干物足りなさを感じるので、ヘビーユーザーと言うよりはライトユーザー・格安スマホデビューの方向けといった印象を受けます。
容量は不明ですがmicroSDカードには対応しているようなので、必要であればそちらを利用しましょう。ただし少し金額をプラスすれば、19,800円で「Freetel SAMURAI 雅 MIYABI(FTJ152C)」が購入できるので、価格とスペックを天秤にかけて購入を検討するべきです。
ディスプレイサイズ
4.5インチの小型ディスプレイを搭載。本体サイズも
- 高さ×幅×厚さ:132 × 65 × 8.9 mm / 重量:120g
とそこそこ小さいので、片手で使えるSIMフリースマートフォンを探している方にはオススメ。解像度は854×480(FWVGA)となっているので、そこまで期待は出来ません。あくまでもエントリーモデルとして見るのがベスト。
ちなみにカラーは6色展開とのことです。
バッテリー
バッテリー容量は2100mAh。電池持ちと連続駆動時間の目安は公表されていませんが、着脱可能式を採用しているということです。電池を取り替えるなり、モバイルバッテリーを持ち運ぶなりすればいくらでも対策は出来そう。
ちなみに前モデルは1700mAhだったので、サイズ的には向上が見て取れます。
SIMサイズ
デュアルSIM仕様となっており、SIMカードサイズは標準SIMとNano SIMです。プラスワン・マーケティングの公式ホームページでは「国内で使用できるのは1スロットのみ」との記載があったので、おそらく(多分)標準SIMのほうが2G(GSM)の海外用になっていることが予想されます。
MVNO格安SIM2枚運用などトリッキーなことは出来ませんが、「海外SIM+国内SIM」などの活用は出来るかもしれません(あまりメリットはないですが)
周波数・LTE/3G対応バンド
- 4G FDD LTE : band 1/3/8/19
- 3G WCDMA : band 1/6/8/19
- 2G GSM : 850/900/1800/1900MHz
LTE・WCDMA(3G)ともにドコモ・ソフトバンクのプラチナバンド対応がオススメポイント。実際に利用するとなると、docomo系MVNOの格安SIMで運用することになるでしょう。
カメラ性能
- リアカメラ(背面):800万画素
- フロントカメラ:200万画素
これといってスペック上ですぐれた面は無し。
WiFi
- 802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)
低価格ながら11aの5GHz帯に対応している点はGood。とはいっても11ac(規格上最大6.93GHz)には対応していないので、最新規格の無線LANと組み合わせてもそこまで通信速度は期待出来ません。
…が、コスパを考えれば十分メリットがあることは間違いなし!
Bluetooth
バージョン4.0に対応。ブルートゥース+Android 5.1ということで、規格上はAndroid Wear(スマートウォッチ)とも連携が可能です。とはいっても、ほとんどの場合でスマートウォッチの金額の方が高くなりそうですが…。
Priori 3 LTEの価格
本体価格は税別12,800円。格安スマホの中でもかなり安い部類に入ります。この安さが最大のメリットといっても良いでしょう。Freetelブランドでは国内メーカーながらこの値段で開発出来るあたり、他社にはない期待を感じさせられますね。
他社SIMフリースマホとの価格比較
値段的には1万円台のSIMフリースマートフォンとの比較になりますが、2015年10月13日時点で同じような金額の機種とスペックは以下の通り。
機種名 | Ascend G620S (HUAWEI) | g01/Blede L3 (ZTE) | FLEAZ F4 (Covia) |
OS | Android 4.4 Kitkat | Android 5.0 Lollipop | Android 4.4 Kitkat |
CPU | クアッドコア 1.2GHz | クアッドコア 1.3GHz | クアッドコア 1.2GHz |
RAM/ROM | 1GB/8GB | 1GB/8GB | 1GB/8GB |
画面サイズ | 5.0インチ | 5インチ | 4.5インチ |
価格 | 12,800円(DMM moblie) | 12,300円(Amazon) | 11,680円(Amazon) |
CPUがクアルコム製SnapdragonだったりMediaTek製だったりの違いはありますが、表面上のCPU・RAM・ROMスペックだけみるとそんなに他社と変わらないというのが第一印象。
ただし同じCPUでもカスタムOSやその他によって表示速度が倍違う場合もあるので、この辺りは実際に発売してからのレビューをみてからの方が良さそうです。
(管理人も「LG G Stylo」と「HUAWEI Ascend G7」で、CPU/RAM/ROM共に同じ機種を使ったことがありますが、Ascend G7の方が爆速で動作が速かったです。なので、あくまで表面上の性能は参考程度に。)
発売日
発売日は「近日」とのこと。そのうち発売されるのはもちろんなのですが、この時期だとクリスマス・年末年始の特売時期に絡んでくるので、個人的にはとりあえず年始まで様子見オススメします。
Priori 3 LTEの特徴と比較まとめ
「価格の安いSIMフリースマートフォン」としてはなかなかイケているのではないかと思います。ただしスペックが金額相応なので、ヘビーユーザーはZenFone 2 LaserやHUAWEI P8lite、Freetel 雅などを購入した方が良さそう。
発売してからのレビュー次第では高評価を得るかもしれないので、発売まで気長に待ちましょう。スピーカーが裏面についてるみたいなので、この辺も使用感も注目したいですね。
それにしても、格安スマホの新機種サイクルがどんどん早くなっているので、ユーザーとしてはどれを買ったらいいか分かりませんよね…。
(Source:Freetel)
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