honor6 Plusは2015年絶好調のSIMフリースマートフォンメーカーのHUAWEIが発売したスマホです。どことなく響きがApple社のiPhoneと似ていますね。
今回はこちらの機種を比較レビューし、他機種と比べたのちにランキングをしてまとめていきます。
honor6 Plusの比較・ランキング
スマートフォンを比較・ランク付けして、オススメの機種を紹介していくページです。ランキングは以下の5項目から、星5つ満点で(★〜★★★★★)評価しています。(評価方法とランキングの方法についてはこちらをご覧ください。)
- スペック(性能)
- 価格
- コストパフォーマンス
- 格安SIMとの相性
- ユーザーレビュー・口コミ
スペック(性能)
honor6 Plusのスペックを確認していきます。CPUは自社グループ製のHisilicon Kirin 925 オクタコアを搭載しています。超ハイスペックのgalaxy s6搭載Exynos 7420 Octa Coreとまでは行きませんが、そこそこサクサク動きます。RAM3GBのROM32GBなので、格安スマホの中ではかなりのハイスペックモデルになっています。
CPUやRAMに高性能、廉価なものを搭載していくとバッテリーの減りが早くなったりもしますが、そのバッテリーが3,600mAhもあります。CPUなどはメーカーが違うのでなんとも言えませんが、電池が長持ち+安定の処理速度がhonor6 Plusで、処理速度爆速+電池の減りが早いのがZenfone 2といえば、わかり易いかと思います。
カメラにも凝っていて、メインの背面にはレンズが2つあることでピントを素早く合わせたり、簡単に一眼のような写真が撮れるようになっています。両方800万画素なのですが、ダブルなので、画像形成画素は1300万画素だというので驚き。
内側にもSONY製のセンサーを搭載した800万画素インカメラを搭載しているので、セルフィーもとても綺麗に撮影可能です。性能は文句なしの★5つです。
機種名 | honor6 Plus |
OS | Android 4.4 kitkat |
CPU | hisikicon kirin 925 オクタコア A15/1.8Ghz+A7/1.3Ghz |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD 1080☓1920 |
カメラ | メイン 800万画素(ダブルレンズ)、インカメラ800万画素 |
バッテリー | 3,600mAh |
スペック:★★★★★ 5
価格
HUAWEI honor6 Plusの価格は税込で約5万円です。格安スマホとしては若干金額が高いですね。こちらはラインアップの中でもハイエンド機種に位置しているので、もう少し安いものであれば同社のP8liteやASUSの廉価版モデルZenfone 2 laserを選びましょう。
5万円以内のスマホだと、中古のドコモXperia Z3が45000円くらいで購入できたりするので、そう考えるとやはり高いのかもしれません。海外メーカー格安スマホの特徴は、OSアップデートうんぬんに対応しない場合もあるので、その点気になる方であれば国内メーカーのスマートフォンの方が良いかもしれませんね。
ただ海外、とくに中国・台湾系のスマホメーカーのスペックはドンドン底上げされているので、将来的にはサービスや本体性能の面でも負けてしまう可能性もあります。
国内メーカーはSHARPが経営再建中、SONYがモバイル事業大赤字、富士通はドコモの最新端末で不具合・販売一時停止ですからね。是非とも頑張ってほしいものです。
価格:★★★ 3
コストパフォーマンス
コストパフォーマンスは普通です。5万円近くするのであれば、もはや格安スマホとは呼べない金額になってきているところもありますし、この価格であれば国内の中古白ロムに手がでるユーザーも多いでしょう。ケースやフィルム購入にもお金がかかりますし、利用者としては少しでも金額を抑えておきたいハズですからね。
個人的には、honor6 Plusのスペックと実測であればやっとストレスなく利用できるくらいです。体感としてはZenfone 2が同じくらいでしたから、買うならZenfone 2+micro SDカードの組み合わせのほうがオススメです。
だたZenfoneはバッテリーがわりとキツメなので、ヘビーユーザーは充電器orモバイルバッテリーが必需品にほぼなります。電池持ちを重視するならhonor6 Plusを選びましょう。
コスパ:★★★ 3
格安SIMとの相性
HUAWEI honor6 PlusをMVNOの格安SIMで運用する前提で、4G LTEや3Gの掴める電波(band)を調査しました。多くのサービスが存在するドコモ系のMVNOとの相性はあまり良くないです。
LTEバンドではプラチナバンドであるband19には非対応です。つまりLTEバンドはband1/band3の2つのみしか掴めないので都市部ではいけそうですが、「ハイスペックで5万円もした割にはLTE電波掴めないね」ということにもなりかねませんので、注意が必要です。
しかしながら3GバンドはFOMAプラスエリア対応なので、電波自体が途切れることは少ないのかな、という感じです。
ただ、今のアプリはほとんどインターネット環境が必要ですし、機種のスペックは大したことなくても通信さえしっかりできれば事足りることが多いです。プラチナバンド19に対応のP8lite待たずにhonor 6 plusを購入してネットがつながりにくい方もいるようなので、購入はしっかりレビューを見てからにすべきでしょう。
特に海外の格安スマホメーカーは製品サイクルが早いので、噂レベルのニュースも含めて購入のベストなタイミングを見極めることをオススメします。特にHUAWEI,ASUS,などはよく確認しておきましょう。(中国のもっと安い無名ブランドだと、OSアップデートのたびに発売してる会社もありますので注意。)
- LTE→band1/3
- 3G →FOMAプラスエリア対応
格安SIMとの相性:★★ 2
ユーザーレビュー・口コミ・評判
ユーザーの評価は非常に高いです。価格相応の価値があるということに尽きるでしょう。やはりレビュー内には「プラチナバンド対応なら120点でも良い」という声もあるので、「値段とLTEバンド」が購入の決め手になりそうです。
まさに性能重視ならhonor, 価格とプラチナバンド重視ならZenfoneといったところでしょう。
ユーザー評価:★★★★★ 5
honor6 Plusのレビュー比較・ランキングの総合評価
では上記5項目をもとにHUAWEI honor6 Plusを総合的に評価して、ランク付けをしていきましょう。今回のレビューは以下のようになりました。
スペック | 5 ★★★★★ |
価格 | 3 ★★★ |
コスパ | 3 ★★★ |
格安SIMとの相性 | 2 ★★ |
ユーザーレビュー | 5 ★★★★★ |
総合評価 | 平均 3.6点 |
格安SIMとの相性があまり良くなかったので、総合評価は3.6点でした。MVNOとの相性が良ければかなりの高得点を叩き出していたことでしょう。また、逆をいえばLTEを掴めるかが格安スマホ評価の大きな比率を占めているとも言えますね。
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