台湾メーカーのHTCが、SIMフリー端末【Desire 626】と【Desire EYE】の格安スマホで日本進出!発売日は10月中旬とみられ、MVNO格安SIMでの運用が想定されます。今回は人気の機種とスペックなどを比較してみました!
HTCがSIMフリー格安スマホで日本進出
M9などハイスペックスマートフォンでも人気のHTCですが、今回は比較的廉価な格安スマホで日本進出が決定!国内では実に8年ぶりのSIMのフリー端末発売となります。
HTC Desire 626のスペック
「Desire 626」は2015年3月にリリースされた比較的新しいSIMフリー端末です。日本発売向けのモデルはすでにスペックが公表されていました。
機種名 | HTC Desire 626 |
---|---|
本体カラー | マカロンピンク/マリーンブルー |
OS | Android 5.1Lollipop |
CPU | MSM8916 クアルコムSnapdragon410 1.2GHzクアッドコア |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5.0インチ HDディスプレイ |
カメラ | 背面カメラ1300万画素 インカメラ500万画素 |
WiFi | IEEE802.11 b/g/n ( 2.4GHz) |
Bluetooth | bluetooth® 4.1 |
通信方式 | [LTE] FDD-700/850/900/1800/2100/2600/800 (FDD B28/B5/B8/B3/B1/B7/B19) DL: 150, UL: 50(service dependency) [W-CDMA(HSPA+)] 800/850/900/2100 (B6/B19/B5/B8/B1) DL:42, UL:5.76 [GSM/EDGE] 850/900/1800/1900 |
SIMサイズ | nano SIM |
SDスロット | microSDXC(最大2TB) |
バッテリー | 2,000mAh |
充電時間 | 約2.8時間 |
保証 | 購入より12ヶ月間の国内保証 |
5.0インチのHDディスプレイを搭載し、CPUにはクアルコム製のSnapdragon410(MSM8916)を積んでいます。クアッドコア仕様・クロック数は1.2GHzとなっており、格安スマホの標準スペックといえるような内容。
RAMが2GB・ROMが16GBに加え、Googleドライブの容量が2年間100GB無料のおまけ付き。端末を2年毎に乗り換えると仮定すれば、そこそこコスパの高い機種と言えるでしょう。
デザイン
プラスチックのユニボディーケースが特徴となっており、感触がGOOD。強度もそこそこあるようで、海外レビューでは高評価のようですね。
2トーンのシンプルなカラーにまとめてあるのも好印象。ディスプレイも5.0インチと動画を見るには十分な大きさで、バランスのとれた機種構成となっているのが分かります。
auで発売されたモデルのような「HTCらしさ」のデザインが見えるのが良いですね。
カメラ機能
背面カメラの画素数は1300万画素と、格安スマホの中ではそこそこ上位モデルの部類に入ります。インカメラは500万画素とセルフィーとしても十分は表面上のスペックは保っているようです。
…ただし、実際の撮影した画像については「写真の画質が粗い・詳細を表現出来きれない」など海外サイトのレビューでボロクソに批判されていました。画素数だけみての購入には注意が必要ですね。
価格は約3万円
公式ホームページ内で既に予約が始まっていますが、Desire 626の税込み価格は32,184円(税抜き29,800円)となっています。また予約キャンペーンで「Dot View-Standard」の専用ケースをプレゼント。
約3万円のSIMフリースマホで人気があるのはASUS Zenfone 2 LaserやHUAWEI P8liteですが、この辺りと比較しても良い勝負になりそうです。
HTC Desire EYEのスペック
日本で発売される2機種のSIMフリースマホの中では上位モデルとなっているDesire EYE。1300万画素のインカメラを搭載した、セルフィー(自撮り)にもオススメのモデルとなっています。
機種名 | HTC Desire EYE |
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本体カラー | スカーレッド/マリーン |
OS | Android 5.1Lollipop |
CPU | MSM8974 クアルコムSnapdragon800 2.3GHzクアッドコア |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
画面サイズ | 5.2インチ フルHDディスプレイ |
カメラ | 背面カメラ1300万画素 インカメラ1300万画素 デュアルLEDフラッシュ |
WiFi | IEEE802.11 b/g/n ( 2.4GHz) |
Bluetooth | bluetooth® 4.1 |
通信方式 | [LTE] FDD-700/900/1800/2100/2600/800 (FDD-B28/B8/B3/B1/B7/B19) TDD-2600/1900/2300/2500 (TDD-B40/B38/B39/B41) DL:150,UL:50 (service dependency) [W-CDMA(HSPA+)] 00/850/900/2100/1900 (B6/B19/B5/B8/B1/B2) DL:42, UL:5.76 [GSM/EDGE] 850/900/1800/1900 |
SIMサイズ | nano SIM |
SDスロット | microSDXC(最大2TB) |
バッテリー | 2,400mAh |
充電時間 | 約3時間 |
防水・防塵機能 | IPX7・IP5X |
保証 | 購入より12ヶ月間の国内保証 |
5.2インチのフルHDディスプレイを搭載しており、Desire626と比較して少し大きな画面サイズ。
CPUはクアルコム製のSnapdragon800(MSM8974)、クアッドコアの2.3GHz仕様。国内メーカーのSIMフリースマホでは、AQUOS SH-M01が似たような性能となっています。防水防塵機能も備えているので、ガンガン使えるミドルレンジ機種。
セルフィーにおすすめのインカメラ
EYEという名前の通り、表面の上部中央に眼のようなインカメラを搭載。こちらの画素数は1300万画素と、ドコモ・au・ソフトバンクで発売されているハイスペック新機種と比べてもまあまあの性能です。
外側だけでなく内側にもデュアルLEDフラッシュを搭載し、暗所でも綺麗な写真撮影が可能。美肌効果で盛れるそうで、しかもリアルタイムで確認しながら撮影できるとか。女性にもおすすめのモデルと言えそう。
防水・防塵対応
IPX7・IP5Xに対応しているとの公式情報なので、日本向けの発売モデルとしては嬉しいメリット。ちなみに
防水 IPX7の防水性能 IPX7:常温で、水道水、かつ静水の水深1mの水槽に電話機本体を静かに沈め、
約30分間水底に放置しても、本体内部に浸水せず、電話機としての性能を保ちます。防塵 IP5X:防塵試験管内で電話機を8時間かくはんした際に、試験用粉塵(直径75um以下)が電話機内部に入った場合でも
所定の動作および安全性を保ちます。
というレベル。わざと水に沈めたりするのはやめましょう。
価格は5万円台
Desire EYEの価格は税別52,800円(税込み57024円)ということで、スペックが比較的高い分値段も少し上。
もう少し金額をプラスすれば、税抜き59,800円でGoogle 純正スマホ「Nexus 5X」が購入できるので、この辺りは欲しい機能やスペック・価格を天秤にかけて購入を検討するのが良いかと思います。
発売日
2機種とも発売日は2015年10月上旬を予定。予約がすでに開始されているので、気になるようであれば公式ホームページで確認しておきましょう。
HTCがSIMフリースマホ日本発売・まとめ
両方ともスペックと価格のバランスはそこそこで、コスパの高い機種でした。626に関しては海外サイトのレビューがひどかったので個人的にあまりオススメしませんが、EYEはセルフィー面でメリットあり。今後に期待!
(Source:HTC)
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