HTCのフラグシップスマートフォンとして発表された『HTC 10』。Snapdragon 820の高性能CPUや4GBメモリーのハイスペック仕様となっていますが、実はau/kddiから『HTV32』として発売される可能性が高まっています。その理由と詳しいスペックを記事で確認していきましょう!
HTC 10のスペック
まずは基本性能から紹介。台湾のスマホメーカーHTCからフラグシップモデルとして投入される『HTC 10』は、Android 6.0.1を搭載したスマートフォン。取り扱いの多いauからもHTV32として発売の期待がかかる機種です。
機種名 | HTC 10 (HTV32〖仮〗) |
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メーカー | HTC |
OS | Android 6.0.1(HTC sense 8.0) |
ディスプレイ | 5.2インチ (1440×2560)Super LCD5 |
CPU | クアルコム MSM8996(Snapdragon 820) クアッドコア |
RAM/ROM | 4GB / 32 or 64GB |
カメラ | 背面1200万画素 レーザーAF対応 フロント500万画素 |
WiFi | 802.11 a/b/g/n/ac |
バッテリー | 3000mAh |
SDカードスロット | あり(最大200GB対応) |
本体サイズ | 145.9 x 71.9 x 3.0 – 9.0 mm, 161g |
その他 | V3.1 Type C / 指紋認証センサー |
5.2インチのディスプレイはWQHDと高解像度になっており、応答速度は5割増、表示色もよりカラフルになるとのこと。独自UIであるHTC Sense 8.0を採用していることで、よりHTCらしさの見える端末となっています。
プロセッサーはクアルコム社のSnapdragon 820(MSM8996)を採用。2.2GHzクアッドコアの最新SoCは、ソニーの新たなフラグシップ機種『Xperia X』シリーズや、SAMSUNGの新機種『Galaxy S7』シリーズにも搭載されている高性能パーツです。
RAMは4GB,ROMは32 or 64GBを搭載し、microSDカードスロットは最大200GBに対応しています。ここまで見ただけでも十分フラグシップと伝わる内容を詰め込んでいるわけですが、まだまだおすすめポイントはあります。
背面カメラは1200万画素で、動画撮影時にはステレオ24bitハイレゾオーディオ録音が可能。より臨場感のある撮影ができるとしています。またUltraPixel 2、光学手ぶれ補正、レーザーオートフォーカスにも対応。
更には防水防塵、耐衝撃や気温耐性もあるので、スポーツシーンでのカメラ撮影にも活躍しそうな予感です。この辺りは日本仕様っぽい部分が嬉しいですね。
独自のHi-Fiサウンドやdolby audio技術もあり音響回りも期待大。その他指紋認証センサーやUSB Type-C,Quick Charge 3.0対応など、ハイスペックのandroidスマートフォンにあるような特徴を『全部のせ』したような機種となっているのが分かります。価格は香港で8万円前後。
海外の実機レビューでは「全部のせの分、重さや厚みが少し気になる」といったコメントもありましたが、それを除けばフラグシップらしい仕上がりといえるのではないでしょうか。
さて、重要なのが『国内で発売されるかどうか』という部分ですが、公式情報の仕様や海外のリークから、au/KDDIで『HTV32』として発売する可能性が高いと予想されています。
HTC 10は、auのHTV32で発売?
公式情報ではすでにJAPANモデル、つまり日本向けに発売することが示唆されており、LTE周波数帯を見てものプラチナバンド対応(内包)やWiMax2+のTDD band 41にも対応しているようで、こういった情報も合わせてみるとKDDI/auの端末として発売される可能性が非常に高まります。
#UHL SKU(Japan)
2G/2.5G – GSM/GPRS/EDGE
800/850/1800/1900 MHz
3G UMTS
850/900/1900/2100 MHz
4G LTE (up to 450Mbps)
FDD: Bands 1, 3, 5, 7, 13, 17, 19, 21, 26
TDD: Bands 38, 41
Support Cat 9 LTE, download up to 450 Mbps, upload up to 50 Mbps
※英語版公式サイト情報引用
またauはHTC製のスマートフォンを扱ってきた実績もありますし、極めつけは台湾のウェブサイトが報じた『レッドカラーの日本限定(or先行)発売』のリークです。
すでにリークされた写真もでてきており、このカラーリングが歴代au×HTCで販売してきたスマートフォンの色とも似た部分があります。…という部分を見ても、やはりauで取り扱う可能性が高いという予想ができます。
また前作がHTV31だったので、今回もVoLTE対応で後継機種、そうなると『HTV32』としてHTC 10が発売される可能性が高いということになります。
もちろん予想なのでこれ以外の可能性もありますが、逆にau以外で発売するメリットがあまり感じられませんので、今のところauが濃厚でしょう。
HTC 10、auからHTV32で発売?まとめ
カラー的にも日本HTC10日本モデルはauで扱う可能性が高いのかなという予想が多いですが、バンド対応的にau系MVNOとのセット販売もあり得るかもしれません(価格が高くなることが予想されるので可能性としては低いと思いますが)。
いずれにしてもジャパンモデル(アジアモデル)の存在がリークされているので、auでの発売発表も期待して待ちたいですね。
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