前々からHTC 10がauで発売するという噂がありましたが、そのリークどおり、2016年夏モデルでHTV32として発売することが決定しました。
5.2インチのWQHD高解像度ディスプレイにSnapdragon 820の高性能プロセッサーを搭載した新機種のスペックと発売日を速攻チェックしていきましょう!
HTC 10 HTV32のスペック
HTC製のフラグシップスマートフォン「HTC 10 HTV32」。5.2インチのディスプレイは2,560×1,440(WQHD)と超高解像度になっており、CPUにはSnapdragon 820を搭載したハイスペック機となっています。
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約72 × 146 × 9.2 mm |
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重量 | 約161g |
電池容量 | 3,000mAh |
連続通話時間 (音声通話時/日本国内使用時) ※1 |
約1,590分 |
連続待受時間 (日本国内使用時) ※1 |
4G LTEエリア:約390時間 WiMAX 2+:約390時間 |
電池持ち時間 ※2 | 測定中(注1) |
充電時間 | 約90分(注2) |
電池パック取り外し | ― |
外部メモリ 推奨最大容量 ※3 | 200GB microSDXC™ |
内蔵メモリ容量 (ROM) ※4 | 32GB |
内蔵メモリ容量 (RAM) ※4 | 4GB |
アドレス帳登録件数 | 本体メモリの空容量に依存 |
ディスプレイ(画面)タイプ | IPS S-LCD |
ディスプレイ(画面)サイズ | 約5.2インチ |
ディスプレイ(画面)最大表示色 | 約1,677万色 |
ディスプレイ(画面)解像度 | 2,560×1,440(WQHD) |
防水 ※5 | ― |
防塵 ※5 | IP5X(注3) |
au ICカード | au Nano IC Card 04(VoLTE) |
OS ※6 | Android™ 6.0 |
CPU | MSM8996 2.2GHz デュアルコア + 1.6GHz デュアルコア |
本体の厚みも結構あるのがきになるところ。RAMが4GB,ROMが32GBに加えて、microSDカードスロットは最大200GBに対応しています。
背面カメラは1200万画素と画素数自体は抑えられていますが、F値は1.8の明るいレンズとレーザーオートフォーカス機能によりビビットな撮影が可能です。
フロントカメラは500万画素。セルフィー用のこちらにも光学手ぶれ補正を備えているので、広角86度のレンズによる自撮りにもおすすめとしています。
有効画素数 | メイン:約1,200万画素 サブ:約500万画素 |
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撮影素子 | メイン:CMOS サブ:CMOS |
撮影ライト | 静止画:○ 動画:○ |
オートフォーカス機能 | 静止画:○ 動画:○ |
手ブレ補正機能・手ブレ軽減機能 | 静止画:○ 動画:○ |
接写機能 | ○ |
動画最大撮影サイズ | 3,840×2,160 |
静止画最大撮影サイズ | 4,000×3,000 |
静止画ズーム | 4倍 |
動画ズーム | 4倍 |
LTEはキャリアアグリケーションにより最大370Mbpsの超高速通信に対応。エリアは順次拡大していく予定とのことなので、将来的には主要都市を中心に最新の高速通信サービスをしっかり使えるようになります。
WiFiはもちろんIEEE802.11a/b/g/n/acに対応しているので、自宅で固定回線を利用している方は、高解像度ディスプレイと合わせて動画視聴を快適に楽しむことも可能。
4G LTE(2GHz)& WiMAX 2+ キャリアアグリゲーション対応 受信最大(Mbps) ※7 |
370(東京都渋谷駅周辺から順次提供)(注4) |
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4G LTE(800MHz)<プラチナバンド> 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
75/25 |
4G LTE(2GHz) 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
150/12(注5) |
4G LTE キャリアアグリゲーション対応 受信最大(Mbps) ※7 |
225(注6) |
VoLTE | ○(注7) |
WiMAX 2+ 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
110/10 |
WiMAX 2+ キャリアアグリゲーション対応 受信最大(Mbps) ※7 |
220(注8) |
