PC市場ではまだまだWIndowsが強いですが、モバイル市場はiPhoneとAndroidの2強状態が続いているようです。
…リサーチファームのGartnerが明らかした2016年Q2の数字によれば、スマートフォン市場における最近のOSシェアは「iOSとAndroidを合わせて、約99.1%」と言う独占状態になっていることが明らかになりました。
この数字は昨年の96.8%をより上回る数字となっており、他のOSはかなり厳しい状態となっていることがわかります。
2016年Q2、世界のモバイルOSシェア
規模感でいくとAndroidが86.2%と圧勝ですが、Apple1社が提供するiOSも12.9%と会社ごとに見ればかなり大きい数字になっているのは間違いないでしょう。
- Android :2015/82.2%→2016/86.2%
- iOS :2015/14.6%→2016/12.9%
- Combined : 2015/96.8%→2016/99.1%
上記表の通り合計してみると全体の約99%をiOSとAndroidが占めています。6年前はBlackberryのOSがマーケットリーダーでしたが、Symbian(ガラケー向けOS)はスマートフォンが人気になってからは下火になっていました。
これらの結果を目の当たりにするとWIndows Mobile搭載のスマートフォンが次々と発売される日本市場はかなり特殊と言える状況で、最近ではKickstarterでの資金集めにNuAns NEOが失敗に終わるなど、厳しい戦いが続いているようです。
OS全体のシェアを見るとAndroidが圧倒的なのも気になるところです。最近ではインドでiOSのシェアがほとんどないことが判明するなど、今後もモバイル端末のOS市場に目が離せませんね。
Source:Garter
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