格安スマホブランド【ALCATEL ONETOUCH】から、5.5インチの大画面モデル【IDOL 3】が8月28日に発売。日本でもSIMフリーメーカーとして有名なTCLコミュニケーションの新機種をレビュー・他機種との比較をしていきます!
ALCATEL ONETOUCH IDOL 3が発表!概要をレビュー
ALCATEL ONETOUH IDOLの基本情報をまとめていきます。確認する項目は【スペック・特徴・価格・発売日・キャンペーン】です。その後に国内人気のSIMフリースマートフォンとも比べて行きます。
スペック
性能を見てみます。ディスプレイサイズは5.5インチで、比較的大画面なモデル。海外版はデュアルSIM仕様があるようですが、国内版はシングルSIM仕様とのこと。バッテリーは2,910mAhと大容量で、800万画素のインカメラを搭載。自撮り(セルフィー)にも人気の出そうな機種ですね。
機種名 | ALCATEL ONETOUCH IDOL 3 |
OS | Android 5.0 Lollipop |
CPU | Snapdragon 615 MSM8939 1.5GHz+1GHz (オクタコア) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカード | micro SD (最大128GB) |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD |
バッテリー | 2910mAh |
カメラ | メインカメラ1,300万画素 インカメラ800万画素 |
電波対応 | FDD-LTE Bband1/3/7/8/19/20 W-CDMA 800/850/900/1900/2100MHz |
カラー | ダークグレー・メタリックシルバー・ソフトゴールド |
特徴
IDOL 3の特徴を一覧にまとめてみました。スペック以外では以下の点がおすすめです。
- 上下逆さま利用のリバーシブル仕様
- JBL製のオーディオ技術「Clari-Fi」
- DJアプリ「ONETOUCH MIX」
1ですが、本体が逆さまでもランドスケープして使える機能です。手にとってどちらの向きでも使えるスマートフォンは「業界初の新メトリック設計」と謳っているだけあって、便利そうです。
2はイヤホンなどオーディオ関係で人気のメーカー【JBL】とのコラボをふんだんに盛り込んでいるとのこと。本体フロントにはデュアルスピーカーを備えているので、イヤホンなしでも綺麗なサウンドが楽しめます。JBL独自技術では音源圧縮のデータ補完がされるので、よりナチュラルなサウンドを求めている人には朗報。
2は音楽をMixできる独自アプリで、簡単にDJが出来ます。コレ一台で、自宅パーティーや小規模イベントなら乗り切れそう。動画で見たほうが分かりやすいかと思うので、下にYoutubeの動画を載せておきます。↓
価格
直販価格は4万2,800円(税抜)となっています。Youtube動画では5.5インチの大画面と高性能スピーカーで「動画視聴におすすめ」という評価が多いようですね。
わりと重いアプリゲーム「ドラゴンクエスト」でも問題なくプレイ出来たとのことなので、処理性能も他社格安スマホと比べると少し抜きん出ている感があります。
大画面5.5インチ超のSIMフリースマホでは「HUAWEI Ascend Mate 7」「HUAWEI honor 6plus」などが同価格帯ですが、サウンドシステムやコストパフォーマンスを考えると、IDOL 3のほうがオススメかも知れません。人気の「Zenfone 2」 とも良い勝負になりそうです。
(参考:HUAWEI Ascend Mate 7のレビュー)
(参考:HUAWEI honor 6Plusのレビュー)
(参考:Asus Zenfone 2のレビュー)
発売日
発売日は2015年8月28日から、直販サイトで販売が開始します。「アルカテル」ブランドの機種は毎回取り扱い場所が多くマーケティング面でも関心するところが多いのですが、
- ALCATEL ONETOUCH Directショップ(直販)
- 家電量販店
- MVNOの格安SIMセット販売
が現在計画されているとのこと。購入する前に店舗で実機を試してみるのも良いかもしれません。
キャンペーン
公式ショップからの直販購入の特典キャンペーンを使うとお得。3アイテムをセットでプレゼントされます。格安SIMも手に入るので、すぐに運用開始できるのもオススメポイント!
- IDOL 3専用エアロフリップカバー(2500円相当)
- IIJmio 音声通話パック(3000円相当)
- Transcend micro SDカード16GB(1280円相当)
ALCATEL ONETOUCH IDOL 3とのスペック比較
SIMフリースマホ人気機種と、スペック(性能)の比較をしていきます。結論からいうと、大型スマホの中ではコストパフォーマンスが高いです。
Zenfone 2
性能怪獣と異名をとるZenfone 2。現在一番人気のSIMフリースマホです。両機種ともスペック・価格ともにおすすめの機種なのですが、Zenfone 2は「RAM4GB」など多くのモデルから選択できるのがポイント。
(参考:Zenfone 2のレビュー )
スピーカーはIDOL 3に軍配があがります。Zenfone 2のサウンドは比較動画でもあまり評判が良くなく、使う場合はイヤホン・ヘッドフォンが必要のようですね。
カメラ機能に関しては、Zenfone 2がより”crispy picture”=”よりくっきり”写っているみたいです。明るさに関してもこちらが若干まさるようなので、動画を参考にして見ましょう。
容量によって価格が変わるので比べにくいところもありますが、同じ価格帯であれば、そこまで性能は変わらないようです。ベンチマークテストのスコアも実使用の速度も、あまり違いがないですね。比べやすいように、動画をのせておきます。↓
ZenFone 2 laser
約3万円で購入可能なASUSの新機種「Zenfone 2 laser」。アルカテルの新モデルに比べて約1万円ほど安いので、価格重視ではあればこちらを選びましょう。
(参考:Zenfone 2 laser とHUAWEI P8liteの比較)
性能はALCATEL ONETOUCH IDOL 3が優れていますし画面も大きいので、多くの作業をスマートフォン1つでこなしたいなら+1万円でもIDOL 3を選ぶべきかと思います。
HUAWEI P8lite
オクタコア搭載ながら価格は約3万円と、コスパの高いP8lite。格安SIMのセット販売も多い人気機種です。同じく価格重視ならコチラ。
バッテリーはALCATEL ONETOUCHの方が多いので、差が出てくるとすればこの辺りかも知れません。またインカメラの画素数で差が出てくるので、セルフィー好きならIDOL 3か。
(参考:HUAWEI P8liteのレビュー)
ALCATEL ONETOUCH IDOL 3のレビューと比較まとめ
比較によって、大画面SIMフリースマホの中ではコストパフォーマンスの高い機種ということが分かりました。ファブレットとしての利用価値は高いと言えるでしょう。
SIMのロック解除義務化によって「アルカテル」ブランドは日本に本格進出する予定です。MVNOとのセット販売も活性化しそうなので、今後の動きに注目したいですね。
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