NetflixとSoftbankが提携も、メリットは特になし?

SoftBank

NETflix Netflixが9月2日に日本上陸にあたり、Softbankと販売での業務提携を発表しました。

ソフトバンクショップ・家電量販店他、電話や固定回線と同時に販売を行う予定なので、ニュースの詳細を解説していきます。

NetflixがSoftbankと業務提携

NetfilxはTVドラマや映画の定額動画配信サービスです。

海外では「テレビ契約をやめてネットフリックスを契約する」ユーザーが急増するなど大人気。

日本上陸が前々から噂されていましたが、サービス開始にあたってソフトバンクが提携に名乗りでました。

ソフトバンクショップ・家電量販店などで申込受付

現在判明しているNetflix業務提携の販売チャネルは以下の通りです。ショップの他、量販店や電話受付にも対応するとのこと。

  • ソフトバンクショップ
  • 家電量販店
  • SB公式ウェブサイト
  • SBコールセンター

サービス開始は9月2日から!

日本でネットフリックスが使えるのは2015年9月2日からとなっています。店頭・Web申込も同時に開始されるとのこと。

ソフトバンクの一部取扱店ではモバイル端末による動画デモも行っているようなので、どうやら本腰をいれて普及に取り組むようです。

請求までまとめて出来るのはSoftbankだけ?

Netflixの申込受付から請求までまとめることが出来るのは、サービス開始時点ではソフトバンクのみになるとのプレスリリースが。

公式のプレゼン資料でも「まとめて支払い」には触れているので、どうやら携帯電話料金と一緒の請求にできるのかもしれません。

また、10月移行に発売のAndroid端末には公式アプリがプリセットされるそうなので、現在人気のある「Hulu」を一気に追い抜く可能性は高いです。

オリジナルコンテンツの共同制作も?

プレスリリースでは「今後オリジナルコンテンツの共同制作も検討」としています。

なので、今後はSoftbank×netflix独自のドラマや映画が観れるかもしれません。しかも定額料金で。

現在はフジテレビをタッグを組んだ「テラスハウス」新シーズンや、オリジナルの「アンダーウェア」が既に配信予定です。

テレビリモコンにNetflixボタンが設置

こちらのサービスでは4K画質の動画を視聴できます。そのため、TV本体との提携が重要になってくるわけです。

日本ではPanasonic(ビエラ)東芝(レグザ)など、国内主要メーカーの一部テレビに「Netflixボタン」が設置され、すぐに動画を楽しめるようになります。

画質にもこだわりを見せる同社の特徴ですね。これに対し競合のHuluやdTVはリモコンにボタン設置するわけではないので、今後脅威となるでしょう。

Netflixの月額料金とプラン

定額制動画ストリーミングのプランと月額料金を確認していきます。今回はソフトバンクと提携しているわけですが、今のところ「窓口で申込・請求まとめが出来る」以外に違いはないようです。

ベーシック スタンダード プレミアム
月額650円 月額950円 月額1,450円

 ベーシックプラン

1番安いプランがこちらで、月額料金は650円。標準のSD画質となっています。

一つの契約で同時に観れる画面数は1つまで(1ストリーミング)となっているので、家族向けというよりは自分だけ使う場合にオススメ。

  • 月額料金 650円
  • 画質   SD画質(約480p)
  • 1ストリーミング

スタンダードプラン

HD画質で、月額料金は980円。Youtubeでいうと約720pに該当します。

2ストリーミングなので、同棲中のカップルや、子供用を自分用に分けて活用できます。

  • 月額料金 980円
  • 画質   HD画質
  • 2ストリーミング

プレミアムプラン

最高画質のULTRA HD 4Kが観れて、月額1,450円。4ストリーミングに対応しているので、大家族での利用がオススメです。

  • 月額料金 1450円
  • 画質 ULTRA HD 4K
  • 4ストリーミング

と、ここまで見てきた料金はSoftbank経由でも通常契約でも、現時点で違いはありません。メリットとしては請求がまとまることくらいですね。

ちなみに全プラン、加入1ヶ月は無料だそうです。

Netflixのメリットと特徴

ここからは、申込する前に抑えておきたいメリットと特徴を確認して行きます。

画質が高い

Netflixは最高4K動画も観れます。他社動画サービスと少し比較してみましょう。(2015年8月26日時点)

  • Hulu ⇒HD
  • dTV  ⇒HD(SDも多い)
  • U-next ⇒HD

同じような価格帯の定額動画ストリーミングで4K対対応サービスはありません。これは大きなメリットです。

価格が安い

3つの料金プランがあり、最安価格は650円と激安。コストパフォーマンスは高い。

4Kの「プレミアム」コースも、他社4K対応サービスに比べると安いのが特徴です。(例:ひかりTVは月額1500〜2500円でチューナー等別途必要)

コンテンツが多い

世界中でぶっちぎりのシェアを誇る動画サービスで、コンテンツの量もかなり多いです。

日本での動画数は未定ですが、10万以上の映画やTV番組が見れるとあって、すぐに加入者は増えるでしょう。

また会員数も世界で6,500万人以上と最大級の配信サービスになっているので、動画ストリーミング「dTV」に注力しているドコモは苦しい戦いになりそうです。

オリジナル番組

他社と違い、Netflix独自のオリジナル番組も大きなメリットです。

先述のフジテレビ「テラスハウス」などには注目が集まっていますね。

また海外では「sense 8」など、完全オリジナルのドラマも作っています。テレビドラマと違い「全エピソードの一斉配信」なども行われています。

一気のシーズンを視聴出来るのも大きな特徴ですね。

Netflixとsoftbankが提携発表のまとめ

Netflixが日本に上陸することで、定額動画ストリーミングサービスは戦国時代に突入しそうです。

筆者は今回紹介したサービスはすべて利用したことがあるのですが、正直ネットフリックの規模を考えると日本国内でもぶっちぎりでユーザーを増やすと思います。

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他のサービスにも期待したいですね。

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