ドイツ・ベルリンのIFA2015で発表されたSONYの「Xperia Z5」シリーズ。高性能のハイスペック・フラグシップ機として近畿のでそうな予感です。今回は実機での4K動画撮影映像があったのでまとめていきます。参考にどうぞ!
Xperia Z5の4K動画撮影デモ
Youtubeにて4K動画撮影のデモが公開されていましたので、確認していきます。今回はフルHDの動画と比較してみます。
コチラは4K(3840×2160)で撮影されたデモ動画。4K撮影時のフレームレートが最大30fpsということと、Xperia Z5で搭載された電子式手ぶれ補正「SteadyShot」が使えないので、画質が綺麗なのですが、ブレやカクカク感が目立ちます。
もちろんデモなのでなんとも言えませんが一見の価値はあるでしょう。
次にフルHD(1920×1080)の動画。フルHDの場合は最大フレームレートが60fpsとなるので、見た目は非常になめらかに動画撮影を行えていることが分かります。
実用性の面で見るとまだまだフルHD撮影の方が観れるレベルかもしれませんね。
Xperia Z5 Premiumは4K視聴対応
Xperia Z5 Premiumでは5.5インチディスプレイに4K解像度を搭載。これは806ppiで、iPhone 6 plusの401ppiと比べてもぶっちぎりです。
注意しておきたいのは、4Kは動画と静止画のみで判別されて観れるということで、それ以外の画面はフルHD解像度で描写されます。
これには理由があり「常に4Kで写していると処理に負荷がかかり、バッテリーの消費や発熱・パネル透過率が下がってしまう」とのこと。
つまり必要なところだけ4Kで描写して、必要のないところは解像度を抑えることで長時間駆動を実現しているそう。これはとんでもない技術ですね。
Xperia Z5のカメラ性能
カメラ機能でも進化を遂げたと噂のZ5。どうやらセンサーやAF(オートフォーカス)機能に特徴があるようです。
像面位相差AF(オートフォーカス)
AFには「位相差方式」の中に像面位相差方式というものがあります。ミラーレス一眼に良く使われるこの方式は、イメージセンサーの中でフォーカスのズレを検出することができます。
SONYはサイバーショットを展開していますが、ここでの連携があったそうです。そしてExmor Rs for Mobileに像面位相差技術が搭載され、超高速オートフォーカス(Hybrid AF)を実現しています。その速さ、実に0.03秒。
カメラ事業を展開しているSONYならではのメリットと言えるでしょう。言葉で「高性能」というのは簡単ですが、そこには技術の結晶が詰まっているようです。
最後にXperia Z5のスペックを紹介
最後にXperia Z5シリーズのスペックをおさらいしておきましょう。日本で発売されるのが待ちどうしいですね!
機種名 | Xperia Z5 | Xperia Z5 premium | xperia z5 compact |
---|---|---|---|
OS | Android 5.1 | Android 5.1 | Android 5.1 |
CPU | Snapdragon 810 MSM8994(オクタコア) | MSM8994(オクタコア) | MSM8994(オクタコア) |
RAM | 3GB | 3GB | 2GB |
ROM | 32GB(microSDXC対応) | 32GB(microSDXC対応) | 32GB(microSDXC対応) |
ディスプレイ | 5.2インチ、424ppi(FHD) | 5.5 インチ 801ppi(4K) | 4.6インチ 319ppi(HD) |
カメラ | 2300万画素 (イン500万画素) |
2300万画素 (イン500万画素) |
2300万画素 (イン500万画素) |
バッテリー | 2900mAh | 3430mAh | 2700mAh |
通信 | GSM、3G、LTE(Cat6対応) IEEE802.11a/b/g/n/ac(MIMO対応) Bluetooth4.1 NFC |
GSM、3G、LTE(Cat6対応) IEEE802.11a/b/g/n/ac(MIMO対応) Bluetooth4.1 NFC |
GSM、3G、LTE(Cat6対応) IEEE802.11a/b/g/n/ac(MIMO対応) Bluetooth4.1 NFC |
サイズ | サイズ/重量 約72(W)×7.3(D)×146(H)mm/約154g | サイズ/重量 約76(W)×7.8(D)×154.4(H)mm/約180g | サイズ/重量 約65(W)×8.9(D)×127(H)mm/約138g |
source(SONY/Phone area)
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