docomoの2016年夏モデルから、富士通系の「arrows SV F-03H」が発表!スペックや価格、発売などの詳細をまとめています。性能を抑えながらもATOKキーボードや広角撮影が可能なインカメラ・バッテリー性能などおすすめ機能が満載なので、詳細をチェック!
arrows SV F-03Hのスペック
arrow SV F-03Hは、ドコモの2016年・夏モデルとして発売予定のスマートフォン。Android 6.0 MarshmallowをOSに標準搭載しており、スペックは他の最新機種と比較して抑え気味にしているものの、バッテリー持ちや耐久性に富んだ新機種です。
機種名 | arrows SV F-03H |
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OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 5.0インチ HD |
CPU | Qualcomm MSM8916 クアッドコア |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
microSDスロット | 最大200GB |
カメラ | 背面1310万画素 フロント500万画素 |
バッテリー | 2580mAh |
防水/防塵 | ○/○(IPX5,8/IP6X)予定 |
Bluetooth | 4.1 |
本体サイズ | 約144mm×約72mm×約7.8mm(予定) |
重量 | 約140g台 |
カラー | Gold Black White |
デザイン
arrow SVは本体カラーを3色用意しており、「ゴールド・ホワイト・ブラック」があります。
特にゴールド版は印象的です。シンプルなカラーであることも好感が持てますね。
写真を見てわかるように、おサイフケータイ(Felica)に対応している。さらにワンセグに対応し、アンテナも内蔵型。
ディスプレイ
ディスプレイは5インチのHD解像度で、Gorilla Glass 3を採用。同じく夏モデルとしてリリース予定のGalaxy S7 edge、Xperia X Performance、AQUOS ZETAと比べると解像度は劣りますが、その分長い電池もちをアピールしているのもポイントです。
また最近では丸みを帯びた一体感のあるディスプレイと本体が多くなっている中、arrows SVは傷がつきにくく割れにくい『画面保護フレーム』を採用。
ディスプレイ周囲に0.3mmのふちを設けることで、落としても画面が直接地面に当たりにくい構造となっています。今回のF-03Hでも耐久性というのは1つのおすすめポイントになっていますね。
CPU / RAM / ROM
プロセッサーはQualcomm製のMSM8916を採用。こちらはSnapdragon 410というCPUで、性能としてはエントリーモデル~準ミドルスペック機種に採用されるようなSoC。
格安スマホなどでも多く採用されているCPUですが、RAM2GBとROM16GBという構成で格安スマホがしっかり使えるレベルであることを考えると、arrows SV F-03Hに関しても性能は十分といえるかもしれません。
バッテリー
独自の『NX!Tune』を搭載し、利用シーンに合わせて効率的なCPU動作を分析し、省エネと高パフォーマンスを維持するのだとか。こういったCPU最適化で省電力を図るアプリは現在スマートフォンメーカーでも多く搭載されていますが、富士通系のスマホもこれを搭載しています。
なのでバッテリー容量は2580mAhと普通ですが、このあたりが長時間の電池もちに貢献するようですね。…またこれとは別にarrowsシリーズでは手動で使えるバッテリーセーバーモードがあるので、このあたりと併用すると長時間駆動が期待できそうです。
防水・防塵
防水(IPX5/IPX8)・防塵(IPx6X)に対応しており、お風呂などの水回り、アウトドア環境でも快適に使えるとしています。ただしお風呂での利用には下記の記述に注意して利用しましょう。
お風呂での利用について
本機はメーカー独自の試験基準に基づき高湿度条件下(浴室など)でご利用いただけることを確認しておりますが以下の点にご注意しご利用ください。
- せっけんやシャンプー、入浴剤の入った水など水道水以外のものをかけたり、水道水以外のものに浸けたりしないでください。それらが付着してしまった場合、直ちに常温の水道水で洗い流してください。
- 湯船(温水)に浸けたり、落下させたりしないでください。誤って落下させてしまった場合は、直ちに取り出してください。
- 湿気の多い場所に長時間放置しないでください。ご使用後は、浴室から取り出しておいてください。
- 温水のシャワーを直接かけないでください。
- サウナでは本機を利用しないでください。
- 寒い屋外から暖かい浴室などに急に本機を持ち込まず、一度室内に置いて本体が温まってから持ち込んでください。
- 浴室内では充電を行わないでください。
米国MIL規格14項目準拠
それ以外にも米国国防総省が定めた『MIL規格』14項目に準拠した堅牢性がおすすめポイントのF-03H。耐衝撃や振動、温度耐久や低圧動作(高地など)にも優れており、突然の雨や災害、海や高山でのアウトドア環境でも利用に適しているのがarrows SVの注目ポイント!
また『ハードアルマイト』や「ウルトラタフガード」による本体強化も注目。こういった耐久性に関する部分は富士通の以前のスマートフォンでも搭載されていたので、それをそのまま継承していますね。スペックは抑えつつも堅牢性や日本仕様に特化することで独自のポジションを築いているのがドコモのarrows SVと言えます。
ちなみに2016年の大手キャリア夏モデルに関してはスペックを抑えたモデルというのが少ないので、そういった意味で言えば価格的に手に入りやすいスマートフォンとしても重宝されそうな予感です。
あとはYoutubeで専用の動画を公開しているので、気になる方はこちらもチェックしてみましょう。「電池は3日持ち」が謳い文句ですが、通常使用する人はまず3日持たないのは以前の機種を利用したレビュー者たちが口を揃えていう部分。…新モデルであるarrows SV F-03Hには期待したいですね。
arrows SV F-03Hの価格
F-03Hの本体価格はドコモでの新規・機種変更・MNPで割引後は実質約2万円台となると報道されており、ハイスペックながら価格の高いSO-04HやSC-02Hなどと比べると、比較的安く提供される予定です。
総評としては「価格を抑えつつ、耐普段使いに十分なスペックと耐久性を備えたお得なスマートフォン」というところでしょうか。…富士通系では価格の安いarrows M02などもSIMフリースマホ市場に投入しており、ブランド面でこういった製品も提供できる点に関しては逆に強みなのでは?と思う次第です。
arrows SV F-03Hの発売日
発売日は2016年6月下旬を予定。すでに予約は開始しています。
ドコモの2016年夏モデルの中では独特のポジションを確立しているが故に存在が際立つarrows SV。同じ夏モデルで、タブレット『arrows Tab』も発売予定なので、こちらもチェックしておきましょう!
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