中華スマホブランドの「UMi」から「UMi Plus」が登場。Android 6.0 Marshmallowを搭載したSIMフリースマホで、5.5インチのフルHDディスプレイにHelio P10 オクタコアPU、大容量の4GB RAMを搭載したミドルハイスペックのスマートフォンです。
Banggood / AliExpress / GearBestで販売されており、10月3日時点の価格が219.99ドル。質感の良いUMiシリーズのスマートフォンということで期待しているのですが、詳細スペックを紹介します。
UMi Plusのスペック
UMi Plusのスペックは以下の通り。Android 6.0 Marhsmallow搭載の格安スマホで、5.5インチのフルHDディスプレイ、オクタコアCPU、メモリが大容量の4GB RAM、4000mAhの大容量バッテリーといった部分がキースペックです。
モデル | UMi Plus |
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OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.5インチ SHARP LTPS(2.5D Arcスクリーン) フルHD 1920*1080 |
プロセッサー | Mediatek Helio P10, オクタコアCPU, Mali T860 GPU |
メモリ | 4GB SAMSUNG eMMC5.1+LPDDR3 |
ストレージ | 32GB |
microSDスロット | 最大256GB対応(SIMスロットと排他利用) |
背面カメラ | 13MP SAMSUNG 3L8カメラ, 5層レンズ, PDAF, 2トーンフラッシュ, 1080pビデオ撮影 |
フロントカメラ | 5MP GalaxyCore GC5005カメラ |
バッテリー | 4,000mAh 4.35V 急速充電:PE+ 2.5A/1.67A(5V/7V/9V) 1.25A(12V) |
対応バンド | GSM: 850(B5)/900(B8)/1800(B3)/1900(B2) WCDMA: 850(B5)/900(B8)/1900(B2)/2100(B1) LTE FDD: 2100(B1)/1800(B3)/2600(B7)/800(B20) 最大150Mbps |
SIMスロット | micro SIMスロット×2 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n 2.4GHz/5GHz |
Bluetooth | 4.1 |
センサー | G-Sensor, Glonass, P-Sensor, L-Sensor, Accelerometer, Compass, Gyroscope, Hall switch, Build in GPS,指紋認証 |
その他 | USB Type-C, 3.5mmオーディオジャック,OTG |
同梱品 | UMi Plus, USB Type-Cケーブル, PE+Quick Charger, SIMピン, ユーザーマニュアル |
本体サイズ/重量 | 15.50 x 7.50 x 0.88 cm, 185g |
UMi Plusのディスプレイ
5.5インチのフルHD解像度。2.5DのArcスクリーンになっており、SHRAPのディスプレイを利用しているようです。前回UMi MAXをレビューした時もそうでしたが、ディスプレイ解像度に関してはこの価格帯のスマートフォンならかなり好感触な感じに仕上がっているはずです。
UMi Plusのプロセッサー
MediaTekのHelio P10をプロセッサーに搭載。オクタコアCPU、ARM Mali-T860を搭載しており、スペックとしてはミドルレンジ+αのモデルに当たるかと思います。
RAM 4GBの大容量メモリ
メモリがSAMSUNG製で4GB RAMと大容量になっているのがUMi Plusの1つのポイントでしょう。前回UMi MAXで実機レビューをした際は同じCPUとRAM 3GBでAnTuTu Benchmarkテストが4万7000点前後だったので、このあたりのスペック底上げは注目したい部分。
一般的には「大容量メモリ=より多くの処理をこなせる」ので、このあたりにも期待できそうです。
4,000mAhの大容量バッテリー
前回のレビューでも高評価だったバッテリーは同じく4,000mAh。ディスプレイ解像度やOSバージョン、内部スペックがほとんど同じことを考えると、電池持ちも容量相応に持つものと考えられます。
急速充電に対応
UMi Plusの注目ポイントは「急速充電に対応」している部分で、ここが100ドル台のMAXと200ドル台のUMi Plusの大きな違いでもあると思います。30分で1日分の充電が可能としており、100分でフル充電OKとのこと。
指紋認証センサー搭載
今回は前面に指紋認証センサーを搭載しており、高速で認証が可能です。前回のUMi MAXもYoutubeで認証速度の動画を簡単に撮ったのですが十分早くアンロックができており、指紋認証の速度も公称値は同じようなので、十分使えるレベルではないかと予想しています。
Hi-Fiサウンド
UMiシリーズで意外と好感触なのがスピーカー性能なのですが、UMi PlusもAW8738のHi-Fi AMPチップを搭載しており、オーディオ面でも200ドル台のスマートフォンとしては期待して良いレベルだと思います。もちろん実際に聴いてみるまではなんとも言えないのですが、同仕様のMAXをレビューした時に高評価だったもので、今回も期待です。
UMi Plusの対応バンド
GSM: 850(B5)/900(B8)/1800(B3)/1900(B2)
WCDMA: 850(B5)/900(B8)/1900(B2)/2100(B1)
LTE FDD: 2100(B1)/1800(B3)/2600(B7)/800(B20)
上記がUMi公式サイトから引用した対応バンド表です。LTEはband1/3対応ですし、WCDMAもband1/8対応。国内通信バンドにがっちり最適化されているとは言えませんが、よっぽど田舎でない限りはモバイルデータ通信を利用できるのかなといった感じです。
UMi Plusの価格(GearBest/Banggood/AliExpress)
10月4日時点で、各ストア219.99ドルで販売されています。約170ドルで同じHelio P10を搭載したUMi MAXが購入出来るのでこちらでも問題ないような気がしますが、
- 大容量4GBメモリ
- 急速充電に対応
- サムスンのDPAFセンサー(カメラ)に対応
などなど、MAXの実機レビューで気になったカメラ機能や充電時間がしっかり改善されているスペックを見るとこのPlusとMAXの価格差もうなずけるような気がします。詳細は購入サイトを確認しておきましょう。
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