中国Huaweiが、コンパクトな指紋認証付きタブレット「Huawei MediaPad M2 7.0」を発表しました。すでに10インチや8インチモデルが発売されていましたが、今回はよりコンパクトな7インチモデルです。5月4日に発表されたばかりの注目タブレット・スペックをチェックしていきましょう。
Huawei MediaPad M2 7.0のスペック
機種名 | Huawei MediaPad M2 7.0 |
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メーカー | Huawei |
OS | Android 5.1.1 |
ディスプレイ | 7インチ(1200×1920) |
CPU | クアルコム Snapdragon 615 オクタコア |
RAM/ROM | 3GB/16 or 32GB |
カメラ | 背面1300万画素 フロント500万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n |
バッテリー | 4360mAh |
SDカードスロット | あり(最大128GB対応) |
7インチのコンパクトなディスプレイを搭載したタブレット。解像度は1200×1920となっており、このサイズ感の端末としては十分なスペックでしょう。OSはAndroid 5.1.1+Emotion UIという構成になっていますが、Android 6.0へのアップデートも期待したいところです。
プロセッサーはクアルコムのMSM8939(Snapdragon 615)を搭載。ミドル~準ハイスペック機に搭載されるようなオクタコアCPUとなっており、RAMも3GBということで動作もサクサク動くはずです。GPUはAdreno405。ベンチマークスコアや搭載された機種の評判を見て見ると「安くて高性能」な評判の良いスマートフォンに多く搭載されています。
タブレットながらカメラ機能にも注目したいところで、背面には1300万画素のオートフォーカスカメラを搭載。F値も2.0とそこそこ明るく、これ1台で写真撮影も期待。インカメラは500万画素です。バッテリーは大容量の4360mAh。サイズを考えると通常といったところ。
指紋認証機能を搭載
タブレットでは珍しく、指紋認証機能を搭載するのが今回発表されたHuawei MediaPad M2 7.0の特徴です。M2シリーズのMediaPad M2 8.0では搭載されていなかったので、これは大きな進化といえます。
ちなみにフィンガープリントセンサーの位置は、Xperia Z5と似たようなサイド部分にあります。
デュアルSIMスロット採用
SIMカードスロットを2つしている「デュアルSIM」仕様となっているのも特徴で、GSM(2G)/HSDPA(3G)/LTE(4G)に対応しているようです。
国内で発売されたHuawei MediaPad M2 8.0もSIMフリーで格安SIMが利用できたので、今回のM2 7.0も日本で発売されるとすれば国内バンドに対応してほしいところですね。
Huawei MediaPad M2 7.0の価格
- 16GBモデル 1,599 元(約2万6340円)
- 32GBモデル 1,799 元(約2万9600円)
2モデルが存在し、各容量での中国発売価格は以上の通りです。3万円以下で購入できる準ハイスペックのタブレットとしては、コンパクトサイズで期待できる内容になっているのではないでしょうか。特にモバイルデータ通信ができるという点も考慮すると、購入もありなのかなというところです。
Huawei MediaPad M2 7.0の発売日
中国ではすでに発売日が確定しており、2016年の5月19日を予定しています。仕様や価格を見ても簡単に手に入りそうなものなので、日本での発表にも期待しておきましょう。
ちなみにファーウェイは新スマートフォンの「Hawei G9 lite」を発表しましたし、年末にはフラグシップモデルと見られる「Huawei Mate 9」の存在もリークされています。こちらも併せて確認しておきましょう。
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