geanee GM-01Aのスペックを比較!geanee mobileから発表されたSIMフリースマホのCPU・RAM・ROM・バッテリーやカメラ性能・価格などを比較します。デュアルSIMを備える他、同じ価格帯の1万〜2万円台のスマートフォンも確認。MVNO格安SIMでの利用が想定されますが、FOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドにも対応。
geanee GM-01Aのスペック比較
ジェネシスホールディングスが展開する「Geanee」ブランドより発売される【GM-01A】。SIMフリーの格安スマホとなっており、Android 5.1Lollipopを搭載しています。4.5インチのコンパクトディスプレイで、割と小柄な本体が特徴。
機種名 | GM-01A |
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OS | Android 5.1 Lollipop |
CPU | クアルコム Snapdragon 410 (MAM8916)クアッドコア1.2GHz |
RAM | 1GB |
ROM | 8GB |
SDスロット | microSDHC(最大32GB) |
ディスプレイ | 4.5インチ IPS液晶・解像度(540×200) |
カメラ | 背面カメラ500万画素 インカメラ200万画素 |
バッテリー | 1800mAh 連続待受時間:約200時間 充電時間:約3時間 |
SIMサイズ | micro SIM×2 (国内利用は1スロットのみ) |
周波数 LTE/3Gバンド |
LTE : 800(B19)/900(B8)/1800(B3)/2100(B1) MHz WCDMA : 800(B6、B19)/1700(B9)/2100(B1) MHz GSM : 850/900/1800/1900 MHz |
WiFi | EEE802.11b/g/n |
bluetooth | ver 4.0 |
センサー | GPS / Gセンサー / 近接センサー / 光センサー / 磁気センサー |
価格 | 18,800円 |
CPUにはクアッドコア仕様のクアルコム製Snapdragon 410を搭載。クロック数は1.2GHzとなっており、Androidの比較的低価格のSIMフリースマホではよく採用されるプロセッサーです。
RAM/ROMはともに1GB/8GB。容量的には若干頼りない印象を受けます。ただしmicroSDカードスロットを搭載しており、最大32GBまで外部メモリ拡張ができるので、必要であればこちらを利用しましょう。
ちなみにFreetelで初回販売分が売れ切れした「SAMURAI 雅 MIYABI」も同じ価格帯ですが、RAMが2GB/ROMが32GBとなっているので、コストパフォーマンスで考えるとGM-01Aは微妙かもしれません。
Wi-Fiは802.11 b/g/nで、2.4GHz帯の無線LANのみに対応。5GHz帯に非対応なのは残念ですが、値段を考えると「しょうがないか」とは思えるレベル。
SIMスロットはmicroサイズのデュアルSIM仕様になっていますが、片方は日本で使われていない2G専用。つまり国内電波で利用する場合は1スロットのみです。
geanee GM-01Aの価格比較
geanee GM-01Aの価格は18,800円。約2万円で購入できるSIMフリースマートフォンということで、経済的にはメリットがあります。ちなみに基本性能を同じような価格帯(約2万円)のものと比較してみると
- freetel SAMURAI 雅: 19800円/クアッドコア/RAM2GB/ROM32GB
- UPQ Phone A01: 14500円/クアッドコア/RAM1GB/ROM8GB
- Covia FLEAZ POP: 15200円/クアッドコア/RAM1GB/ROM8GB
- Ascend G620S: 12800円/クアッドコア/RAM1GB/ROM8GB
2万円くらいで買えるスマホの中では、FreetelのサムライMIYABIがぶっちぎりのスペックです。
今回のGM-01Aは「保護フィルム貼り付け済み」「小ロットからのカスタマイズ・オリジナル製品の製作受注に対応」とあるので、どちらかと法人向けなのかもしれませんね。デザインもシンプルですし。
geanee GM-01Aのおすすめポイントとデメリット
おすすめポイント
- 価格が安い
- プラチナバンド・FOMAプラスエリア対応
- 法人向けの製造受託
何と言っても18800円という価格の安さが魅力。さらにドコモ系格安SIMのプラチナバンド・FOMAプラスエリアにバンド対応しているのもおすすめポイントです。
さらに法人向けの製造受注・カスタマイズやオリジナル品などのサービスを受け付けているようで、FREETEL SAMURAI MIYABIが発売された今、こちらの機種を購入する理由はあまりなさそうにもみえますが・・・どうでしょうか。
デメリット・注意点
- バッテリー持ち
geanee公式HPで連続待受時間が、最大約200時間となっています。これは結構短いので、ヘビーユーザーの方は1日持たない可能性が非常に高いです。充電時間も満充電まで約3時間と、出先でサクッと充電したいビジネスマンにはスペック不足かなというのが正直な所。公式情報(プリセットアプリなども)を見るに法人がターゲットのようですが、ビジネスで利用するには別の機種の方が良いと思います。
geanee GM-01A・SIMフリースマホ比較のまとめ
比較的新しいOSバージョン・クアッドコアCPU・国内バンドにしっかり対応と必要な部分をカバーしつつ価格は約2万円とコストパフォーマンスはそこそこ良いのが特徴でした。
ただし「FREETEL 雅」がすでに発売されているので、総合力で見れば普通にMIYABIを購入した方が無難でしょう。
(Source:geanee)
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