3G<WIN HIGH SPEED> 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
― |
3G 受信最大/送信最大(Mbps) ※7 |
― |
Wi-Fiテザリング | ○(最大8台) |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Miracast対応 | ○ |
Bluetooth® | Ver.4.2 |
赤外線通信 | ― |
付属の純正イヤホンによるハイレゾ音源の再生にも対応しているので、音楽を楽しみたい方にももってこいの万能機種と言えるでしょう。
ハイレゾ | ○(注9) |
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バッテリー節電 | ○(EX省電力モード)(注10) |
auベーシックホーム | ○ |
auシェアリンク | ○ |
防犯ブザー | ― |
バイリンガル機能 | ○(日本語含む40言語) |
au世界サービス | ○(LTE / GSM / UMTS) |
GPS | ○ |
おサイフケータイ® | ― |
NFC(情報取得/リンク) | ○ |
緊急速報メール | ○ |
緊急通報位置通知 | ○ |
SMS (Cメール) | ○ |
Eメール (…@ezweb.ne.jp) | ○ |
簡易留守録 | ― |
HDMI出力 | ― |
では細かく分けてスペックを見ていきます。
メーカー
製造はHTCですが、2016年第1四半期決算では売上高が大幅に減少していることがニュースにもなっています。業績のみが性能を決めるわけではないですが、これは長く同じメーカーのスマートフォンを利用するうえで1つ考慮しておいたほうが良いでしょう。
逆をいうとHTC 10の評価や売り上げ、もしくはVRヘッドセットのHTC Viveなどが今後の明暗を分けそうです。
OS
OSバージョンはAndroid 6.0 Marshmallow。auの夏モデルスマートフォンはミドルスペックであってもMarshmallow搭載がデフォルトいなっているので、フラグシップ機でもあるHTC 10が最新バージョンを搭載して発売されるのは当然です。
ディスプレイ
5.2インチのWQHD(2560×1440 IPS S-LCD)という高解像度ディスプレイを搭載しているので、動画視聴などを多くするユーザーには特におすすめです。
SONYモバイルコミュニケーションズから投入された「Xperia X Performance SOV33」がフルHDということを考えると、このあたりはメリットといえるかもしれません。
プロセッサー(CPU)
CPUにはクアルコム製の最新ハイスペックSoC「Snapdragon 820(MSM8996 デュアルコア)」を採用。他社フラグシップ機種でも多く搭載されているモデルで、性能は折り紙付き。
RAM・ROM
メモリは3GB、ストレージは32GBです。夏モデルではGalaxy s7 edge SCV33が4GBのRAMを搭載しているので最強スペックとは言えませんが、それでもスナドラ820とあわせて高性能であることは間違いありません。
カメラ性能
HTC 10 HTV32で最注目されているのがカメラ機能。先ほど紹介したように背面は1200万画素と抑えられているのですが、ウルトラピクセルセンサーやF値1.8の明るいレンズ、光学手ぶれ補正などを搭載しており美麗な写真撮影が可能としています。
海外ではすでにHTC 10の実機レビューが動画で公開されていますが、専用アプリのUIも使いやすく、写真・動画撮影用に様々なモードを搭載しているのが分かります。
暗所での撮影はシャッタースピードが遅くなるとかならないとか…このあたりはauショップや家電量販店などで実際に試してみるとよいでしょう。
フロントカメラは世界初の光学手ぶれ補正を搭載しており、インカメラでのセルフィーやYoutube用動画の撮影など、色々な用途に使えます。・・・ホームボタンの指紋認証も使いやすそうですね。
バッテリー
容量は3000mAhとなっており、実機レビューをみても1日は普通に使って持ちそうです。また「ブーストプラス」アプリを利用すれば、バッテリーを節約することも可能。
例えば選択したゲームアプリでは解像度をフルHDに落とす機能などがあるので、こういった部分で対策をするとさらにバッテリーは長持ちします。…Quick Charge 3.0に対応しているのも特徴で、さらに対応充電器が同梱されているのも見逃せないポイント。
最近の最新スマホはよっぽどのことがない限り1日持つようになりましたし、充電も早いのでほぼ問題ないでしょう。
発売日
HTC 10 HTV32の発売日は2016年6月中旬を予定しています。もう店舗に並んでも良いので、近くのショップでその良さを体感してみましょう。
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