サービスインからしばらく経過したiOS9では幾つかの深刻な不具合・バグが確認されていましたが、9.0.1へのアップデートが発表されたことでいくつか修正・改善の兆しが見えました。
本記事ではAppleが修正した点と改善例、アップデート方法についても手順を確認していきたいと思います。
iOS9.0.1にアップデートでバグ改善
Appleの最新iOS9にて不具合修正版の「9.0.1」が公開。すでに設定画面から更新が可能となっています。今回問題が解消される部分は、取り急ぎ深刻なバグに特化しているようです。
- アップデート後に設定アシスタントを完了できないことがある問題を修正
- アラームやタイマーが鳴らないことがある問題を修正
- Safariや“写真”でビデオを一時停止すると停止中のフレームが歪んで表示される問題を修正
- プロファイルを使用してカスタムAPNを設定するとモバイルデータが失われることがある問題を修正
特に問題の大きかったバグはプロファイル関係の設定でモバイルデータ通信が出来なくなる不具合。要はインターネットが使えないという最悪のBUGでした。
更新後は、ユーザーから「動作が軽くなった」「不具合が少なくなった」との評価が多いようです。
iOS9.0.1へのアップデート方法と手順
不具合修正にはOSの更新が必要です。まずはホーム画面から「設定」アイコンをタップします。設定の画面に進んだところで「一般」の項目をタップ。
次に「ソフトウェア・アップデート」をタップ。
最後にバグ・不具合の修正内容の画面に進むので確認しましょう。
次に下にある「ダウンロードとインストール」を押します。
最後に「パスコード入力」→「同意する」→「同意する」を押せば自動で更新が始まります。
必要サイズは35.4MBなので、十分な容量を確保しておきましょう。また更新前に充電が十分にされていること・WiFiの無線LAN接続がされていることを確認してから行うと良いでしょう。
iOS9.0.1ではいくつかの問題は解消されない?
アップグレードしたiPhone 5S/6では、幾つかの不具合が頻繁に確認されています。こちらも深刻なバグばかりなのですが、マイナーUpdateである9.0.1では問題修正内容に記載が無いようです。
- アプリクラッシュ
- 読み込みが終わらない
- 画面フリーズ
- 勝手に再起動
といった部分ですね。
マイナーアップデートでは改善されない可能性も
これらの問題に関して、幾つかの情報サイトは「マイナーアップデートでも直らない可能性」も示唆しています。勝手に再起動が直らないとなると、超絶深刻。というか通常利用に支障をきたします。
アップデート後も気になる部分があれば、すぐにApple Storeに行って相談するべきなのかもしれません。
iOS9.0.1アップデート開始のまとめ
Appleの早急な対応によって幾つかの不具合はこれで解消しそうですね。iOS8の安定版を利用中の方は、こちらに更新するのも待った方がよいかも知れません。まだ新システムになったばかりで、これからどんなバグがあるかわかりませんからね…。
しかしながらiOS9率はすでに50%以上と各紙報じているので、安定版が出るまでマイナーアップデートで凌ぎたいところです。
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