2015年はアップルウォッチが発売されスマートウォッチ元年となりそうな予感ですが、AndroidにもiOSにも対応した「Pebble time」が人気を集めています。kickstarterで大成功を遂げたのは記憶にも新しいですが、果たしてこの時計、どんなことが出来るのでしょうか?まとめてみました。
この記事の目次
Pebble time(ペブルウォッチ)で出来ること
Pebble timeで出来ることをまずは確認していきたいと思います。いろいろな機能がありますが、まずは基本動作をまとめてみました。
TIMELINE 時間を確認する
腕時計としては当然のことなのですが、pebbleは時間を確認出来ます。これをなぜ紹介するかというと、最近のウェアラブルデバイスは、フィットネス特化型で時間確認が出来ないものもあるからです。
pebble timeの最大の特徴「TIMELINE」では、過去、現在、未来のその時に起こったことを確認出来るようになっています。つまり時間軸でスマートフォンの情報までもが確認が出来るわけですね。例えば
- 過去Past 最近受信したメールを読み返す
- 現在Present アラーム・聞いている音楽の操作・
- 未来Future 今後の予定など
などです。最近Apple Watchで発表したWatch OS2 の「Time Travel」と比較すると非常に似ていますが、発表したのはペブルが先ですね。
最近のスマートウォッチ市場で面白いのが、AppleはTime Travel、pebble timeはTIMELINE、android wearはgoogle nowと、予定を自動で教えてくれたり確認したりするアシスタント的機能に力をいれています。
ウェアラブルデバイスとしては、今後の成長に必要と各社が感じているのでしょう。これらの機能が拡張されていけば、今後純正の腕時計端末キラーアプリとして確立するかもしれません。
フィットネスデバイスとしての機能
pebble timeはフィットネス用の機能も備えています。健康分野にも進出してくるのがウェアラブル端末のトレンドでもありますね。いろいろあるので見てみましょう。
WALK、RUN(歩く。走る。)歩数計機能など
Runkeeperなど有名な運動系アプリをダウンロードできるので、これを使って歩行系運動をトラッキング出来ます。スマートフォンとも連動することで、日々のカロリー計算やエクササイズのモチベーションを上げることが出来るでしょう。
泳ぐSWIM 水中でのフィットネストラッキング
防水機能がついているので、人気アプリのJAWBONEなどを使って水中運動のトラッキングも出来ます。
アプリケーションで好きな運動用にカスタマイズが出来る点もポイントです。
睡眠管理 SLEEP TRACKING
バッテリーは約7日間もつので、これを活かして睡眠のトラッキング、管理が可能です。Apple Watchやandroid wearもアプリであるにはありますが、夜充電しないと日中電池が持たないのでこれはアウト。
実用性で考えると、今一番有用な腕時計と言えそうです。
音楽操作 SOUND TRACK
pebble timeでは音楽の再生もサポートしています。操作可能なのは
- Pandora
- iHeartRadio 他
などいろいろあるようです。シャワーに入りながら音楽操作が出来たりするので、非常に便利ですね。
AndroidとiOS(iPhone)の両方で動く
ペブルは初代の頃から色んな端末で動くように設計されています。
- Apple Watch ⇒ iPhoneのみ
- Android wear⇒ androidのみ
- pebble ⇒ 両方で動く
動作する上にしっかり通知を受けることが出来ますし、Androidの一部アプリには返信も対応しているので、OS対応の柔軟性も抜群です。下にレビューのリンクを貼っておきます。
(日本語ではなく英語です。)
Pebble Timeの性能とスペック
ではペブルの性能を確認していきます。Apple Watchと比較してみましょう。
Pebble TimeとApple watchの比較
ペブルのスマートウォッチはtimeで2代目です。スペックを確認してみましょう。
機種名 | pebble time | apple watch |
バッテリー | 7日 | 18時間 |
OS対応 | iPhone Android | iphoneのみ |
メッセージ | ○ | ○ |
電話 | ○ | ○ |
アクティビティ | ○ | ○ |
ワークアウト | ○ | ○ |
アプリ | すでに6500個以上 | watch os2で増える予定 |
防水機能 | ◎プールOK | ○手洗いや雨くらいなら大丈夫 |
やはり両OSのスマホに対応していること、それから電池持ちの面ではpebble timeの勝利です。また防水機能でも圧勝ですね。
画面は電子インク(Eインク)ディスプレイ
ディスプレイは日中でも見やすいEインクを仕様しています。またこれがバッテリーを消費しない要因になっているのもポイントです。
腕時計としての大前提が「見やすい」「電池が持つ」ということですから、ここの魅力は素晴らしいです。そもそも時計には「充電する」という概念は元々ないですし、ユーザーエクスペリエンスとしても、こちらに軍配があがります。
価格がぶっちぎりで安い
Apple Watchは安くて4万円以上します。それにたいしてpebble timeは約200ドル、つまり2万4千円ほどで買えてしまうんです。
しかも初代ペブルに関しては12000円ですから、初代と最新モデルを1つずつ買っても、アップルウォッチより安いんです。前記事でレビューもしましたが、はっきりいってアップルウォッチは金額相応の機能と凄さは感じられませんでした。
購入してから価格で泣く前に、しっかりと確認し、見極めておきましょう。
のまとめ
pebble timeはandroidだと出来ることがもっと多いので、iOS/iPhoneはもう少しOSをオープンにするべきだと思いました。ポップなデザインに加えSTEELスティールというメタルタイプもあるので、ぜひ確認してみてはいかがでしょうか。
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