アップル社より、最新モデルの「Apple TV」がまもなく発売!そもそもこの商品はなんなのか?という素朴な疑問から、新しく増えた新機能まで一挙紹介!いままではできることがそんなに多くなかった製品でしたが「tvOS」が発表されたことで、一気に次世代機種として生まれ変わっていますよ!
Apple TVとは
まずは(アップルティービー)とは何なのかということを確認していきます。基本的にはテレビやインターネットに接続し、動画などを楽しむ「セットトップボックス」として知られています。
アップルが開発するセットトップボックス
トップボックスとは
ケーブルテレビ放送や衛星放送、地上波テレビ放送(デジタル放送、アナログ放送)、IP放送(ブロードバンドVODなど)などの放送信号を受信して、一般のテレビで視聴可能な信号に変換する装置。 ’wikipedia
ですが、apple TVはインターネット経由でのiTunesやYoutube動画を視聴するなどVOD(ビデオ・オンデマンド)の色が強い機種となっています。しかしながら最近では「Netflix」などの登場で、テレビとネット配信動画の堺目はなくなってきているようです。
Youtubeなどをテレビに映す
先ほど出てきた定額制動画配信サービス「Netflix」やグーグルの「Youtube」などをインターネットを経由して自宅テレビに接続し楽しむことが出来ます。Appleの音楽・動画配信のiTunesなどから直接映画などを購入することも可能。
つまり自宅でもっと動画などのインターネットサービスを楽しめるのがApple TVなのです。
Apple TV新モデルは何が違う?
2015年版の新アップルTVは何が違うのでしょうか?旧モデルの発表が2012年(第三世代)だったので、実のその空白が3年。今回の新モデルでは一気に次世代OSを搭載し、総合エンターテイメントを楽しめる機種に進化を遂げています。
tvOS
2015年版(第四世代)での一番大きな進化が、この「tvOS」。tvOSとは、アップルティービー用に作られたSDK(ソフトウェア開発ツール)です。つまりiPhoneやiPadと同じように、Apple TV用にディベロッパーがアプリを開発出来るようになったのです。
サードパティ製アプリの開発が自由になり、ゲームコンソールとしての役割も果たすようになります。
これでmicrosoftのXboxやSonyのPlayStation、任天堂のWiiなどゲームコンソール開発会社とも競合する予感がします。後で紹介するリモコンなども見ると、直接競合しそうなのはWiiという予想が多いです。
スペック
tvOS搭載に加え、CPU(チップセット)にはA8のデュアルコアチップを積んでいます。WiFi接続はacに対応し、USB-Cにも対応。
新OSでサードパティ製のアプリが続々出てきそうなので、それに耐えうるスペックのアップデートと言えそうですね。性能アップとともにサイズも少し大きくなっています。
機種名 | 新Apple TV (2015 第四世代) |
旧モデル (2012 第3世代) |
---|---|---|
OS | tvOS | – |
CPU | A8デュアルコアチップ | A5シングルコアチップ |
オーディオ出力 | Dolby Digital 7.1 | Dolby Digital 5.1 |
ビデオ出力 | 1080p | 1080p |
ネットワーク接続 | 10/100BASE-T Ethernet 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi Bluetooth 4.0 |
0/100BASE-T Ethernet 802.11a/b/g/n Wi-Fi Bluetooth 4.0 |
ポート | HDMI 1.4 10/100BASE-T Ethernet IRレシーバ USB-C(サービス専用) |
HDMI 光オーディオ 10/100BASE-T Ethernet IRレシーバ マイクロUSB(サービス専用) |
本体サイズ | 高さ: 35 mm 幅: 98 mm 奥行き: 98 mm 重量: 425 g | 高さ: 23 mm 幅: 98 mm 奥行き: 98 mm 重量: 272 g |
コントローラ | Siri Remote | Apple Remote |
同梱物 | Apple TV Siri Remote 電源コード マニュアル Lightning – USBケーブル |
Apple TV Apple Remote 電源コード マニュアル |
ちなみにリモコンもSiri Remoteに一新されたのですが、これが秀逸。
Siri Remote
新しいアップルTV用の純正リモコン「Siri Remote」。デュアルマイクロフォンが付いているので、Siriがリモコンから使えます。
またゲーム用コントローラーとしても機能するので、加速度センサーやジャイロスコープも搭載しています。
touchサーフェス
上部にあるタッチサーフェスが優れもの。前回のApple Remoteでは十字キーでの操作でしたが、これがより直感的になります。タッチ操作でスクロールやゲーム操作がサクサクに。
Apple TV新モデル(2015/第4世代)の進化まとめ
OSの進化とアプリの増加・新しいリモコンとゲームコンソールとしての進化が、Apple TVを新しく想像しそうな予感!iPhoneやiPad,Macとの連携にも期待しましょう。
(source Apple)
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